料金モデルの選択

このページには、マネージド サービスの料金モデルに関する情報が記載されています。 情報を確認して、ソリューションの料金モデルを決定してください。

お客様に請求する際に使用できる料金モデルは次のとおりです。

  • サブスクリプションベースの料金: お客様はソフトウェアを使用するために月額固定料金を支払います。1 か月に満たない場合、料金は日割り計算されます。

  • 従量制料金: お客様は使用したリソース(データやストレージなど)に基づいてソフトウェアの料金を支払います。たとえば、ストレージの 1 GiB 時間あたりの料金を設定できます。従量制料金モデルを選択する場合は、アプリケーションで使用状況情報を測定して Google に報告する必要があります。

  • 併用型料金: お客様はソフトウェアを使用するための基本サブスクリプション料金と使用状況に基づく追加料金を支払います。

どの料金モデルを選択した場合でも、ソリューションの無料トライアルを提供できます。

料金モデルを選択したら、料金情報テンプレートにプランを追加してパートナー エンジニアに送信する必要があります。

お支払いプランを設定した後、特定のお客様向けにカスタマイズされた見積もりを作成することもできます。たとえば、月額 $100 でサブスクリプションベースの Standard プランを提供する場合、月額 $50 で同じプランをお客様に提供するカスタム見積もりを作成できます。カスタム見積もりの作成手順については、カスタム見積もりの作成を参照してください。

サブスクリプションベースの料金

サブスクリプションベースの料金モデルでは、お客様に月額固定料金が請求されます。1 か月に満たない場合、料金は日割り計算されます。サービスの対象人数など、変動しない測定値によって料金を設定する場合に、サブスクリプションベースの料金モデルを使用できます。

さまざまな機能セットやサービスレベルでソリューションを提供できます。たとえば、Standard、Pro、Enterprise などのプランを用意して、ソリューションの機能を段階的に高度にすることができます。

デフォルトでは、毎月請求するサブスクリプション プランが設定されます。任意で、プランにサブスクリプション期間を含めることができます。サブスクリプション期間を使うと、ユーザーが特定の期間(1 年間など)に申し込んだ場合に特別な価格を提供できます。お客様が特定のサブスクリプション期間に申し込んだ場合、期間の終了時にサブスクリプションが終了し、プロダクトに再度サブスクライブする必要があります。月単位のプランを選択した場合、サブスクリプションは毎月末に更新されます。

サブスクリプションベースの料金モデルで、お客様がプランを変更した場合、変更による効果とそのタイミングは現在のサブスクリプション プランによって異なります。

  • 月単位のサブスクリプションの場合、お客様は、サービスレベル間のアップグレードやダウングレード、またはサブスクリプション自体の完全なキャンセルができます。変更またはキャンセルをすぐに有効にするか、請求月の最終日に有効にするかを決定する必要があります。

  • お客様が特定のサブスクリプション期間に登録している場合、次のように、サブスクリプション プランを変更してサービスレベルを上げたり、サブスクリプション期間を長くしたりできます。

    • 同じサービスレベルで、サブスクリプション期間をより長い期間に切り替える。たとえば、月単位の Standard プランから、1 年間の Standard プランに切り替えることができます。

    • 同じサブスクリプション期間またはより長いサブスクリプション期間で、低いサービスレベルからより高いサービスレベルにアップグレードする。たとえば、1 年間の Standard プランから、1 年間の Pro プランに切り替えることができます。

    • 上記の変更を組み合わせる。

    これらの場合、すぐに新しいプランに切り替わります。

  • お客様が特定のサブスクリプション期間に登録していて、期間の短縮、より低いサービスレベルへのダウングレード、またはサブスクリプションのキャンセルを行った場合、変更は現在のサブスクリプション期間の終了時に有効になります。たとえば、現在、1 年間の Standard プランを利用していて、月単位の Standard プランに切り替える場合、変更は 1 年間が完了した後で有効になります。

サブスクリプション ベースの料金を設定するには、提供するサブスクリプション プラン(Standard や Enterprise など)およびそれらのプランに含まれる機能を用意する必要があります。たとえば、次の料金モデルでは 3 つのサブスクリプション プランが提供されており、プランごとにさまざまな機能を利用できます。

