Bigtable と HBase API
Bigtable との通信は、Apache HBase クライアントのカスタマイズされたバージョンである Java 用 Cloud Bigtable HBase クライアントを介して行うこともできます。Java 用 Cloud Bigtable HBase クライアントでは、オープンソースの HBase API を使用して Bigtable と通信する Java アプリケーションを記述できます。このクライアントは、HBase API のバージョン 1.x と 2.x に対応しています。
Java 用 HBase クライアントをアプリケーションに追加する方法については、クライアント ライブラリをご覧ください。
クライアントのソースコードは、GitHub リポジトリ googleapis/java-bigtable-hbase から入手できます。クライアントを使用するサンプルコードは、次の GitHub リポジトリから入手できます。
Java 用 Cloud Bigtable HBase クライアントを使用する場合は、HBase サーバーを実行する必要はありません。修正版の HBase クライアント インターフェースを使用するだけです。Bigtable サービス用のサーバーは Google によって実行および保守されます。
HBase と Bigtable は同一ではないため、標準の HBase API と Cloud Bigtable 用 HBase API には多少違いがあります。詳しくは、HBase API と Bigtable API の違いをご覧ください。
Java 用 Cloud Bigtable HBase クライアントは、Hadoop 2.4 以降で動作します。Java 8 ランタイム環境が必要です。
次のステップ
- Jave 用 HBase クライアントの「hello world」の例を見る。
- Bigtable に接続する方法を学習する。
- アプリケーションにクライアント ライブラリを追加する方法を理解する。