グループ計算フィールド タイプを使用すると、計算フィールドで CASE WHEN
式を開発したり、SQL でロジックを開発したりせずに、ディメンションのアドホックなカスタム グループを作成できます。
これは、例えば特定の州や国を地域にグループ化したり、注文コストをカテゴリにグループ化したりして、固定のラベルまたはカテゴリ名を特定の条件と一致する値に割り当てる場合に便利です。
このページでは、以下の操作を行う手順の概要を説明します。
- データソースにカスタム グループを作成する
- データソース内のカスタム グループを編集する
- グラフ固有のカスタム グループを作成する
- グラフ固有のカスタム グループを編集する
- グラフ固有のカスタム グループを再利用する
カスタム グループについて詳しくは、このページの関連資料、および計算フィールドについてのカスタム グループを作成するの例をご覧ください。
データソースにカスタム グループを作成する
計算フィールドを作成、編集するには、データソースの編集権限が必要です。
データソースで作成したカスタム グループは、そのデータソースを使用するすべてのレポートで使用できます。データソースにカスタム グループを作成するには、以下の手順を行います。
- データソースを編集します。
- [ フィールドを追加] をクリックします。
- [グループを追加] を選択します。
- [グループ化するフィールドを選択] プルダウン メニューから、グループ化する既存のフィールドを選択します。
- [新しいフィールド名] フィールドに名前を指定します。
- これは、レポートに表示されるデフォルトの名前です。個々のグラフでこの名前を変更するには、ディメンションの選択ツールで名前を編集します。
- フィールド名は一意でなければなりません。
- 予約済みキーワードはフィールド名として使用できません。
- [新しいフィールド ID] に表示されているデフォルトの ID を必要に応じて編集します。この ID は、フィールド名を使用せずに Looker Studio でフィールドを識別する場合に使用されます。
各グループの基準を定義します。
[グループ名] フィールドに、最初の値グループのラベルを指定します。
[追加または除外] プルダウン メニューで [含む] または [除外] を選択します。これにより、次の手順で作成する条件の基準をグループに含めるか除外するかを指定します。
[条件] プルダウン メニューから条件を選択します。
[グループの値] フィールドに条件の値を指定します。
IN
関数を選択した場合は、Enter キー(PC)または Return キー(Mac)を押して各値を入力します。そのディメンションにさらにグループを追加するには、[グループを追加] ボタンをクリックし、前の手順を繰り返してグループの条件を設定します。
必要に応じて、[残りの値を新しいグループとして グループ化する] チェックボックスをオンにして、グループの条件を満たさない他のすべての値をグループ化するためのカテゴリを作成します。
[残りの値を含むグループの名前] フィールドにラベルを指定します。
[保存] をクリックします。
レポートからデータソースのカスタムビンを作成する
または、レポートからデータソースにカスタム グループを作成することもできます。手順は次のとおりです。
- レポートを作成または編集します。
- [データ] パネルで [フィールドを追加] をクリックします。
- [グループを追加] を選択します。
- [グループ化するフィールドを選択] プルダウン メニューから、グループ化する既存のフィールドを選択します。
- [新しいフィールド名] フィールドに名前を指定します。
- これは、レポートに表示されるデフォルトの名前です。個々のグラフでこの名前を変更するには、ディメンションの選択ツールで名前を編集します。
- フィールド名は一意でなければなりません。
- 予約済みキーワードはフィールド名として使用できません。
- [新しいフィールド ID] に表示されているデフォルトの ID を必要に応じて編集します。この ID は、フィールド名を使用せずに Looker Studio でフィールドを識別する場合に使用されます。
各グループの基準を定義します。
[グループ名] フィールドに、最初の値グループのラベルを指定します。
[追加または除外] プルダウン メニューで [含む] または [除外] を選択します。これにより、次の手順で作成する条件の基準をグループに含めるか除外するかを指定します。
[条件] プルダウン メニューから条件を選択します。
[グループの値] フィールドに条件の値を指定します。
IN
