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Cloud Storage

あらゆる規模の企業に対応するオブジェクト ストレージ

Cloud Storage は、非構造化データを保存するためのマネージド サービスです。 保存できるデータ量に制限はなく、保存したデータを必要に応じて何度でも取得できます。

新規のお客様は $300 の無料クレジットを使用して Cloud Storage をお試しいただけます。

その他の情報 個人用ストレージ、チーム ストレージ、ブロック ストレージのオプションをご覧ください。

機能

自動的なストレージ クラスの移行

オブジェクトのライフサイクル管理(OLM)Autoclass などの機能を使用してオブジェクトを別のストレージ クラスに配置することにより、費用を簡単に最適化できます。最終アクセス日時とポリシーに基づいて、オブジェクトをアクセス頻度がより低い(コールドな)ストレージ クラスにバケットレベルで自動的に移動することができます。よりコールドなストレージ クラスにあるオブジェクトへのアクセスに関して、早期削除料金や取得料金、クラス移行費用はかかりません。

SLA で保証された大陸規模のレプリケーション

業界をリードするデュアルリージョン バケットは、広範なリージョンをサポートしています。大陸規模の 1 つのバケットが 3 大陸の 9 つのリージョンに対応しており、目標復旧時間(RTO)ゼロを実現します。サービスが停止した場合、アプリケーションは代替リージョンのデータにシームレスにアクセスします。フェイルオーバーやフェイルバックはありません。極めて高い可用性を必要とする場合は、デュアルリージョン バケットを使用したターボ レプリケーションにより、15 分の目標復旧時点(RPO)SLA が保証されます。

高速で柔軟な転送サービス

Storage Transfer Service は Cloud Storage への高パフォーマンスのオンライン データ転送経路を提供するもので、転送プロセスを簡略化するために必要なスケーラビリティと速度を備えています。オフラインでのデータ転送には、輸送可能なストレージ サーバーである Transfer Appliance を利用できます。自社データセンターに配置した後で、取り込みを行う拠点に輸送し、そこでデータを Cloud Storage にアップロードします。

構成可能なデフォルトのデータ セキュリティ

Cloud Storage には、安全性を重視して設計されたデータ保護機能があり、データの機密性を維持して漏洩や侵害を防ぐ高度な制御機能も組み込まれています。セキュリティ機能には、アクセス制御ポリシー、データ暗号化、保持ポリシー、保持ポリシーのロック、署名付き URL などが含まれます。

最先端の分析ツールと ML / AI ツール

Cloud Storage に保存したデータは、Google Cloud の優れたツールに接続して活用できます。たとえば、BigQuery でデータ ウェアハウスを作成する、Dataproc でオープンソース分析を行う、Vertex AI で ML モデルを構築してデプロイするといったことが可能です。

