VMware Engine でのアプリケーションの可用性

Google Cloud VMware Engine を使用すると、プライベート クラウド環境の VMware 上で動作するアプリケーションの可用性が向上します。次の表に、障害のシナリオとそれに関連するアプリケーション保護のための可用性機能を示します。

障害のシナリオ アプリケーションの保護 VMware Engine HA の機能 VMware HA の機能 Google Cloud の機能
ディスク障害 障害が発生したノードの迅速な交換 vSAN のデフォルト ストレージ ポリシーについて
ファンの障害 冗長ファン、障害が発生したノードの迅速な交換
NIC 障害 冗長構成の NIC、障害が発生したノードの迅速な交換
ホストの電源障害 冗長電源
ESXi ホストの障害 障害が発生したノードの迅速な交換 VMware vSphere High Availability
VM の障害 VMware vSphere High Availability ステートレス VMware VM のロードバランサ
リーフスイッチ ポートの障害 冗長構成の NIC
リーフスイッチの障害 冗長構成のリーフスイッチ
ラックの障害 プレースメント グループ
オンプレミスへのネットワーク接続 冗長ネットワーキング サービス 冗長 Dedicated Interconnect / Partner Interconnect 回線
ネットワーク接続 冗長 Dedicated Interconnect / Partner Interconnect 回線
リージョン障害 ホスティング リージョン

可用性機能

障害が発生したノードの迅速な交換

コントロール プレーン ソフトウェアは、VMware クラスタの状態を継続的にモニタリングし、ESXi ノードに障害が発生した場合に検出します。その後、その VMware クラスタに、使用可能なノードのプールから新しい ESXi ホストを自動的に追加し、障害が発生したノードをクラスタから取り除きます。この機能により、vSAN と VMware vSphere High Availability(HA)に備えられたクラスタの復元力をサポートし、VMware クラスタの予備容量が迅速に復元されます。

プレースメント グループ

プライベート クラウドを作成するユーザーは、リージョンと選択したリージョン内のプレースメント グループを選択できます。プレースメント グループは、同じスパイン ネットワーク セグメント内にある複数のラックにまたがる複数のノードのセットです。同じプレースメント グループ内のノードは、最大 2 つのスイッチホップで相互に接続できます。プレースメント グループは常に 1 つのアベイラビリティ ゾーン内にあり、複数のラックにまたがっています。コントロール プレーンは、ベスト エフォートに基づいて、プライベート クラウドのノードを複数のラックに分散します。異なるプレースメント グループのノードは、異なるラックに配置されます。

アベイラビリティ ゾーン

VMware Engine のプライベート クラウドは、ユーザーが選択した Google Cloud のロケーションにホストされています。これらのロケーションはリージョンとゾーンによって構成されます。リージョンとは、リソースをホストできる特定の地理的なロケーションです。各リージョンには 1 つ以上のゾーンがあります。

異なるリージョンにあるリソースは、ほとんどの種類の物理インフラストラクチャ障害とインフラストラクチャのソフトウェア サービス障害から隔離されています。データセンターの障害からアプリケーションとデータを保護するために、堅牢なシステムを設計し、さまざまな障害発生ドメインにリソースを分散できます。

冗長ネットワーキング サービス

プライベート クラウド用の Google のネットワーキング サービス(ファイアウォール、パブリック IP アドレス、インターネット、Dedicated Interconnect、Partner Interconnect、Cloud VPN など)はすべて可用性が高く、SLA をサポートできます。