Search Console に接続する

Google Search Console は、Google 検索結果におけるサイトのパフォーマンスを監視、管理できる無料サービスです。Looker Studio の Search Console コネクタを使用すると、Google 検索におけるサイトのパフォーマンスの測定や分析を行うことができます。生成されたレポートに他のデータソース(Google アナリティクスや Google 広告など)のデータを組み込めば、オンラインでの自社の存在感をさらに包括的に分析することが可能です。

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Search Console に接続する

  1. Looker Studio にログインします。

  2. Looker Studio のホームページで、左上にある [作成] をクリックして、[データソース] を選択します。

  3. Search Console コネクタを選択します。

  4. 承認を求めるメッセージが表示された場合は、[承認] をクリックしてください。Looker Studio にデータへのアクセス権が付与されます。

    付与したアクセス権の取り消しはいつでも可能です。

  5. [サイト] パネルで、接続するサイトを選択します。

    所有している Search Console プロパティが表示されない場合は、同じ Google アカウントで Looker Studio と Search Console にログインしていること、およびそのプロパティに対する閲覧権限があることを確認してください。

  6. [表] パネルで、[サイトのインプレッション] または [URL のインプレッション] を選択します。

  7. [検索タイプ] パネルでデフォルトの検索タイプを選択します。詳しくは、をご覧ください。

  8. 右上の [接続] をクリックします。

    1. データソースのフィールド パネルが表示されます。
    2. データソースがデータセットに接続されます。

データソースを構成する

データソースのフィールド パネルで、フィールド名の変更や説明の追加、計算フィールドの追加、データの型と集計の変更など、データソースの設定を行うことができます。詳しくは、データソースのフィールドに関する記事をご覧ください。

データを表示できるユーザーを管理する

フィールド パネルの上部で、データの認証情報を変更できます。認証情報を使って、このデータソースによって提供されるデータを表示できるユーザーを管理します。

オーナーの認証情報」を使用すると、データセットへのアクセス権のないユーザーでも、このデータセットを使用するレポートを表示したり作成したりすることができます。

閲覧者の認証情報」を使用する場合は、データセットにアクセスするために、データソースの各ユーザーが認証情報を提供する必要があります。

サービス アカウントの認証情報では、人間以外のユーザーを表す特別なタイプの Google アカウントに基づいて、データにアクセスするための認証および許可を受けることができます。

データの認証情報についての詳細

データソースから新しいレポートを作成する

データソースから新しいレポートを作成する手順は次のとおりです。

  1. 右上の [レポートを作成] をクリックします。レポート エディタが表示されます。
  2. [レポートに追加] をクリックします。
    1. データソースがレポートに追加されます。
    2. グラフの作成と、データをデータソースから取得するためのデータ管理オプションの設定ができるようになります。

Looker Studio を初めてご利用の場合

レポート作成のチュートリアルをご覧ください。

メモ

Tables

Google Search Console では、検索パフォーマンスのレポートに「サイトのインプレッション」と「URL のインプレッション」の 2 種類の集計方法が使用されます。Search Console コネクタではどちらの集計方法も選択できますが、1 つのデータソースで両方を使用することはできません。

サイトのインプレッションと URL のインプレッションを並べて表示するには、2 つのデータソースを作成し、両方を同じレポートに追加します。詳しくは、サイト(プロパティ)ごとの集計とページごとの集計の違いについての記事をご覧ください。

検索タイプ

Search Console コネクタでは、次の検索タイプがサポートされています。

テーブル 検索タイプ
サイトのインプレッション
  • ウェブ
  • 画像
  • 動画
  • ニュース
URL のインプレッション
  • ウェブ
  • 画像
  • 動画
  • ニュース
  • 見つけることができる
  • googleNews

検索タイプ パラメータ

Search Console コネクタで作成したデータソースでは、検索タイプ パラメータを使うことができます。このパラメータを使うと、レポートの閲覧者は検索タイプを変更できるようになります。方法は次のとおりです。

  1. レポートを編集します
  2. ツールバーで [コントロールを追加] をクリックし、プルダウン リストのコントロールを選択します。
  3. [プロパティ] パネルで、[設定] タブを選択します。
  4. [コントロール フィールド] をクリックし、[検索タイプ] パラメータを選択します。

クエリ フィールド

[クエリ] フィールドには、プロパティ(サイト)の訪問者が使用した検索語句が表示されます。検索アナリティクスでは、ユーザーのプライバシー保護のため、一部のデータは表示されません。たとえば、回数が少ないクエリや、個人情報や機密情報が含まれているクエリは表示されないことがあります。こういったクエリは 1 行にまとめられ、値なしで表示されます。

値が空白の行は、クエリ ディメンションから null 値を除外するレポートのフィルタを使ってレポートから除外することも可能です。

[クエリ] というフィールドの [値が null の場合を除外] が設定された [クエリ] というフィルタの [フィルタの編集] ダイアログ。

閲覧者が自分のアカウントを選択できるようにする

レポート テンプレートを使ってすぐに利用を開始する

テンプレートを使うと、データを視覚化してレポートに表示できます。これらのレポートはそのまま使用することも、独自の要件に合わせてカスタマイズすることも可能です。Search Console の最新のテンプレートは、テンプレート ギャラリーにアクセスし、Search Console のカテゴリを選択して表示できます。