オブジェクトのライフサイクル管理

データの削除、またはより低料金のストレージ クラスへの移行をトリガーする条件を定義します。

オブジェクトのバージョニング

オブジェクトを削除または上書きする際に古いバージョンのコピーを保持します。

保持ポリシー

オブジェクトの最低限の保持期間を定義します。その期間中、保存されたオブジェクトは削除できません。

オブジェクト保留

オブジェクトが削除されないように保留を設定します。

顧客管理の暗号鍵

Cloud Key Management Service によって保管された、お客様が管理する暗号鍵を使用してオブジェクト データを暗号化します。

顧客指定の暗号鍵

お客様が作成、管理する暗号鍵を使用してオブジェクト データを暗号化します。

均一なバケットレベルのアクセス

オブジェクトのアクセス制御リスト(ACL)を無効にして Cloud Storage リソースへのアクセスを一元管理します。

リクエスト元による支払い

ネットワーク料金、オペレーション料金、データ取得料金の請求を行えるよう、データにアクセスするユーザーに対してプロジェクト ID の提供を求めます。

バケットロック

バケットロックを使用すると、Cloud Storage バケットのデータ保持ポリシーを構成して、バケット内のオブジェクトを保持する期間を管理できます。

Cloud Storage の Pub/Sub 通知

オブジェクトが作成、更新、削除されたときに Pub/Sub に通知を送信します。

Cloud Storage での Cloud Audit Logs

Cloud Storage リソースの管理アクティビティのログとデータへのアクセスログを保持します。

オブジェクト レベルとバケットレベルの権限

Cloud Identity and Access Management(IAM)を使用すると、バケットとオブジェクトにアクセスできるユーザーを制御できます。

ストレージ オプション

ストレージの種類説明最適な用途

Standard Storage

アクセス頻度の高いデータ(「ホット」データ)や短期間だけ保存されるデータ用のストレージ。

ウェブサイト、ストリーミング動画、モバイルアプリなどの「ホット」データ。

Nearline Storage

アクセス頻度の低いデータの保存に適した、低コストで耐久性の高いストレージ サービス。

30 日間以上保存しておく予定のデータ。

Coldline Storage

アクセス頻度の低いデータの保存に適した、極めて低コストで耐久性の高いストレージ サービス。

90 日間以上保存しておく予定のデータ。

アーカイブ ストレージ

データ アーカイブ、オンライン バックアップ、障害復旧のための最も低コストで耐久性に優れたストレージ サービス。

365 日間以上保存しておく予定のデータ。

各ストレージ クラスの詳細については、こちらをご覧ください。

アクセス頻度の高いデータ(「ホット」データ)や短期間だけ保存されるデータ用のストレージ。

ウェブサイト、ストリーミング動画、モバイルアプリなどの「ホット」データ。

アクセス頻度の低いデータの保存に適した、低コストで耐久性の高いストレージ サービス。

30 日間以上保存しておく予定のデータ。

アクセス頻度の低いデータの保存に適した、極めて低コストで耐久性の高いストレージ サービス。

90 日間以上保存しておく予定のデータ。

データ アーカイブ、オンライン バックアップ、障害復旧のための最も低コストで耐久性に優れたストレージ サービス。

365 日間以上保存しておく予定のデータ。

各ストレージ クラスの詳細については、こちらをご覧ください。

仕組み

Cloud Storage を使用するには、まずバケットを作成します。バケットは、Cloud Storage にデータを保持するための基本的なコンテナです。次に、そのバケットにオブジェクトをアップロードします。これで、それらのオブジェクトをダウンロード、共有、管理できます。

Google Cloud の画板。Cloud Storage とは
Cloud Storage とは(2:05)

一般的な使用例

バックアップとアーカイブ

Cloud Storage をバックアップ、アーカイブ、復元に使用する

Cloud Storage の Nearline Storage は、アクセス頻度が月 1 回未満のデータの保存に適した、高速かつ低コストで耐久性の高いストレージを提供します。バックアップとアーカイブの費用を抑えながら、即時のアクセスも可能です。Cloud Storage はどのクラスでもレイテンシがミリ秒単位であり、単一の API でアクセスできるため、Cloud Storage に保存されたバックアップ データを復旧以外の用途に使用することも可能です。
Nearline Storage の詳細
図

    Cloud Storage をバックアップ、アーカイブ、復元に使用する

    Cloud Storage の Nearline Storage は、アクセス頻度が月 1 回未満のデータの保存に適した、高速かつ低コストで耐久性の高いストレージを提供します。バックアップとアーカイブの費用を抑えながら、即時のアクセスも可能です。Cloud Storage はどのクラスでもレイテンシがミリ秒単位であり、単一の API でアクセスできるため、Cloud Storage に保存されたバックアップ データを復旧以外の用途に使用することも可能です。
    Nearline Storage の詳細
    図

      メディア コンテンツの保存と配信

      音声または動画のストリーミング用データを保存する

      Cloud Storage の地理冗長性を利用して、音声または動画をアプリやウェブサイトに直接ストリーミングできます。地理的に冗長で、最高レベルの可用性とパフォーマンスを備えたストレージは、地理的に分散したユーザーに低レイテンシで秒間クエリ数(QPS)の高いコンテンツを提供するのに最適です。
      地理的に冗長なストレージの詳細
      図

      音声または動画のストリーミング用データを保存する

      Cloud Storage の地理冗長性を利用して、音声または動画をアプリやウェブサイトに直接ストリーミングできます。地理的に冗長で、最高レベルの可用性とパフォーマンスを備えたストレージは、地理的に分散したユーザーに低レイテンシで秒間クエリ数(QPS)の高いコンテンツを提供するのに最適です。
      地理的に冗長なストレージの詳細
      図

      無限の容量でイノベーションを解き放つ

      Cloud Storage のマルチリージョンのパフォーマンスと可用性は、世界最大級のメディア企業やエンターテイメント企業のビジネスを支えています。

      データレイクとビッグデータ分析

      分析用のデータレイクを作成する

      大量のデータを分析するためのデータ パイプラインやストレージを開発してデプロイします。Cloud Storage は高可用性と高いパフォーマンスを提供する強整合性を持ったストレージで、分析ワークロードに高い信頼性と正確性を実現します。
      Cloud Storage を使用したデータレイクの詳細
      図

      分析用のデータレイクを作成する

      大量のデータを分析するためのデータ パイプラインやストレージを開発してデプロイします。Cloud Storage は高可用性と高いパフォーマンスを提供する強整合性を持ったストレージで、分析ワークロードに高い信頼性と正確性を実現します。
      Cloud Storage を使用したデータレイクの詳細
      図

      機械学習と AI

      世界クラスの ML ツールと AI ツールを利用する

      データを Cloud Storage に保存したら、ディープ ラーニング モデルや ML モデルを費用対効果の高い方法でトレーニングするためのオプションを利用できます。
      Google の AI Infrastructure の詳細

      世界クラスの ML ツールと AI ツールを利用する

      データを Cloud Storage に保存したら、ディープ ラーニング モデルや ML モデルを費用対効果の高い方法でトレーニングするためのオプションを利用できます。
      Google の AI Infrastructure の詳細

      ウェブサイトのホスティング

      Cloud Storage を使用した静的ウェブサイトのホスティング

      静的コンテンツまたはユーザーがアップロードした静的メディアを提供するウェブアプリでは、Cloud Storage を使用することでこれらのコンテンツのホスティングと提供の費用対効果と効率を高め、同時にウェブアプリへの動的リクエストの量も削減できます。
      Cloud Storage を使用してウェブサイトをホストする方法を学ぶ

      Cloud Storage を使用した静的ウェブサイトのホスティング

      静的コンテンツまたはユーザーがアップロードした静的メディアを提供するウェブアプリでは、Cloud Storage を使用することでこれらのコンテンツのホスティングと提供の費用対効果と効率を高め、同時にウェブアプリへの動的リクエストの量も削減できます。
      Cloud Storage を使用してウェブサイトをホストする方法を学ぶ