レポートやデータソースを編集すると、変更履歴が保存されます。いつでも手動で版を保存することも可能です。変更履歴では、以前の変更内容を表示、復元、削除することができます。また、変更が行われた日時や変更を行ったユーザーも確認できます。
レポートの以前のバージョンを復元する
以前のバージョンのレポートを復元する手順は次のとおりです。
- レポートを編集します。
- 左上のメニューで、[ファイル] [変更履歴] [変更履歴を表示] をクリックします。[バージョン履歴] パネルが開き、保存されているバージョンのリストが表示されます。
- 保存したバージョンをクリックすると、そのバージョンのレポートが表示されます。タイムスタンプまたはバージョン名の下に、そのバージョンの編集を行った編集者の名前が表示されます。
- ページ上部の [この版を復元] をクリックします。選択したバージョンが現在のバージョンになり、[変更履歴] パネルの上部に表示されます。
古いバージョンを復元せずに現在のバージョンに戻るには、ページの左上にある戻るアイコン をクリックします。
バージョン履歴とデータソース
再利用可能なデータソースは、それを使用するレポートとは別に、独自のバージョン履歴を保持します。埋め込みデータソースの変更履歴は、親レポートの変更履歴に関連付けられています。レポートを復元しても、再利用可能なデータソースには影響しません。埋め込みデータソースを含むレポートを復元すると、それらのデータソースも復元されます。
レポートを以前のバージョンに復元しても、レポート内の再利用可能なデータソースは影響を受けません。ただし、復元したバージョンが特定のデータソースと互換性がない場合は、そのデータソースを互換性のあるバージョンに復元するか、互換性を確保するために手動で調整する必要があります。
埋め込みデータソースを含むレポートを復元すると、それらのデータソースもレポートのバージョンが作成されたときの状態に戻ります。埋め込みデータソースを個別に以前のバージョンに直接復元することはできません。これにより、埋め込みデータソースがどのバージョンのレポートでも意図したとおりに機能します。
再利用可能なデータソースの以前のバージョンを復元する
- Looker Studio のホームページで、上部にある [データソース] をクリックします。
- 編集するデータソースを見つけて、その名前をクリックします。
- 右上の [変更履歴を表示] をクリックします。[バージョン履歴] パネルが開き、保存されているバージョンのリストが表示されます。
- 保存したバージョンをクリックすると、そのデータソースのバージョンが表示されます。タイムスタンプまたはバージョン名の下に、そのバージョンの編集を行った編集者の名前が表示されます。
古いバージョンを復元せずに現在のバージョンに戻るには、ページの左上にある戻るアイコン をクリックします。
名前付きの版
版を手動で作成したり、既存の版の名前を変更したりできます。
Legend:
- 選択したバージョンの復元ボタン
- 名前付きの公開版のみを表示する切り替え
- その他のオプション ボタン
レポートの新しい名前付きの版を作成する
- レポートを編集します。
- 左上のメニューで、[ファイル] [変更履歴] [最新の版に名前を付ける] をクリックします。
- 版の名前を入力して、[保存] をクリックします。
レポートやデータソースの既存の版の名前を変更する
- 前述のとおり、レポートやデータソースの以前の版を表示します。
- 名前を変更するバージョンを選択し、その他のオプション をクリックします。
- [名前を変更] を選択して、新しい名前を入力します。
- 現在の版に戻るには、左上の をクリックします。
自動生成された版の名前を復元する
- 前述のとおり、レポートやデータソースの以前の版を表示します。
- 名前を変更するバージョンを選択し、その他のオプション をクリックします。
- [名前を削除] を選択します。
- 現在の版に戻るには、左上の をクリックします。
バージョンの削除
- 前述のとおり、レポートやデータソースの以前の版を表示します。
- 削除するバージョンを選択して、その他のオプション をクリックします。
- [削除] をクリックし、確認のためもう一度 [削除] をクリックします。
- 現在の版に戻るには、左上の をクリックします。
版の復元を元に戻す
誤ってレポートの版を復元してしまい、前の(最新の)版に戻す場合は、現在の版のすぐ下にある版をクリックします。
ファイルの特定の版が表示されない場合
容量節約のため、レポートやデータソースの版が統合されることがあります。
変更履歴に関する制限事項
- 変更履歴を表示するには、レポートまたはデータソースの編集権限が必要です。
- レポートのコピーの変更履歴は保持されません。
- データソースの認証情報への変更は復元できません。認証情報の変更を現在のバージョンに直接適用する必要があります。