Nginx は無料で提供される、オープンソースの高性能な HTTP サーバーで、リバース プロキシ、IMAP/POP3 プロキシ サーバーとしても機能します。詳細については、nginx.org をご覧ください。
この機能は、Linux で実行されているエージェントでのみ使用できます。Windows では使用できません。
検出
Nginx プラグインが構成されていない場合でも、Cloud Monitoring で次の操作を行うことで、Cloud Platform プロジェクトで実行されている Nginx サービスを検出できます。
- nginx のインスタンス名検索
- ファイアウォール ルールで 80 または 443 に開かれているポートを確認
Nginx の指標を表示する手順は次のとおりです。
-
Google Cloud コンソールで [ダッシュボード] ページに移動します。
検索バーを使用してこのページを検索する場合は、小見出しが [Monitoring] である結果を選択します。
- リストから [Nginx] ダッシュボードを選択します。
Nginx をモニタリングするための Monitoring の構成
モニタリング エージェントをインストールした後、次の手順でインスタンス上の Nginx プラグインを構成します。
前提条件
Nginx のプラグインでは、Nginx のステータス情報ハンドラを有効にする必要があります。これは、status.conf を GitHub 構成リポジトリからダウンロードして、Nginx 構成ディレクトリ(通常は /etc/nginx/conf.d/
)に置くことで行えます。
(cd /etc/nginx/conf.d/ && sudo curl -O https://raw.githubusercontent.com/Stackdriver/stackdriver-agent-service-configs/master/etc/nginx/conf.d/status.conf)
あるいは、status.conf の内容を nginx.conf
ファイルに追加することもできます。通常、このファイルは、VM インスタンスのディレクトリ /etc/nginx
、/usr/local/nginx/conf
、または /usr/local/etc/nginx
のいずれかに置かれています。
次を実行して、Nginx 構成を再読み込みします。
sudo service nginx reload
Nginx モニタリング プラグインを有効にする
VM インスタンス上で、nginx.conf を GitHub 構成リポジトリからダウンロードしてディレクトリ /etc/stackdriver/collectd.d/
に置きます。
(cd /etc/stackdriver/collectd.d/ && sudo curl -O https://raw.githubusercontent.com/Stackdriver/stackdriver-agent-service-configs/master/etc/collectd.d/nginx.conf)
構成ファイルを追加した後、次のコマンドを実行して、モニタリング エージェントを再起動します。
sudo service stackdriver-agent restart
collectd
nginx
プラグインの詳細については、Plugin:nginx をご覧ください。
モニタリング対象
Nginx プラグインがモニタリングする指標の詳細リストは、エージェントの指標: nginx にあります。