Standard Pro Enterprise
$9.99/月 $39.99/月 $99.99/月

機能:

  • 無制限の通話
  • 管理コンソールへのアクセス

機能:

  • 無制限の通話
  • 管理コンソールへのアクセス
  • 複数のログイン
  • セキュリティ

機能:

  • 無制限の通話
  • 管理コンソールへのアクセス
  • 複数のログイン
  • セキュリティ
  • 無制限のサポート

次の料金モデルは、上記の例を変更したもので、お客様が 1 年間または 3 年間のサブスクリプションに登録した場合は割引価格を適用します。

Standard Pro Enterprise
  • 月単位のサブスクリプション: $9.99/月
  • 1 年間のサブスクリプション: $7.49/月
  • 3 年間のサブスクリプション: $5.99/月
  • 月単位のサブスクリプション: $39.99/月
  • 1 年間のサブスクリプション: $29.99/月
  • 3 年間のサブスクリプション: $19.99/月
  • 月単位のサブスクリプション: $99.99/月
  • 1 年間のサブスクリプション: $89.99/月
  • 3 年間のサブスクリプション: $74.99/月

機能:

  • 無制限の通話
  • 管理コンソールへのアクセス

機能:

  • 無制限の通話
  • 管理コンソールへのアクセス
  • 複数のログイン
  • セキュリティ

機能:

  • 無制限の通話
  • 管理コンソールへのアクセス
  • 複数のログイン
  • セキュリティ
  • 無制限のサポート

従量制料金

ソリューションに適用される測定値(指標)を使用してお客様に請求することもできます。一般的な指標の例として、お客様がソリューションを使用する時間があります。たとえば、1 時間の使用あたり $0.05 を請求できます。同様に、アプリケーションによって処理されたデータ量、お客様が行った API リクエスト数などに基づいてお客様に請求できます。

指標を選択する際は、指標ごとに報告単位を選択する必要もあります。これは、アプリケーションの使用状況を測定する粒度を表します。報告単位は、小数ではなく整数で測定する必要があります。

たとえば、処理されたデータについて 1 GiB(1,024 MiB)あたり $0.256 を請求するソリューションを考えてみましょう。また、報告単位は MiB です。お客様が 512 MiB のデータを処理した場合、その使用量に対して (512 Mib / 1024 MiB) * $0.256 = $0.128 が請求されます。しかし、報告単位が GiB の場合、お客様の使用量は 1 GiB として報告されます。使用量が 1 GiB 未満の場合でも、$0.256 が請求されます。

次の表に、使用できる指標タイプの例と推奨する報告単位を示します。

指標タイプ サポートされている単位 推奨される報告単位 Google Cloud Marketplace ページに表示される価格の例
時間 秒、分、時、日 1 秒(できるだけ小さい単位) $5/時間
処理されたデータ

バイト、キビバイト(KiB)、メビバイト(MiB)、ギビバイト(GiB)

処理されるデータの単位は、1 KiB が 1,024 バイト、1 MiB が 1,024 KiB など、2 進数で切りの良い倍数に基づいています。

1 MiB $10/GiB
保存時間 時間とデータの単位を参照 1 メビバイト秒 $10/GiB 時間
カスタム指標 該当なし。API リクエスト数など、測定する単位を指定します。 指標に基づく $10/API リクエスト 1,000 回

カスタム指標で課金する場合は、各使用状況レポートに前回のレポート以降の値の変化が表されるデルタ指標を測定値とするようにします。たとえば、メール 1 通あたりの料金を設定できます。毎時の使用量レポートは、それまでの 1 時間に送信されたメール数を表します。

料金構成

指標を選択した後、次のいずれかの料金構成を選択できます。

  • シングルレート: お客様は使用量ごとに設定された料金を支払い、使用量に比例して料金が増加していきます。たとえば、1 時間の使用量あたり $0.50 の料金を請求する設定の場合、お客様が 20 時間にわたってソリューションを使用すると $10 が請求されます。

