このページでは、移行センターのディスカバリー クライアント CLI に関する問題を解決する方法について説明します。
アップグレードの問題
mcdc
CLI を最新バージョンにアップグレードすると、内部データベース スキーマのアップグレードが実行され、以前のバージョンで収集および評価されたデータのバックアップが自動的に作成されます。
まれに、ローカル データベースのアップグレードが失敗したため、mcdc
CLI のアップグレードが正常に完了しないことがあります。この原因としては、データベースのアップグレード中にデータベースが破損する誤作動が発生し、以前に収集されたデータが失われたことが挙げられます。
mcdc
CLI をアップグレードした後、最新バージョンを実行した際にデータベースのアップグレードに失敗したことを示すエラーが表示された場合は、recover-db
コマンドを使用してデータベースを以前の動作バージョンに復元してから、以前の mcdc
CLI バージョンにダウングレードできます。
次の手順を行います。
データベースを以前の動作バージョンに復元します。
./mcdc discover recover-db
アップグレード前に使用した
mcdc
CLI バージョンをダウンロードします。古いバージョンを
mcdc
CLI でインストールする場合は、現在のバージョンで作成されたmcdc
CLI ディレクトリを削除しないでください。