Java の Hello World
このコードサンプルは、Java 用 Bigtable クライアント ライブラリを使用した、Java で記述された「Hello World」アプリケーションです。このサンプルでは、次のタスクを行う方法を説明します。
- 認証の設定
- Bigtable インスタンスに接続する
- 新しいテーブルを作成する
- テーブルにデータを書き込む
- そのデータを読み取る
- テーブルを削除する
認証を設定する
このページの Java サンプルをローカル開発環境から使用するには、gcloud CLI をインストールして初期化し、自身のユーザー認証情報を使用してアプリケーションのデフォルト認証情報を設定してください。
- Install the Google Cloud CLI.
-
To initialize the gcloud CLI, run the following command:
gcloud init
-
If you're using a local shell, then create local authentication credentials for your user account:
gcloud auth application-default login
You don't need to do this if you're using Cloud Shell.
詳細については、 ローカル開発環境の認証の設定 をご覧ください。
サンプルの実行
このコードは、Java 用 Google Cloud クライアント ライブラリの Google Cloud Bigtable ライブラリを使用して Bigtable と通信します。
開始する前に GitHub の Google Cloud Platform のサンプルの指示に従ってください。
Bigtable での Cloud クライアント ライブラリの使用
このサンプル アプリケーションは Bigtable に接続して、いくつかの単純なオペレーションを行います。
Bigtable への接続
開始するには、データ API クライアント ライブラリとの通信に使用するデータ クライアントと、管理 API クライアント ライブラリとの通信に使用するテーブル管理クライアントが必要です。
まず、hello world
アプリケーションが使用するプロジェクト ID とインスタンス ID を含む BigtableDataSettings
オブジェクトをインスタンス化します。次に、BigtableDataClient.create()
メソッドにその設定を渡してデータ クライアントを作成します。
同様に、管理クライアントの場合は、まず BigtableTableAdminSettings
オブジェクトを作成して設定を行い、その設定を使用して BigtableTableAdminClient
オブジェクトを作成します。
Bigtable を使用するときは、常にクライアントを一度作成し、それをアプリケーション全体で再利用することをおすすめします。
テーブルの作成
テーブルを作成するには、CreateTableRequest
オブジェクトを作成し、それを管理クライアントの createTable()
メソッドに渡します。
テーブルへの行の書き込み
テーブルに書き込むデータのソースとして使用するために、3 つの単純な文言を含む greetings[]
文字列配列を作成します。配列をループ処理します。ループ イテレーションを繰り返す中で、RowMutation
オブジェクトを作成し、setCell()
メソッドを使用してエントリをミューテーションに追加します。
行キーによる行の読み取り
データ クライアントの readRow()
メソッドを使用して、最初に書き込んだ行を読み取ります。
すべてのテーブル行のスキャン
次に、テーブル全体をスキャンします。Query
オブジェクトを作成し、それを readRows()
メソッドに渡して、結果を行ストリームに割り当てます。
テーブルの削除
最後に、deleteTable()
メソッドを使用してテーブルを削除します。
すべてを組み合わせる
コメントなしの完全なコードサンプルを以下に示します。