バックアップ イメージをマウントする

アプリケーションまたは VM をキャプチャすると、そのデータをマウントできます。マウント オペレーションは、ローカル イメージまたはリモート イメージに対して実行できます。

管理コンソールでは、次の 2 種類のマウントをサポートしています。

  • 標準マウント: 標準マウントでは、アプリケーションからキャプチャされたデータのみをマウントできます。マウントされたデータは、関連するアプリケーション タイプで使用できます。マウントされたイメージは、マウントされたホストから直接使用することも、選択したファイルまたはディレクトリを復元することもできます。マウントされたイメージが変更または削除されても、元のイメージは変更されません。
  • アプリケーション対応マウント: キャプチャしたデータベースを仮想アプリケーションとしてマウントできます。これにより、マウントされたデータをアプリケーションにインポートしなくても、データベースにすばやくアクセスできます。データベースを含む整合性グループは、アプリケーション対応マウント内で一緒にマウントできます。アプリケーション対応のマウントを使用すると、本番環境以外の使用のために本番環境データベースのコピーを作成して管理する際に発生する固有の課題に対処できます。アプリケーション対応マウントは、バックアップ/リカバリ アプライアンスから実行されます。データベース、サーバー、ストレージの管理者による手動の介入は必要ありません。アプリケーション アウェア マウントを使用すると、データベース レポート、分析、完全性テスト、テストと開発などに使用できます。

各バックアップ/リカバリ アプライアンスでは、次のいずれかから 1 つ以上のアクティブなイメージをマウントできます。

  • VM から同じ VM、別の VM、または他のホストへの接続。マウントされたイメージは、マウントされた VM またはホストに新しいドライブとして表示されます。
  • 同じホスト、別のホスト、VM へのアプリケーション。

バックアップ/リカバリ アプライアンスは、イメージをホストまたは VM に透過的にマウントします。追加のゾーニング(最初に行われた場合)やホストのシャットダウンと再起動は必要ありません。複数のアクティブなイメージを同じホストまたは VM にマウントできます。マウントされたイメージは、個別にマウント解除することも、マウント解除して削除することもできます。