ディメンションの値のカラーマップ

ディメンションの値のカラーマップは、レポートに表示されるディメンションの値と個々の値に関連付けられた色の一覧です。ディメンションの値に基づく配色オプションを使用しているグラフでは、このマップの配色が使用されます。ディメンションの値のカラーマップは、レポートのデータから自動的に作成されます。マップを直接編集して値を追加したり、色を変更したりすることもできます。

ディメンションの値のカラーマップの仕組み

編集者向け

グラフを追加または編集すると、そのグラフで新たに表示するディメンションの値がマップに追加されます。マップの色は、値が追加されたときに現在有効になっているレポートレベルのカラーテーマから取得されます。

新しい空白レポートでは、ディメンションの値のカラーマップは空です。ディメンションを含む円グラフを追加し、切片を 3 つに制限すると、ディメンションの値のカラーマップには、グラフに表示される国ごとに 1 つずつ、3 つの値が含まれます。

3 か国(DE(ドイツ)、FR(フランス)、IN(インド))が円グラフで表され、ディメンションの値のカラーマップで色が割り当てられています。

その後、グラフを編集してスライスの数を 10 に増やすと、新しい国値がディメンションの値のカラーマップに追加されます。

次に、「ソース」ディメンション別に分割した期間を追加すると、新しいディメンションの値がマップに追加され、「 google 」、「 direct 」、「 youtube.com 」などの項目とそれぞれの値の色が新たに加えられます。

ディメンションの値のカラーマップには、レポートに追加されたソース ディメンション フィールドが表示されます。

レポートを編集する際、ディメンションの値のカラーマップには、グラフに実際に表示されるディメンションの値のみが追加されます。ページ分けされたグラフや、特定の期間のデータのみが含まれるグラフでは、実際に表示されるまでそれらの値がマップに追加されることはありません。

ディメンションの値のカラーマップに追加できるエントリは 1,000 個までです。地図がこの上限を超えると、デフォルトの色を復元するよう求められます。現在、マップから特定の値を選択して削除することはできません。

視聴者向け

ディメンションの値のカラーマップに追加されていないディメンションの値を表示した場合は、Looker Studio で配色が自動的に選択されます。自動選択される配色は、表示したユーザーによって異なる場合があります。また、これらの配色がマップに追加されることはありません。

ディメンションの値の色の管理

ディメンションの値のカラーマップを編集するには、次のいずれかの方法を使用します。

  • [テーマとレイアウト] パネルの [テーマ] タブで、[プライマリ スタイル] セクションの [ディメンション値の色の管理] をクリックします。
  • [リソース] メニューで、[ディメンション値の色の管理] をクリックします。

地図に新しい値を追加する

ディメンション値のカラーマップには、個々の値を追加できます。手順は次のとおりです。

  1. 前述 の方法のいずれかを使用して、ディメンションの値のカラーマップを編集します。
  2. [ 値を追加 ] をクリックします。
  3. 必要に応じて、色見本をクリックして新しい色を選択します。
  4. 新しいディメンション値を入力します。
  5. [ 値を作成 ] をクリックします。

値「Fred」の新しい紫色が [ディメンション値の色] メニューに追加されます。

既存の値の色を変更する

ディメンション値の色を変更する手順は次のとおりです。

  1. 前述 の方法のいずれかを使用して、ディメンションの値のカラーマップを編集します。
  2. 変更するディメンション値を見つけます(値が多数ある場合は、右側の 検索 ボックスを使用します)。
  3. そのディメンション値の色見本をクリックします。
  4. 新しい色を選択します。

デフォルトの配色を復元する

ディメンションの値のカラーマップをリセットする手順は次のとおりです。

  1. 前述 の方法のいずれかを使用して、ディメンションの値のカラーマップを編集します。
  2. [ デフォルトの色を復元 ] をクリックします。

重要: ディメンションの値のカラーマップを復元すると、手動で追加した値はすべて破棄されます。また、新しいマップに含まれるのは、レポートページに現在表示されているグラフの値のみです。 色を復元した後で元に戻すことはできません ので、慎重に行ってください。