ファジー一致

デフォルトでは、エンティティの一致はいずれかのエンティティ エントリと完全に一致している必要があります。これは 1 単語エンティティのエントリ値や類義語には効果的ですが、複数単語の値や類義語の場合には問題が発生します。たとえば、次のエンドユーザー表現の部分に一致する「ボール」エンティティを考えてみます。

  • 「ボール」
  • 「赤いボール」
  • 「ボール赤い」
  • 「小さいボール」
  • 「ボール小さい」
  • 「小さい赤いボール」
  • 「小さいボール赤い」
  • 「赤い小さいボール」
  • 「赤いボール小さい」
  • 「ボール小さい赤い」
  • 「ボール赤い小さい」

一致が発生するには、通常、エンティティのエントリ値とこれらの置換群のそれぞれに、類義語を定義する必要があります。ただし、ファジー一致が有効な場合、値または類義語の単語の順序は関係ありません。次の場合は、上記のすべての例との一致をトリガーします。

  • 「ボール」
  • 「赤いボール」
  • 「小さいボール」
  • 「小さい赤いボール」

このデータがある場所

エージェントを作成する際は、Dialogflow ES コンソール(ドキュメントに移動コンソールを開く)を使用するのが最も一般的です。コンソールの使用方法は次のとおりです。エンティティ データにアクセスするには:

  1. Dialogflow ES コンソールに移動します。
  2. エージェントを選択します。
  3. 左側のサイドバーのメニューで [Entities] を選択します。

コンソールではなく API を使用してエージェントを作成する場合は、EntityTypes リファレンスをご覧ください。API のフィールド名はコンソールのフィールド名と同様です。以下の手順では、コンソールと API の間の重要な違いを説明します。

ファジー一致エンティティを作成する

ファジー一致エンティティを作成するには:

  1. 既存のエンティティを開くか、新しいエンティティを作成します。
  2. ファジー一致を確認してください。
  3. テーブルに 1 つ以上のエントリを入力します。
  4. [Save] をクリックします。

API を使用してエンティティを作成または更新する場合は、EntityTypeenable_fuzzy_extraction フィールドを true に設定します。

制限事項

次の制限が適用されます。

  • ファジー一致は、正規表現エンティティではファジー一致を有効にできません。これらの機能は相互排他的です。
  • ID、国識別番号などの厳密な値の一致に使用されるエンティティでは、ファジー一致を有効にしないでください。