閉鎖された Cloud 請求先アカウントを再開する
残高の未払いなど、アカウントの問題により Cloud 請求先アカウントが閉鎖されている場合は、問題を解決した後に手動で Cloud 請求先アカウントを再開する必要があります。
閉鎖された Cloud 請求先アカウントを再開する方法をご覧ください。
シャットダウンされたサービスを再開する
プロジェクトで課金を無効にすると、影響を受けるプロジェクトで請求可能な Google Cloud サービスがシャットダウンされます。多くのサービスは、プロジェクトで課金を再度有効にした後に再開できますが、課金が無効になっている一部のサービスが削除される場合もあります。詳しくは、Google Cloud でのデータ削除をご覧ください。削除されたリソースを元に戻すことはできません。
- Cloud 請求先アカウントが閉鎖された場合、Cloud 請求先アカウントを使用するすべてのプロジェクトで、関連する請求対象サービスがすべて停止します。この状態では、一部のリソースが削除され、完全には復元されない可能性があります。請求先アカウントを再開した後、一部のサービスを手動で再開しなければならない場合があります。
- プロジェクトで課金が無効になっている場合、そのプロジェクトの課金対象サービスはすべて停止しています。この状態では、一部のリソースが削除され、完全には復元されない可能性があります。サービスを再開するには、まずプロジェクトで課金を再度有効にする必要があります。
- プロジェクトがシャットダウンされた場合、そのプロジェクトのすべてのリソースが停止し、プロジェクトに対する課金が無効になります。プロジェクトをシャットダウンすると、プロジェクトは 30 日間の猶予期間に入ります。この期間中は、プロジェクトをアクティブなステータスに戻すことができます。プロジェクトがこの状態になっている場合、30 日の猶予期間内にプロジェクトを復元しても、一部のリソースが削除され、完全には復元されない可能性があります。プロジェクトをシャットダウンしてから 30 日が経過すると、プロジェクトとリソースは削除対象となり、復元できなくなります。プロジェクトでサービスを再開するには、まずプロジェクトを復元してから、プロジェクトで課金を再度有効にする必要があります。
アカウントの問題を解決し、プロジェクトで課金を再度有効にすると、多くのリソースが復元されます。一部のサービスでは復元に遅延が発生し、復元されるまでしばらく時間がかかる場合があります。
サービスを手動で再開する
プロジェクト内の一部のサービスを手動で再開しなければならない場合があります。Google Cloud の場合、Compute Engine 仮想マシン(VM)インスタンス、エフェメラル IP アドレス、ソリッド ステート永続ディスク(SSD)などが該当します。ほとんどすべてのインスタンスは停止と再開ができますが、ローカル SSD を使用した仮想マシン インスタンスは例外で、再開することはできません。
Google Cloud サービスを復元するには、次のように Google Cloud でインスタンスを再起動する必要があります。
Google Cloud コンソールにログインします。
メニュー(
)で、Compute Engine を選択します。Compute Engine のメニューから [VM インスタンス] を選択します。
プロンプトが表示されたら、プロジェクトを選択します。
開始するインスタンスの横にあるチェックボックスを選択します。
インスタンスを再起動するには、[開始](
)をクリックします。
課金を再度有効にした後、ほとんどのインスタンスは迅速に再起動できますが、Google Kubernetes Engine クラスタは復元するのに最長で 60 分かかることがあります。