ユーザー アカウントの管理
Google Cloud VMware Engine ポータルの [Account] セクションには、VMware Engine の構成に関する概要情報、メールとオペレーターのアクセス権の設定、ポータル ユーザーのリストが表示されます。必要な場合は、新しいポータル ユーザー アカウントをリクエストすることもできます。
VMware Engine ポータルへのアクセスを制御するには、IAM ロールと権限を使用します。VMware Engine サービス閲覧者ロールと VMware Engine サービス管理者ロールを持つユーザーは、VMware Engine ポータルにアクセスできます。オーナー、編集者、閲覧者の基本ロールを持つユーザーは、VMware Engine ポータルにアクセスできます。
アカウントの概要を表示する
VMware Engine 環境のアカウント情報の概要を表示するには、VMware Engine ポータルにアクセスし、[Account] に移動します。
[Summary] ページには、VMware Engine の構成と基本設定に関する情報が表示されます。たとえば、プライベート クラウド構成の合計ストレージ容量とメモリ容量を確認できます。
メール通知アラートを設定する
プライベート クラウド構成の変更について VMware Engine からユーザーに通知させることができます。通知を送信するユーザーを追加するには、[Additional Alert Emails] セクションを見つけて [Add new] をクリックします。通知するユーザーのメールアドレスを入力し、チェックマーク
をクリックするか、Enter キーを押します。オペレーターのアクセス権を有効にする
オペレーターにアクセス権を設定すると、Google でのトラブルシューティングが行いやすくなります。有効にすると、サポート チケットを送信するときにサービス運用担当者による VMware Engine ポータルへのログインを許可でき、報告された問題の解決に役立ちます。
サポート エンジニアがお客様のアカウントにログインして行ったすべての操作は記録され、[Activity] > [Audit] ページで確認できます。
アクセスのオンとオフを切り替えるには、[Operator access enabled] をオンまたはオフにします。デフォルトでは、オペレーターのアクセス権は無効になっています。
ポータル ユーザーを管理する
ユーザーが初めて VMware Engine ポータルにアクセスすると、ユーザーリストに追加されます。ポータルにアクセスできるユーザーのリストを表示するには、[Users] タブを選択します。
- ユーザーリストを CSV ファイルとしてダウンロードするには、[Download as CSV] をクリックします。
- 特定のユーザーの詳細を表示するには、[Users] ページでエントリを選択します。
- ユーザーのアクティビティの監査ログを表示するには、ユーザーの詳細ページで [Audit log] タブを選択します。
ユーザー アカウントを無効にする
ユーザー アカウントを無効にすることで、ユーザーが VMware Engine ポータルにアクセスできないよう設定できます。ユーザー アカウントのステータスを変更するには、ユーザーの詳細ページに移動し、[Disable user] をオンまたはオフにします。
ユーザーは Google Cloud コンソールに引き続きアクセスできます。ユーザーを無効にすると、ユーザーは VMware Engine ポータルにのみアクセスできなくなります。
ユーザー アカウントを削除する
VMware Engine からユーザー アカウントを削除できます。ユーザーは VMware Engine からのみ削除されます。ユーザーが Google Cloud から削除されることはありません。また、ユーザーのロールと割り当てられている権限に基づいて異なるサービスにアクセスできます。VMware Engine からユーザーを削除しても、Google Cloud のロールと権限を変更しない限り、そのユーザーは引き続き VMware Engine ポータルにアクセスできます。
次のステップ
- VMware Engine の IAM ロールと権限について学習する