進行中のバックアップ オペレーションをキャンセルする

このページでは、進行中の AlloyDB バックアップ オペレーションをキャンセルする方法について説明します。

実行中のバックアップ オペレーションは、次の場合にキャンセルできます。

  • バックアップのソースクラスタが「Ready」状態である。
  • バックアップが「Pending」状態である。

バックアップ オペレーションをキャンセルするには、AlloyDB がそのオペレーションを実行するために開始した長時間実行オペレーションをキャンセルします。ただし、オペレーションの現在のステータスによっては、長時間実行オペレーションのキャンセルが失敗する場合があります。

始める前に

  • 使用している Google Cloud プロジェクトで AlloyDB へのアクセスが有効になっている必要があります。
  • 使用している Google Cloud プロジェクトで、次のいずれかの IAM ロールが必要です。
    • roles/alloydb.admin(AlloyDB 管理者の IAM 事前定義ロール)
    • roles/owner(オーナーの IAM 基本ロール)
    • roles/editor(編集者の IAM 基本ロール)

    これらのロールが付与されていない場合は、アクセス権を付与するよう組織管理者に依頼してください。

手順

gcloud

gcloud CLI を使用するには、Google Cloud CLI をインストールして初期化するか、Cloud Shell を使用します。

operations cancel コマンドを使用して、AlloyDB バックアップを実行している長時間実行オペレーションをキャンセルします。

gcloud alloydb operations cancel OPERATION_ID \
    --region=REGION_ID \
    --project=PROJECT_ID
  • OPERATION_ID: バックアップの開始時に AlloyDB から報告された長時間実行オペレーションの ID。
  • REGION_ID: バックアップが配置されているリージョンの ID。
  • PROJECT_ID: バックアップが配置されているプロジェクトの ID。