Cloud Source Repositories の使用

Android Studio から Cloud Source Repositories に新しいプロジェクトを追加し、既存のプロジェクトをチェックアウトできます。現時点でサポートされているのは Git のみです。

ソースコードのアップロード

Cloud Source Repositories にソースをアップロードする前に、Google Cloud Console でソース用の Cloud プロジェクトを作成する必要があります。

また、プロジェクト内には「default」リポジトリが必須です。 Cloud Source Repositories に移動し、「default」という名前のリポジトリを探します。このリポジトリが見つからない場合は、[リポジトリを作成] をクリックしてリポジトリを作成し、「default」という名前にします。

Android Studio からソースを Cloud Source Repositories にアップロードするには:

Android Studio で、Cloud Source Repositories に追加するプロジェクトを開きます。
[VCS] > [Import into Version Control] > [Upload Project to Google Cloud] を選択します。
表示されたダイアログで、プロジェクトに関連付けられた Google Cloud Console のプロジェクト ID を選択します。
[アップロード] をクリックします。

[アップロード] をクリックすると、git commit を実行して最初のローカル commit を実行し、次に git push を実行してその内容をリモートリポジトリに push します。このステップが完了すると、リポジトリを利用できるようになります。

ソースを Cloud Source Repositories にアップロードするとき、Android Studio はデフォルトで「origin」をリモート名として使用します。リモート構成のローカル Git リポジトリがすでに用意されている場合でもアップロードは成功しますが、この場合、名前が競合しないようにリモート名として「cloud-platform」が選択されます。

ソースの参照

ソースコードをアップロードしたら、Google Cloud Console でソースを閲覧できます。

Google Cloud Console で、前の手順で指定したプロジェクト ID を持つプロジェクトを選択します。
左のナビゲーションバーで、[ソースコード] > [参照] を選択します。

ソースのチェックアウト

Android Studio で Cloud Source Repositories からソースをチェックアウトするには、次のようにします。

注: Google の IDE Cloud Source Repositories 統合では、「default」リポジトリのチェックアウトのみがサポートされています。「default」リポジトリを作成して、ソースをアップロードする方法については、前の手順をご覧ください。

[VCS] > [Checkout from Version Control] > [Google Cloud] を選択します。
表示されたダイアログで、プロジェクトに関連付けられた Google Cloud Console のプロジェクト ID を選択し、[クローン] をクリックします。

または、開始画面でプロジェクトを選択し、次に [Check out project from Version Control] > [Google Cloud] を選択してチェックアウトすることもできます。

次のステップ

上述のとおり、Cloud Source Repositories のフロントエンドは Git です。プロジェクトを Cloud Source Repositories に配置したら、ツールバーまたは通常の git コマンドを使用して、ソースに対して commit、push、pull などの操作を実行できます。Git をソースコントロール管理機能として使用する方法については、git-scm.com をご覧ください。