Application Integration でサポートされているコネクタをご覧ください。

Doc AI - Batch Process タスク

Doc AI - バッチ処理タスクでは、単一のバッチ（非同期）リクエストを Document AI プロセッサに送信して、複数のドキュメントを処理できます。その後、Document AI が長時間実行オペレーション（LRO）を開始し、処理された結果を Cloud Storage バケットに保存します。Document AI プロセッサは、ドキュメントの分類、分割、解析、分析など、さまざまなドキュメント処理を行う Cloud Document AI コンポーネントです。

Cloud Document AI は、自然言語、コンピュータ ビジョン、翻訳、AutoML などの最先端の Google AI を使用して、非構造化ドキュメントまたは半構造化ドキュメントから構造化された情報を解析できる Google Cloud サービスです。

始める前に

Doc AI - バッチプロセスタスクを構成する前に、Google Cloud プロジェクトで次のタスクを行う必要があります。

  1. Cloud Document AI API（documentai.googleapis.com）を有効にします。

    Cloud Document AI API を有効にする

  2. 認証プロファイルを作成します。Application Integration は、認証プロファイルを使用して、Doc AI - バッチプロセスタスクの認証エンドポイントに接続します。

Doc AI - バッチプロセスタスクを構成する

  1. Google Cloud コンソールで [Application Integration] ページに移動します。

    Application Integration に移動

  2. ナビゲーション メニューで [統合] をクリックします。

    [統合] ページが開き、Google Cloud プロジェクトで使用可能なすべての統合が一覧表示されます。

  3. 既存の統合を選択するか、[統合の作成] をクリックして新しい統合を作成します。

    新しい統合を作成する場合:

    1. [統合の作成] ペインで名前と説明を入力します。
    2. 統合のリージョンを選択します。
    3. 統合用のサービス アカウントを選択します。統合のサービス アカウントの詳細は、統合ツールバーの [統合の概要] ペインでいつでも変更または更新できます。
    4. [作成] をクリックします。

    統合エディタで統合が開きます。

  4. 統合エディタのナビゲーション バーで、[タスク] をクリックして、使用可能なタスクとコネクタのリストを表示します。
  5. インテグレーション エディタで [Doc AI - バッチ処理] 要素をクリックして配置します。
  6. デザイナーで [Doc AI - バッチ処理] 要素をクリックして、[Doc AI - バッチ処理] タスク構成ペインを表示します。
  7. [認証] に移動し、使用する既存の認証プロファイルを選択します。

    省略可。タスクを構成する前に認証プロファイルを作成していない場合は、[+ 新しい認証プロファイル] をクリックし、新しい認証プロファイルを作成するに記載されている手順に沿って操作します。

  8. [Task Input] に移動し、次の [タスク入力パラメータ] テーブルを使用して表示される入力フィールドを構成します。

    入力フィールドの変更は自動的に保存されます。

タスク入力パラメータ

次の表に、Doc AI - バッチ処理タスクの入力パラメータを示します。

プロパティ データ型 説明
リージョン 文字列 プロセッサの Cloud Document AI ロケーション。例: us - 米国。
ProjectsId 文字列 Google Cloud プロジェクト ID。
ProcessorsId文字列 カスタム プロセッサの ID。
リクエスト JSON リクエスト JSON 構造をご覧ください。

タスク出力

Doc AI - バッチ処理タスクは、次のサンプル出力のような長時間実行オペレーション（LRO）の名前を返します。

{
    "name": "projects/[PROJECT_ID]/locations/[LOCATION]/operations/[OPERATION_ID]"
}

エラー処理方法

タスクのエラー処理方法では、一時的なエラーによってタスクが失敗した場合のアクションを指定します。エラー処理方式と、さまざまな種類のエラー処理方式の詳細については、エラー処理方法をご覧ください。

割り当てと上限

割り当てと上限については、割り当てと上限をご覧ください。

次のステップ