    次の例は、3 つの料金プランのそれぞれにオンデマンド料金と、異なる機能セットが設定された料金モデルです。

    Standard Pro Enterprise
    $0.002/送信メール $0.004/送信メール $0.006/送信メール

    機能:

    • 管理コンソールへのアクセス

    機能:

    • 管理コンソールへのアクセス
    • 複数のログイン
    • セキュリティ

    機能:

    • 管理コンソールへのアクセス
    • 複数のログイン
    • セキュリティ
    • 無制限のサポート
  • 段階的料金: お客様に対して継続利用の割引を提供する場合は、料金階層を指定できます。指定した料金階層は、請求月の期間適用されます。新しい請求月が開始する際、最初の段階の料金にリセットされます。料金の基準となる指標ごとに、階層を定義できます。

    次の料金モデルの例では、3 つの料金プランのそれぞれに段階的料金が設定されています。

    Standard Pro Enterprise
    • $0.002/送信メール(0~1,000 通まで)
    • $0.001/送信メール(1,001~2,000 通まで)
    • $0.0001/送信メール(2,001 通以上)
    • $0.005/送信メール(0~1,000 通まで)
    • $0.004/送信メール(1,001~2,000 通まで)
    • $0.002/送信メール(2,001 通以上)
    • $0.008/送信メール(0~1,000 通まで)
    • $0.006/送信メール(1,001~2,000 通まで)
    • $0.003/送信メール(2,001 通以上)

    機能:

    • 管理コンソールへのアクセス

    機能:

    • 管理コンソールへのアクセス
    • 複数のログイン
    • セキュリティ

    機能:

    • 管理コンソールへのアクセス
    • 複数のログイン
    • セキュリティ
    • 無制限のサポート

    新しい請求月が始まると、料金は最初の階層にリセットされます。

    料金の基準となる指標ごとに、階層のセットを定義できます。

併用型料金

併用型料金モデルでは、お客様はソフトウェアを使用するための基本サブスクリプション料金と使用状況に基づく追加料金を支払います。基本料金には一定の使用量を含めることができます。たとえば、次の料金モデルには、多数の API リクエストを含む基本サブスクリプション プランと、お客様の使用量の増加に伴う追加料金が設定されています。

Standard Pro Enterprise

$9.99/サブスクリプションの月額料金

$0/リクエスト(1,000 API リクエストまで)

$0.002/リクエスト(1,000 API リクエストを超える分)

$39.99/サブスクリプションの月額料金

$0/リクエスト(2,000 API リクエストまで)

$0.005/リクエスト(2,000 API リクエストを超える分)

$99.99/サブスクリプションの月額料金

$0/リクエスト(10,000 API リクエストまで)

$0.008/リクエスト(10,000 API リクエストを超える分)

機能:
  • メールでのサポート
  • 管理コンソールへのアクセス
機能:
  • メールと電話でのサポート
  • 管理コンソールへのアクセス
  • 複数のログイン
  • セキュリティ
機能:
  • 無制限の優先サポート
  • 管理コンソールへのアクセス
  • 複数のログイン
  • セキュリティ

料金モデルを選択したら、料金情報テンプレートにプランを追加し、パートナー エンジニアに送信します。

(省略可)試用版ソフトウェアの提供

Google Cloud ユーザーにソフトウェアの試用版を提供する場合は、Google Cloud Marketplace ソリューションの試用版の登録フォームにご記入ください。 以下を指定する必要があります。

  • 試用期間(30 日間など)。
  • 最大限度額(USD 単位、この額まで試用が可能)。

お客様はどの料金プランでも選択でき、試用クレジットは選択したプランに適用されます。

最大限度額に達した場合、または試用期間が終了した場合(どちらか一方の状況になった場合)、試用は終了となります。たとえば、最大限度額が $100 で試用期間が 15 日間の試用版を提供する場合、$100 の上限に達した場合、または 15 日経過した場合に、ユーザーの試用は終了となります。

試用期間が終わると、お客様は選択した料金プランに基づいて課金されます。試用中にお客様がプランを変更した場合、新しいプランに基づいて課金されます。

ソリューションの料金が従量制の場合は、予想される使用量に対する費用の 2 倍を最大限度額にすることをおすすめします。