移行センターの検出クライアントの概要

ディスカバリー クライアントは、インフラストラクチャ内の物理サーバーと仮想マシン(VM)を自動的に検出するアプリケーションです。ディスカバリー クライアントは、Google Cloud への移行を成功させるために必要なすべての指標を収集します。

この情報は移行センターに自動的に送信され、そこで収集されたデータを確認して評価を行うことができます。

データ収集の仕組み

次のセクションでは、ディスカバリー クライアントがインフラストラクチャからデータを収集する方法について説明します。

  1. 移行センターからディスカバリー クライアントのインスタンスを作成し、インフラストラクチャにアクセスできるローカルの Windows マシンにダウンロードします。
  2. ディスカバリー クライアントをインストールします。
  3. アセットへのアクセスに必要な認証情報を作成します。
  4. マシンの IP アドレスを認証情報に手動で追加して、ディスカバリー クライアントでアクセスしてデータを収集できるようにします。または、ディスカバリー クライアントがアセットを自動的に識別するために ping できる IP アドレスの範囲を指定することもできます。
  5. ディスカバリー クライアントは、定期的にアセットにアクセスし、パフォーマンス データを収集します。
  6. ディスカバリー クライアントは、収集したデータを Migration Center ポータルに送信し、そこで集計、分析します。

制限事項

ディスカバリー クライアントには次の制限が適用されます。

  • ディスカバリー クライアントは Windows マシンにのみインストールできます。 Linux マシンから検出を実行するには、Migration Center Discovery クライアント CLI を使用します。
  • ディスカバリー クライアントは、Windows または Linux OS を実行しているデバイスのみをスキャンできます。

料金

ディスカバリー クライアントは移行センターの一部として提供され、無料で使用できます。Google Cloud 移行センターの評価は最長 3 年間有効ですが、検出は通常 30 日間有効です。これらの期間については、Google の担当者にお問い合わせください。

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