Application Integration でサポートされているコネクタをご覧ください。

API トリガー

API トリガーを使用して、統合の実行を直接呼び出します。API トリガーは、同期モードまたは非同期モードで使用できます。

統合で変数を作成することで、API トリガーのリクエスト ペイロードとレスポンス ペイロードを設定できます。顧客情報を取得するための API リクエストを受信する API トリガーとの統合を作成する方法については、API フルフィルメントのチュートリアルをご覧ください。

API トリガーを追加する

API トリガーを追加するには、次の手順を実行します。
  1. Google Cloud コンソールで [Application Integration] ページに移動します。

    Application Integration に移動

  2. ナビゲーション メニューで [統合] をクリックします。

    [統合リスト] ページが開き、Google Cloud プロジェクトで使用可能なすべての統合が一覧表示されます。

  3. 既存の統合を選択するか、[統合の作成] をクリックして新しい統合を作成します。

    新しい統合を作成する場合:

    1. [統合の作成] ペインで名前と説明を入力します。
    2. 統合のリージョンを選択します。
    3. 統合用のサービス アカウントを選択します。統合のサービス アカウントの詳細は、統合ツールバーの [統合の概要] ペインでいつでも変更または更新できます。
    4. [作成] をクリックします。

    統合エディタで統合が開きます。

  4. 統合エディタのナビゲーション バーで、[トリガー] をクリックして、使用可能なトリガーのリストを表示します。
  5. [API trigger] 要素をクリックして、デザイナーに配置します。

API トリガーを構成する

統合エディタの API trigger 要素をクリックして、トリガー構成ペインを表示します。

構成パネルにトリガー ID が表示されます。これは、api_trigger/TRIGGER_NAME の形式で自動生成された ID です。このトリガーに必要な構成はありません。

アプリケーションから API トリガーを呼び出す

API トリガーが構成された統合を公開した後、projects.locations.integrations.execute メソッドを使用して任意のアプリケーションからそのトリガーを呼び出すことができます。 このメソッドは、同期モードで実行をトリガーします。

構文

curl -X POST \
    -H "authorization: Bearer $(gcloud auth print-access-token)" \
    -H "Content-Type: application/json" \
    -d '{"trigger_id":"api_trigger/TRIGGER_NAME"}' \
    "https://integrations.googleapis.com/v1/projects/PROJECT_ID/locations/LOCATION/integrations/-:execute"

次のように置き換えます。

  • TRIGGER_NAME: 統合の API トリガーの名前。
  • PROJECT_ID: Google Cloud プロジェクトの ID。
  • LOCATION: Google Cloud プロジェクトの場所。

次の例では、demo-project Google Cloud プロジェクトの test_API_1 API トリガーを含む us-east1 リージョンで統合を呼び出します。

curl -X POST \
    -H "authorization: Bearer $(gcloud auth print-access-token)"
    -H "Content-Type: application/json" \
    -d '{"trigger_id":"api_trigger/test_API_1"}' \
    "https://us-east1-integrations.googleapis.com/v1/projects/demo-project/locations/us-central1/integrations/-:execute"

考慮事項

API トリガーを使用する場合、すべての入力変数の累積サイズは最大 8 MB になります。サイズが 8 MB を超えると、Application Integration は統合を実行せず、エラーが発生します。