Application Integration と ADK

Agent Development Kit（ADK）は、AI エージェントの開発とデプロイ用のフレームワークです。ADK エージェントは、Application Integration ワークフローなどのさまざまなツールを使用して、機能を強化できます。このドキュメントでは、ADK と Application Integration およびフェデレーション検索の統合について説明します。

Application Integration ツール

ADK エージェントは、Application Integration ワークフローをツールとして使用して、CRM、ERP、データベースなどのエンタープライズアプリケーションに安全にアクセスして操作します。ADK を Application Integration と統合すると、標準のプロセス自動化がエージェントワークフローに変換されます。エージェントは、特定の目標を達成するために、これらのワークフローをいつどのように実行するかをインテリジェントに決定します。

ADK エージェントのツールとして Application Integration ワークフローを使用する方法については、Application Integration ツールをご覧ください。

連携検索

Application Integration 内の連携検索により、ADK エージェントは複数のエンタープライズアプリケーションとデータソースを同時にクエリできます。これにより、包括的な情報を収集する単一の統一された方法が提供され、サイロ化された各システムを手動でクエリする必要がなくなります。たとえば、エージェントは、CRM システムで顧客の最近のサポートチケットを、ロイヤルティプログラムデータベースでステータスを、e コマースプラットフォームで注文履歴を同時にクエリできます。この統合ビューにより、強力な自動化タスクが可能になります。