ファイル共有のバックアップと復元

このページでは、ベーシック HDD とベーシック SSD の階層 Filestore インスタンスのバックアップと復元の方法について説明します。バックアップ、一般的なユースケース、ベスト プラクティスについては、バックアップをご覧ください。

始める前に

  1. gcloud コンポーネントを更新してインストールします。

    gcloud components update &&
    gcloud components install alpha beta
    
  2. 使用中のアカウントに、Cloud Filestore 編集者のロールか、プロジェクト オーナーまたはプロジェクト編集者の基本ロールが付与されているか確認します。Filestore のロールと権限の詳細については、アクセス制御をご覧ください。

ファイル共有のバックアップ

ファイル共有のバックアップは、次のいずれかの方法で作成できます。

Console

  1. Filestore インスタンス ページに移動
  2. バックアップを作成する Filestore インスタンスをクリックします。
  3. [バックアップを作成] をクリックします。
  4. [バックアップ ID] にバックアップの名前を入力します。
  5. [リージョン] で、バックアップを配置する Google Cloud リージョンを選択します。
  6. 省略可: バックアップに説明またはラベルを追加するには、[詳細設定を表示] をクリックします。
  7. [作成] をクリックします。

gcloud

ローカルマシンのターミナル ウィンドウで次のコマンドを実行します。

gcloud beta filestore backups create backup-name \
    --instance=instance-name \
    --file-share=file-share-name \
    --instance-zone=zone \
    --region=backup-location

ここで

  • backup-name はバックアップに付ける名前です。
  • instance-name は、バックアップする Filestore インスタンスの名前です。
  • file-share-name は、Filestore インスタンス上のファイル共有の名前です。
  • zone は、Filestore インスタンスが配置されているゾーンです。
  • backup-location は、バックアップが保存されているリージョンです。リージョンが指定されていない場合、バックアップは Filestore インスタンスと同じリージョンに作成されます。

次のコマンドを実行すると、ゾーン us-central1-c に配置された Filestore インスタンス nfs-server にファイル共有 vol1 のバックアップが作成されます。バックアップの名前は mybackup で、リージョン asia-east2 に配置されます。

gcloud beta filestore backups create mybackup \
    --instance=nfs-server \
    --file-share=vol1 \
    --instance-zone=us-central1-c \
    --region=asia-east2

バックアップの一覧表示、表示、更新、削除

Filestore のバックアップを、一覧表示、表示、更新、削除できます。

Console

  • 現在のプロジェクト内のすべてのバックアップの一覧を表示するには:

    Filestore バックアップ ページに移動します。

  • バックアップの詳細を表示するには、バックアップ ID をクリックします。

  • バックアップを削除するには、次の操作を行います。

    1. 削除するバックアップのバックアップ ID をクリックします。
    2. [削除] をクリックします。
    3. プロンプトが表示されたら、バックアップ ID を入力します。
    4. [削除] をクリックします。

gcloud

現在のプロジェクト内のすべてのバックアップの一覧表示

現在のプロジェクトのすべてのバックアップを一覧表示するには、次のコマンドを実行します。

gcloud beta filestore backups list

バックアップに関する情報の表示

バックアップに関する情報を表示するには、次のコマンドを実行します。

gcloud beta filestore describe backup-name \
    --region=backup-location

ここで

  • backup-name は、情報を表示するバックアップの名前です。
  • backup-location はバックアップを保存するリージョンです。

バックアップの更新

バックアップを更新するには、次のコマンドを実行します。

gcloud beta filestore backups update backup-name \
  --region=backup-location \
  --description="new-description" \
  --update-labels=key=value,...

