Cloud のロギング

Dialogflow API のリクエストとレスポンスは、必要に応じてエージェントの Cloud Logging にログを記録できます。また、こうしたログを保存するリージョンを指定することもできます。

Cloud Logging を有効にする

エージェントの Cloud Logging を有効または無効にする場合は、エージェントの全般設定のロギング オプションをご覧ください。

Cloud ログの表示

エージェントの Cloud Logging を有効にすると、Cloud ログ エクスプローラ を使用してこれらのログを参照できます。

ログ形式

ログ形式の詳細については、ログエントリの構造をご覧ください。

以下は、Dialogflow で使用されるログエントリのタイトルの一部です。

  • Dialogflow リクエスト
  • Dialogflow レスポンス
  • Dialogflow Webhook リクエスト
  • Dialogflow Webhook レスポンス
  • Dialogflow Webhook エラー
リクエスト ログエントリとレスポンス ログエントリには、JSON 形式の jsonPayload フィールドがあります。このペイロードの内容は、Dialogflow リファレンス ドキュメントで定義されているのと同じ名前の Dialogflow API REST のリクエストとレスポンスの構造に似ています。

リージョン指定

デフォルトでは、Dialogflow Cloud ログエントリはグローバルである _Default ログバケットにルーティングされます。プロジェクトのデータ所在地に関する要件がある場合は、リージョン固有のログバケットにログをルーティングできます。手順については、ログバケットを使用したプロジェクト ログのリージョン指定をご覧ください。

制限事項

Dialogflow レスポンスが Cloud Logging ログエントリのサイズ上限を超えている場合、QueryResult.diagnosticInfo フィールドはログに含まれません。

各会話に対して最大 500 ターンがログに記録されます。