ディスプレイ&ビデオ 360 は、キャンペーンのプランニング、クリエイティブの設計と管理、オーディエンス データの整理と活用、広告枠の検索と購入、キャンペーンの測定と最適化をすべて行うツールです。
ディスプレイ&ビデオ 360 コネクタを使用すると、ディスプレイ&ビデオ 360 のデータを可視化し、Looker Studio で次のタスクを実行できます。
- ガイドラインに応じてレポートのスタイルを設定、ブランド化します。
- Google 広告や Google アナリティクスなど、他の複数のソースからのデータを含めることができる、情報量の多い魅力的なレポートを作成します。
- データに直接アクセスできないユーザーともインサイトを共有できます。
- データが変更されても Looker Studio のレポートは最新の状態に保たれ、再実行やダウンロードの必要はありません。
ディスプレイ&ビデオ 360 への接続方法
Looker Studio のデータソースは、単一のディスプレイ&ビデオ 360 パートナーに接続できます。パートナーごとに複数の広告主を選択することが可能です。
ディスプレイ&ビデオ 360 に接続する手順は次のとおりです。
Looker Studio のホームページで、左上にある [作成] をクリックして、[データソース] を選択します。
[ディスプレイ&ビデオ 360] コネクタを選択します。
接続するパートナーと広告主を選択します。
複数のパートナーを選択できます。その場合、データソースには選択した複数のパートナーのすべての広告主が含まれます。
右上の [接続] をクリックします。
- データソースのフィールド パネルが表示されます。
- データソースがデータセットに接続されます。
データソースを構成する
データソースのフィールド パネルで、フィールド名の変更や説明の追加、計算フィールドの追加、データの型と集計の変更など、データソースの設定を行うことができます。詳しくは、データソースのフィールドに関する記事をご覧ください。
データを表示できるユーザーを管理する
フィールド パネルの上部で、データの認証情報を変更できます。認証情報を使って、このデータソースによって提供されるデータを表示できるユーザーを管理します。
「オーナーの認証情報」を使用すると、データセットへのアクセス権のないユーザーでも、このデータセットを使用するレポートを表示したり作成したりすることができます。
「閲覧者の認証情報」を使用する場合は、データセットにアクセスするために、データソースの各ユーザーが認証情報を提供する必要があります。
サービス アカウントの認証情報では、人間以外のユーザーを表す特別なタイプの Google アカウントに基づいて、データにアクセスするための認証および許可を受けることができます。
データソースから新しいレポートを作成する
データソースから新しいレポートを作成する手順は次のとおりです。
- 右上の [レポートを作成] をクリックします。レポート エディタが表示されます。
- [レポートに追加] をクリックします。
- データソースがレポートに追加されます。
- グラフの作成と、データをデータソースから取得するためのデータ管理オプションの設定ができるようになります。
Looker Studio を初めてご利用の場合
レポート作成のチュートリアルをご覧ください。
テンプレート レポートを使用する
すぐにご利用を開始するには、このテンプレート レポートをコピーして、ご自身のディスプレイ&ビデオ 360 データソースを追加します。こうすれば、完全に機能する魅力的なレポートを 1 分以内に作成できます。
次のレポートの例は英語でのみご利用いただけます。
ディスプレイ&ビデオ 360 コネクタの制限事項
Looker Studio で利用できるディメンションと指標は、ディスプレイ&ビデオ 360 のインスタント レポートで利用できるフィールドのサブセットです。
Looker Studio のレポートに表示されるデータには、キャンペーン マネージャーとディスプレイ&ビデオ 360 のデータの更新頻度と保存期間に関する制限が適用されます。