関数を選択した場合は、Enter キー(PC)または Return キー(Mac)を押して各値を入力します。そのディメンションにさらにグループを追加するには、[グループを追加] ボタンをクリックし、前の手順を繰り返してグループの条件を設定します。
必要に応じて、[残りの値を新しいグループとして グループ化する] チェックボックスをオンにして、グループの条件を満たさない他のすべての値をグループ化するためのカテゴリを作成します。
[残りの値を含むグループの名前] フィールドにラベルを指定します。
[保存] をクリックします。
詳しくは、計算フィールドでできることと、データソースで作成される計算フィールドとグラフ固有の計算フィールドの違いに関する記事をご覧ください。
詳しくは、「計算フィールドについて」ページにある「カスタム グループを作成する」の例をご覧ください。
データソース内のカスタム グループを編集する
計算フィールドを作成、編集するには、データソースの編集権限が必要です。
カスタム グループと計算フィールドは、データソースでは fx という記号付きで表示されます。数式を編集するには、フィールド名の横にある fx をクリックします。数式エディタが表示されるので、必要に応じてフィールドを調整します。
グラフ固有のカスタム グループを作成する
データソースで [レポートのフィールド編集] がオンになっている必要があります。
計算フィールドを作成、編集するには、レポートの編集権限が必要です。
他のグラフ固有の計算フィールドを参照することはできません。
グラフ固有のカスタム グループは、作成先のグラフの中にしか存在しません。
グラフ固有のカスタム グループを作成するには、次の操作を行います。
- レポートを作成または編集します。
- 新しいグラフを追加するか、既存のグラフを選択します。
- [プロパティ] パネルの [設定] タブで、[+ ディメンションを追加] をクリックします。
- フィールドの一覧の下部にある [+ グループを追加] をクリックします。
- [グループ化するフィールドを選択] プルダウン メニューから、グループ化する既存のフィールドを選択します。
- [新しいフィールド名] フィールドに名前を指定します。
- これは、レポートに表示されるデフォルトの名前です。個々のグラフでこの名前を変更するには、ディメンションの選択ツールで名前を編集します。
- フィールド名は一意でなければなりません。
- 予約済みキーワードはフィールド名として使用できません。
各グループの基準を定義します。
[グループ名] フィールドに、最初の値グループのラベルを指定します。
[追加または除外] プルダウン メニューで [含む] または [除外] を選択します。これにより、次の手順で作成する条件の基準をグループに含めるか除外するかを指定します。
[条件] プルダウン メニューから条件を選択します。
[グループの値] フィールドに条件の値を指定します。
IN
関数を選択した場合は、Enter キー(PC)または Return キー(Mac)を押して各値を入力します。そのディメンションにさらにグループを追加するには、[グループを追加] ボタンをクリックし、前の手順を繰り返してグループの条件を設定します。
必要に応じて、[残りの値を新しいグループとして グループ化する] チェックボックスをオンにして、グループの条件を満たさない他のすべての値をグループ化するためのカテゴリを作成します。
[残りの値を含むグループの名前] フィールドにラベルを指定します。
[保存] をクリックします。
詳しくは、計算フィールドでできることと、データソースで作成される計算フィールドとグラフ固有の計算フィールドの違いに関する記事をご覧ください。
グラフ固有のカスタム グループを編集する
計算フィールドを作成、編集するには、レポートの編集権限が必要です。
グラフ固有の計算フィールドは、グラフの [設定] タブの [プロパティ] パネルに表示されます。
フィールド名の横にあるフィールド タイプにカーソルを合わせると、fx 記号が表示されます。数式を編集するには fx をクリックします。数式エディタが表示されるので、必要に応じてフィールドを調整します。
グラフ固有のカスタム グループを再利用する
グラフ固有の計算フィールドとは、そのフィールドを作成したグラフでのみ使用できる計算フィールドです。グラフ固有の計算フィールドを直接的に再利用したり、他の計算フィールドから参照したりすることはできません。
ただし、グラフ固有の計算フィールドを含むグラフ自体をコピーすることは可能です。コピーしたグラフには、元のグラフに含まれていた計算フィールドがすべて残っています。必要に応じて、それらの計算フィールドに変更を加え、使用することができます。