ここで

  • backup-name は、情報を表示するバックアップの名前です。
  • backup-location はバックアップを保存するリージョンです。
  • new-description はバックアップの説明です。
  • key=value,... は、更新する KEY=VALUE ペアのリストです。ラベルが存在する場合はその値が更新され、存在しない場合は新しいラベルが作成されます。

バックアップの削除

バックアップを削除するには、次のコマンドを実行します。

gcloud beta filestore backups delete backup-name \
  --region backup-location

ここで

  • backup-name は、情報を表示するバックアップの名前です。
  • backup-location はバックアップを保存するリージョンです。

ファイル共有の復元

ファイル共有は、バックアップから新しい Filestore インスタンスまたは既存のインスタンスのファイル共有に復元できます。バックアップから復元した後にファイル共有を再マウントする必要があります。復元が正常に完了すると、古いファイルのロックがすべて解除されます。

既存のインスタンスへの復元

バックアップからファイル共有を既存のファイル共有に復元すると、既存のファイル共有のサイズは、復元されたファイル共有の元のサイズ、またはインスタンス階層で許可される最小サイズのうち大きい方のサイズに自動的に調整されます。

復元に失敗した場合、ファイル共有の状態は変更されません。

Console

  1. Filestore インスタンス ページに移動
  2. バックアップを復元するインスタンスのインスタンス ID をクリックします。
  3. [バックアップから復元] をクリックします。
  4. [ソースのバックアップ] で、復元するバックアップを選択します。
  5. [復元] をクリックすると、確認ダイアログが表示されます。
  6. 入力フィールドに「Restore」と入力し、[復元] をクリックします。

gcloud

Filestore ファイル共有を既存のインスタンスに復元するには、次のコマンドを実行します。

gcloud beta filestore instances restore instance-name \
    --source-backup=backup-name \
    --source-backup-region=backup-location \
    --file-share=file-share-name \
    --zone=instance-location

ここで

  • instance-name は、ファイル共有の復元先となる既存の Filestore インスタンスの名前です。
  • backup-name は、復元元のバックアップの名前です。
  • backup-location は、バックアップが配置されるリージョンです。
  • file-share-name は、復元先のファイル共有の名前です。
  • instance-location は、Filestore インスタンスが配置されるゾーンです。

次のコマンドは、リージョン asia- east2 にある mybackup を、ゾーン us-central1-c にある Filestore インスタンス myinstance のファイル共有 vol1 に復元します。

gcloud beta filestore instances restore myinstance \
    --source-backup=mybackup \
    --source-backup-region=asia-east2  \
    --file-share=vol1 \
    --zone=us-central1-c

新しいインスタンスへの復元

ファイル共有を新しい Filestore インスタンスに復元すると、新しいファイル共有のサイズは、バックアップの作成元となるファイル共有のサイズに自動的に設定されます。または、それより大きいサイズも指定できます。元のインスタンス階層と異なるインスタンス階層を選択することもできます。

Console

  1. Cloud Console で、Filestore インスタン スページに移動します。

    Filestore インスタンス ページに移動

  2. [バックアップ] をクリックします。

  3. 復元元のバックアップの名前をクリックします。

  4. [バックアップからインスタンスを作成] をクリックします。

  5. ページに表示される手順に従って、新しいインスタンスを構成します。詳細については、インスタンスの作成をご覧ください。

  6. [作成] をクリックします。

gcloud

Filestore ファイル共有を新しいインスタンスに復元するには、次のコマンドを実行します。

gcloud beta filestore instances create instance-name \
    --zone=zone \
    --file-share=name=file-share-name,capacity=file-share-size,source-backup=source-backup-name,source-backup-region=source-backup-location \
    --network=name=vpc-network,reserved-ip-range=reserved-ip-address

ここで

  • instance-name は、新しい Filestore インスタンスに付与する名前です。
  • zone は、Filestore インスタンスが存在するゾーンです。
  • file-share-name は、インスタンスから提供される NFS ファイル共有に指定する名前です。
  • file-share-size は、ファイル共有に使用するサイズです。
  • source-backup-name は、復元元のバックアップの名前です。
  • source-backup-location は、バックアップが配置されるリージョンです。
  • vpc-network は、インスタンスで使用する VPC ネットワークの名前です。
  • reserved-ip-address は、Filestore インスタンスの IP アドレスです。

次のコマンドを実行すると、ネットワークのデフォルトにあるゾーン us-central1-c に新しい Filestore インスタンス myinstance-restored が作成されます。リージョン asia-east2 に配置されたバックアップ mybackup は、容量 2TB のmyinstance- restored の ファイル共有 vol1 に復元されます。

gcloud beta filestore instances create myinstance-restored \
    --zone=us-central1-c \
    --network=name=default \
    --file-share=name=vol1,capacity=2TB,source-backup=mybackup,source-backup-region=asia-east2

次のステップ