デフォルトでは、レポートにコンポーネントを追加するか、コンポーネントのデータ設定を変更すると、Looker Studio によってデータがリクエストされます。更新を一時停止することで、レポートを編集している間はデータのリクエストを無効にすることができます。
更新を一時停止すると、レポートを編集している間のデータのリクエスト数を最小限に抑えられるため、クエリの費用を抑えることができます。レポートのコンポーネントの設定が完了したら、更新を再開すればデータを再び確認できるようになります。
更新の一時停止
レポートの更新を一時停止する手順は次のとおりです。
- レポートを編集します。
- ツールバーの右側にある [更新を一時停止] をクリックします。
更新の一時停止中、コンポーネントのデータ設定に、フィールドの追加、削除、グラフの操作(例: クロス フィルタリングや並べ替え)などの変更を加えると、そのコンポーネントが一時停止します。一時停止したコンポーネントには「グラフに保留中の変更があります」というメッセージが表示されます。更新が一時停止している間、コンポーネントを設定しても、スタイルの変更のみが適用されます。
更新を再開する
コンポーネントのデータを確認する準備が整ったら、ツールバーの [更新を再開] をクリックします。
制限と注意事項
更新を一時停止する際は、次の点に注意してください。
- 更新の一時停止は、レポート全体に適用されます。
- データ リクエストのみが一時停止するため、更新の一時停止中もレポートのスタイルを変更できます。
- 更新の一時停止は、一時停止の操作を行ったユーザーのレポートにのみ反映されます。各自で一時停止の操作を行わない限り、他の共同編集者はレポート内のグラフの最新データを引き続き確認できます。