Cloud Source Repositories は、Google Cloud でホストされている多機能のプライベート Git リポジトリです。
Cloud Source Repositories を使用すると、App Engine や Compute Engine などで実行されるアプリまたはサービスを共同で開発し、バージョン管理を行うことができます。
Git に精通している場合は、Cloud Source Repositories をすぐに利用できます。たとえば、Cloud Source Repositories をリモートとしてローカル Git リポジトリに追加できます。また、GitHub や Bitbucket 上にホストされるリポジトリに接続することもできます。ローカル リポジトリから Git コマンドの標準セットを使用して、クラウド内のリポジトリ(push
、pull
、clone
、log
など)を操作できます。
複数のリポジトリ
1 つの Google Cloud プロジェクトに複数のリポジトリを作成できます。これにより、クラウド プロジェクトに関連するコードを最適な方法で整理できます。
接続されたリポジトリ
既存の GitHub リポジトリまたは Bitbucket リポジトリを Cloud Source Repositories に接続できます。接続されたリポジトリは、自動的に Cloud Source Repositories と同期されます。
エディタのサポート
Cloud Source Repositories 内のレポジトリは Git リポジトリであるため、任意のエディタを引き続き使用してコードを編集できます。より統合されたエクスペリエンスについては、以下のトピックをご覧ください。
ソースブラウザ
Cloud Source Repositories には、Google Cloud コンソール内からリポジトリ ファイルを表示するために使用できるソースブラウザも備わっています。
自動ロギング
Cloud Source Repositories は、リポジトリ アクティビティに関するログを Cloud Logging に自動的に送信するため、データアクセスの追跡とトラブルシューティングに役立ちます。
これらのログを使用して、最近のリポジトリの同期、他のユーザーによるリポジトリのアクセス、作成、削除、権限変更などの管理操作を確認できます。さらに、リポジトリ同期中にエラーが記録されたときアラートが送信されるように通知設定を構成できます。
ロギングでのログエントリの読み書きに関する詳細は、このクイックスタートをご覧ください。ログのストレージを管理するための課金の構成については、Logging の料金をご覧ください。
セキュリティ キーの検出
Cloud Source Repositories は、セキュリティ キーの検出機能により、機密情報を含む git push
トランザクションをブロックします。これは、ソースコードのセキュリティを向上させるための機能です。この機能を有効にすることをおすすめします。詳細については、セキュリティ キーの検出をご覧ください。
ユーザー データ
次のステップ
- リポジトリの設定方法を学習する。
- リポジトリをリモートとして追加する方法を学習する。
- GitHub または Bitbucket にホストされているリポジトリに接続する方法を学習する。
- ソースブラウザの使い方を学習する。