Key Visualizer 診断メッセージ

このページでは、Key Visualizer のヒートマップの上に表示される診断メッセージについて説明します。一部の診断メッセージは、Bigtable テーブルのパフォーマンスの問題を表します。他のメッセージは、Key Visualizer スキャンの検査で検討が必要なパフォーマンス データの不正確性を表します。

このページを読む前に、Key Visualizer の概要を理解しておく必要があります。

High read pressure

High read pressure メッセージは、テーブル内の一部のキー範囲の読み取りの負荷が高いことを示します。詳細については、警告をご覧ください。

この診断メッセージには通常、警告 警告 アイコンが付きます。問題の原因が行の範囲ではなく個別の行にある場合は、危険 危険 アイコンが付きます。

High write pressure

High write pressure メッセージは、テーブル内の一部のキー範囲の書き込みの負荷が高いことを示します。詳細については、警告をご覧ください。

この診断メッセージには通常、警告 警告 アイコンが付きます。問題の原因が行の範囲ではなく個別の行にある場合は、危険 危険 アイコンが付きます。

Large rows

Large rows メッセージは、テーブル内の一部の行に含まれているデータが 256 MB を超えているか、一部のキー範囲に含まれているデータが行あたりの平均で 200 MB を超えていることを表します。

No data scanned

No data scanned メッセージは、Key Visualizer がテーブルのパフォーマンス データを検出しなかったことを表します。このメッセージは通常、テーブルにデータがない場合に表示されます。

Key space not to scale

Key space not to scale メッセージは、Key Visualizer がテーブルの行キーを少数のキーバケットに均等に分散できなかったことを表します。詳しくは、キーバケットをご覧ください。

このメッセージは通常、テーブル内の行数が少ない場合に表示されます。

Values per row are approximate

Values per row are approximate メッセージは、ヒートマップで 1 行あたりの値を示す指標に、不正確なデータが含まれている可能性があることを表します。たとえば、Read CPU 指標と Write CPU 指標は行あたりの CPU 使用率を測定しますが、これらの指標はこのメッセージの影響を受けます。

このメッセージは、テーブル内のデータが急激に増加または変化した場合に表示されます。また、結果として 5% を超える Key Visualizer パフォーマンス データが影響を受ける場合にも表示されます。

Not all details shown in tooltip

Not all details shown in tooltip メッセージは、非常に多くの行キーまたはキーの範囲で警告が生成されていることを表します。結果として、警告の一部で詳細が表示されなくなります。Key Visualizer のツールチップには、最も新しい警告の詳細のみが表示されます。

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