このページでは、AlloyDB で使用していたプライベート サービス アクセス用に割り当てられた範囲を削除する方法について説明します。
まだクラスタもインスタンスも存在しないリージョンに AlloyDB のクラスタまたはインスタンスを作成すると、AlloyDB によってそのリージョン内にサブネットが作成されます。このサブネットは、Google が所有および管理するプロジェクト(テナント プロジェクト)内にあります。このサブネットは、プライベート サービス接続である VPC ネットワーク ピアリングを使用してネットワークに接続されます。
割り振られた範囲に関連付けられているすべての AlloyDB リソースと割り振られた範囲を削除する際には、このドキュメントの手順に沿ってネットワーク リソースをクリーンアップしてください。
始める前に
- 使用している Google Cloud プロジェクトで AlloyDB へのアクセスが有効になっている必要があります。
- 使用している Google Cloud プロジェクトに、次のいずれかの IAM ロールが必要です。
roles/alloydb.admin
(AlloyDB 管理者の IAM 事前定義ロール)roles/owner
(オーナーの IAM 基本ロール)roles/editor
(編集者の IAM 基本ロール)
これらのロールが付与されていない場合は、アクセス権を付与するよう組織管理者に依頼してください。
- IP アドレス範囲を増やすには、次の IAM 権限も必要です。
compute.networks.list
compute.addresses.create
compute.addresses.list
servicenetworking.services.addPeering
割り振られた範囲を削除する
AlloyDB リソースに関連付けられている、割り振られた範囲を削除する手順は次のとおりです。
- 割り振られた範囲を使用している AlloyDB リソースをすべて削除します。
- 割り振られた範囲をプライベート サービス接続から削除します。
- 割り振られた範囲を削除します。
- サポートに連絡し、プライベート サービス アクセスがテナント プロジェクトに作成したサブネットを削除するよう依頼します。