Artifact Registry を使用すると、統合された Google Cloud エクスペリエンスの一部としてアーティファクトを一元的に保存して依存関係をビルドできます。
はじめに
Artifact Registry は、パッケージと Docker コンテナ イメージを 1 か所で保管し管理できる場所として機能します。例を挙げてみます。
- Artifact Registry を Google Cloud CI / CD サービスまたは既存の CI / CD ツールと統合できます。
- Cloud Build からのアーティファクトを保存します。
- Google Cloud ランタイム(Google Kubernetes Engine、Cloud Run、Compute Engine、App Engine フレキシブル環境を含む)にアーティファクトをデプロイします。
- Identity and Access Management は一貫した認証情報とアクセス制御を提供します。
- コンテナ ソフトウェアのサプライ チェーンを保護します。
- Container Analysis を使用して、コンテナのメタデータを管理し、コンテナの脆弱性をスキャンします。
- Binary Authorization を使用してデプロイ ポリシーを適用します。
- VPC Service Controls セキュリティ境界内のリポジトリを保護します。
- 1 つの Google Cloud プロジェクト内に複数のリージョン リポジトリを作成します。チームや開発段階ごとにイメージをグループ化し、リポジトリ レベルでアクセスを制御します。
Artifact Registry は、Cloud Build をはじめ他の継続的デリバリー システムや継続的インテグレーション システムを統合し、ビルドのパッケージを保存します。ビルドやデプロイに使用する信頼できる依存関係を格納することもできます。
Artifact Registry と Container Registry
Artifact Registry は Container Registry の機能を拡張したものです。Artifact Registry が一般提供された後も、両プロダクトは引き続き共存可能です。現在 Container Registry を使用している場合は、Container Registry からの移行をご覧になり、改善された新機能をご活用ください。
次のステップ
- Docker のクイックスタート
- Maven クイックスタート
- npm のクイックスタート
- DevOps に関するリソースを読む。また、研究プログラムについて確認する。