バージョン 4.10. 以前のバージョンの Migrate for Compute Engine のドキュメントを表示しています。

ランブックの作成と変更

このページでは、ランブックの作成方法について説明します。ランブックとは、Wave 内の移行対象の VM を定義する CSV ファイルです。

ランブック テンプレートの生成

ランブックは Migrate for Compute Engine Manager から作成されます。VMware または AWS にクエリを実行して VM が抽出され、CSV が生成されます。この CSV は編集できます。

この CSV を編集して次の項目を定義します。

  • Wave に含める VM。
  • その VM を移行する順序。
  • Google Cloud で起動する VM の種類とディスク容量。
  • ランブックのリファレンスで定義されているその他の特性。

VMware、AWS、または Azure 環境を実行している VM からランブックを作成するには、次の手順に従います。

  1. Migrate for Compute Engine Manager に apiuser としてログインし、[Migration Waves] アイコンをクリックします。
  2. ログイン後、[Generate Runbook] をクリックします。
  3. メニューが表示されたら、[Source] を選択します。

    vSphere

    移行元としてオンプレミス VM(vSphere)を使用する:
    1. [Source Datacenter] に、インベントリをエクスポートする VMware データセンターを選択します。
    2. [省略可] 移行した VM をホストする [Target Cloud Extension] を選択します。これは、後でランブックを編集して変更できます。
    3. [省略可] [Target Network] で、[Populate with Cloud Extension Defaults] を選択すると、Cloud Extension のサブネットとネットワーク タグが新しい VM に適用されます。この設定は、後でランブックを編集して変更できます。
    4. [作成] をクリックします。ランブック CSV が、お使いのマシンにダウンロードされます。

    AWS

    AWS をソースとして使用する。

    1. 移行する VM に必要な [Source Cloud Details] を選択します。
    2. [Name] と [Value] のペアを入力して、[Filter by Source Tags] を 1 つ以上入力します。

      これらのペアを使用して、AWS インスタンス タグで VM を検索します。たとえば、AWS で WORKLOAD キーと CRM 値でタグ付けされたインスタンスを検索するには、[Name] に WORKLOAD を使用し、[Value] に CRM を使用します。

      [Value] フィールドは、ワイルドカード演算子 * をサポートします。たとえば、[Name] フィールドに WORKLOAD と入力し、[Value] フィールドに * と入力すると、WORKLOAD のキーを持つすべてのインスタンスが選択されます。

    3. [省略可] [Target Network] で、[Populate with Cloud Extension Defaults] を選択すると、Cloud Extension のサブネットとネットワーク タグが新しい VM に適用されます。

      この設定は、後でランブックを編集して変更できます。

    4. [Create] をクリックします。

      ランブック CSV の保存を促すプロンプトが表示されます。

      詳細は、AWS をソースとして構成するをご覧ください。

    Azure

    Azure をソースとして使用する

    1. 移行する VM に必要な [Source Cloud Details] を選択します。
    2. ランブックにエクスポートする VM を一覧表示するリソース グループを選択します。

      このダイアログで指定した [Cloud Details] で定義されるリソース グループと場所の VM を指定するランブックが生成されることに注意してください。

    3. [省略可] [Target Network] で、[Populate with Cloud Extension Defaults] を選択すると、Cloud Extension のサブネットとネットワーク タグが新しい VM に適用されます。

      この設定は、後でランブックを編集して変更できます。

    4. [Create] をクリックします。

      ランブック CSV の保存を促すプロンプトが表示されます。

      詳細は、Azure をソースとして構成するをご覧ください。

ランブックを変更する

ランブック CSV を、任意のエディタやスプレッドシート プログラムで編集できます。ランブック CSV のすべてのフィールドは、ランブックのリファレンスで定義されています。

サードパーティ ツールまたはカスタムツール

VM やアプリの高度なフィルタリング、並べ替え、分割が必要な場合は、ランブックの作成または編集のためのカスタムツールが役立ちます。ランブックは、任意の言語とツールで作成できます。Migrate for Compute Engine では、必須フィールドを含むすべての CSV のランブックを利用できます。

また、サードパーティの移行ヒアリング調査と移行計画ソリューションがいくつか組み込まれています。これによって、Migrate for Compute Engine API を使用して Migrate for Compute Engine ランブックを作成および実行できます。

Wave でランブックを編集する

VM を接続解除する準備ができたときのスクリーンショット(クリックして拡大)
Waves UI からの Update Runbook メニューコマンドのスクリーンショット(クリックして拡大)

Wave を編集するには:

  1. [Action] > [Update Runbook] を選択します。
  2. CSV ファイルを選択し、[Save] をクリックします。
  3. 新しいランブックを、再度確認します。

Wave を編集すると、Wave のオペレーション履歴が保持されます。前のランブックは、[Jobs] 列の値をクリックすると検索およびダウンロードできます。

ランブック間で VM を移動する

1 つのランブックから別のランブックへ、VM を移動できます。Wave 間で VM を移動するには、次の手順に従います。

  1. VM の移動元のランブックの CSV で、その VM の RunGroup フィールド値を 0 未満の整数(-1 など)に設定し、CSV をアップロードします。
  2. VM の移動先のランブックの CSV で、RunGroup の値を正の整数に設定した VM の行を追加し、その Wave の CSV をアップロードします。

Wave を削除する

削除できるのは、ジョブが一度も開始されたことがない Wave のみです。Wave を削除する代わりに、両方の Wave のランブックを編集して、1 つの Wave から別の Wave に VM を移動できます。