この機能を使用すると、Cloud Dataproc クラスタの最小 CPU プラットフォームを選択できます。たとえば、クラスタを作成するときに、クラスタのマスター インスタンスやワーカー インスタンス用に Intel Skylake CPU を選択して、ジョブのパフォーマンスを向上させることができます。
この機能を使用する前に、各ゾーンで使用可能なプラットフォームを一覧表示している使用可能なリージョンとゾーンをご覧ください。また、gcloud compute zones describe zone
コマンドを実行して、クラスタのゾーン内の availableCpuPlatforms
を一覧表示できます(詳細は、VM インスタンスの最小 CPU プラットフォームの指定をご覧ください)。
最小 CPU プラットフォームの使用
gcloud コマンド
クラスタのマスター ノードやワーカー(プリエンプティブルを含む)ノード用に最小 CPU プラットフォームを指定するには、次のフラグの 1 つまたは両方を gcloud dataproc clusters create コマンドに渡します。
gcloud dataproc clusters create \ --region=region \ --master-min-cpu-platform=cpu-platform-name \ --worker-min-cpu-platform=cpu-platform-name \ other args ...
REST API
クラスタのマスター ノード、プライマリ ワーカー ノード、セカンダリ(プリエンプティブル)ワーカー ノード用に最小 CPU プラットフォームを指定するには、cluster.create リクエスト内のマスター インスタンス、プライマリ ワーカー インスタンス、セカンダリ(プリエンプティブル)ワーカー インスタンスの InstanceGroupConfig で minCpuPlatform
フィールドを設定します。
Console
Google Cloud コンソールの [クラスタの作成] ページにある [ノードの構成] パネルの [CPU プラットフォームと GPU] → [CPU プラットフォーム] セクションを使用して、クラスタのマスターノードとワーカーノードに対して最小 CPU プラットフォームを指定できます。