Google Kubernetes Engine（GKE）

最大 65,000 ノードのクラスタのサポート、AI Hypercomputer との統合、GPU と TPU のサポートにより、GKE では、ML や HPC など、専用のハードウェア アクセラレータを利用するワークロードを簡単に実行できます。

GKE の推論機能は、生成 AI 対応のスケーリングとロード バランシングの手法により、他のマネージド サービスやオープンソースの Kubernetes サービスと比較して、サービング費用を 30% 以上、テール レイテンシを 60% 削減し、スループットを最大 40% 向上させることができます。

GKE は、組み込みのベスト プラクティス、コンプライアンスに準拠したインフラストラクチャ、リアルタイムのアラートにより、大規模なセキュリティを提供します。セキュリティの脅威やコンプライアンスの問題を一元的に確認でき、迅速かつ的確に軽減できます。

GKE の組み込みのセキュリティ ポスチャーは、750 名を超えるエキスパートからなる Google セキュリティ チームによって支えられており、パッチ適用と強化、分離とセグメンテーション、Confidential GKE Nodes、Identity and Access Management、Cloud Logging と Cloud Monitoring の統合などが提供されます。

さらに、GKE Sandbox を使用すると、GKE でコンテナ化されたワークロード間に防御レイヤが追加され、ワークロードのセキュリティを強化できます。

フリートとチームを活用することで、クラスタやワークロードを整理し、複数のチームにリソースを容易に割り当てることができます。これにより、生産性が向上し、責任の所在を明確にすることができます。チームスコープを使用すると、チームごとにフリート リソースのサブセットを定義できます。各スコープは、1 つ以上のフリート メンバー クラスタと関連付けられます。

環境、階層、ロケール、チーム、インフラストラクチャ プロバイダでサービスを分離するために、複数のクラスタを選択できます。フリートは、複数のクラスタを可能な限り簡単に管理することを目的としています。

GKE では Certified Kubernetes が実行されているほか、オープン標準を採用しているため、お客様は既存のオンプレミス ハードウェアやパブリック クラウド上で、アプリケーションを修正することなく実行できます。

GKE 接続クラスタを使用すると、独自に作成した標準準拠の Kubernetes クラスタを GKE 管理環境に登録または接続できます。クラスタを接続すると、GKE によるクラスタの管理と制御が可能になり、Config Sync、Cloud Service Mesh、フリートなどの追加機能へのアクセスも可能になります。