コンテキスト キャッシュに関する情報を取得する

コンテキスト キャッシュの作成日時、最終更新日時、有効期限を確認できます。Google Cloud プロジェクトに関連付けられているすべてのコンテキスト キャッシュ(キャッシュ ID など)に関する情報を取得するには、コマンドを使用してコンテキスト キャッシュを一覧表示します。コンテキスト キャッシュのキャッシュ ID がわかっている場合は、そのコンテキスト キャッシュに関する情報のみを取得できます。

コンテキスト キャッシュのリストを取得する

Google Cloud プロジェクトに関連付けられたコンテキスト キャッシュのリストを取得するには、作成したリージョンと Google Cloud プロジェクトの ID が必要です。以下で、Google Cloud プロジェクトのコンテキスト キャッシュのリストを取得する方法を説明します。

REST

以下は、REST を使用して、パブリッシャー モデル エンドポイントに GET リクエストを送信し、Google Cloud プロジェクトに関連付けられたコンテキスト キャッシュを一覧表示する方法を示しています。

リクエストのデータを使用する前に、次のように置き換えます。

HTTP メソッドと URL:

GET https://LOCATION-aiplatform.googleapis.com/v1beta1/projects/PROJECT_ID/locations/LOCATION/cachedContents

リクエストを送信するには、次のいずれかのオプションを選択します。

curl

次のコマンドを実行します。

curl -X GET \
-H "Authorization: Bearer $(gcloud auth print-access-token)" \
"https://LOCATION-aiplatform.googleapis.com/v1beta1/projects/PROJECT_ID/locations/LOCATION/cachedContents"

PowerShell

次のコマンドを実行します。

$cred = gcloud auth print-access-token
$headers = @{ "Authorization" = "Bearer $cred" }

Invoke-WebRequest `
-Method GET `
-Headers $headers `
-Uri "https://LOCATION-aiplatform.googleapis.com/v1beta1/projects/PROJECT_ID/locations/LOCATION/cachedContents" | Select-Object -Expand Content

次のような JSON レスポンスが返されます。

curl コマンドの例

LOCATION="us-central1"
PROJECT_ID="PROJECT_ID"

curl \
-X GET \
-H "Authorization: Bearer $(gcloud auth print-access-token)" \
https://${LOCATION}-aiplatform.googleapis.com/v1/projects/${PROJECT_ID}/locations/${LOCATION}/cachedContents

コンテキスト キャッシュに関する情報を取得する

1 つのコンテキスト キャッシュに関する情報を取得するには、そのキャッシュ ID、コンテキスト キャッシュが関連付けられている Google Cloud プロジェクト ID、コンテキスト キャッシュの作成リクエストが処理されたリージョンが必要です。コンテキスト キャッシュのキャッシュ ID は、コンテキスト キャッシュの作成時に返されます。context cache list コマンドを使用して、プロジェクトに関連付けられた各コンテキスト キャッシュのキャッシュ ID を取得することもできます。

以下で、1 つのコンテキスト キャッシュに関する情報を取得する方法について説明します。

Python

Vertex AI SDK for Python のインストールまたは更新方法については、Vertex AI SDK for Python をインストールするをご覧ください。詳細については、Vertex AI SDK for Python API のリファレンス ドキュメントをご覧ください。

ストリーミング レスポンスと非ストリーミング レスポンス

モデルがストリーミング レスポンスを生成するか、非ストリーミング レスポンスを生成するかを選択できます。ストリーミング レスポンスの場合、出力トークンが生成されるとすぐに各レスポンスが受信されます。非ストリーミング レスポンスの場合、すべての出力トークンが生成された後にすべてのレスポンスが届きます。

ストリーミング レスポンスの場合は、generate_contentstream パラメータを使用します。

  response = model.generate_content(contents=[...], stream = True)
  

非ストリーミング レスポンスの場合は、パラメータを削除するか、パラメータを False に設定します。

サンプルコード

import vertexai

from vertexai.preview import caching

# TODO(developer): Update and un-comment below lines
# project_id = "PROJECT_ID"
# cache_id = "CACHE_ID"

vertexai.init(project=project_id, location="us-central1")

cached_content = caching.CachedContent(cached_content_name=cache_id)

print(cached_content.name)

REST

以下は、REST を使用して、パブリッシャー モデル エンドポイントに GET リクエストを送信し、Google Cloud プロジェクトに関連付けられたコンテキスト キャッシュを一覧表示する方法を示しています。

リクエストのデータを使用する前に、次のように置き換えます。

HTTP メソッドと URL:

GET https://LOCATION-aiplatform.googleapis.com/v1beta1/projects/PROJECT_ID/locations/LOCATION/cachedContents/CACHE_ID

リクエストを送信するには、次のいずれかのオプションを選択します。

curl

次のコマンドを実行します。

curl -X GET \
-H "Authorization: Bearer $(gcloud auth print-access-token)" \
"https://LOCATION-aiplatform.googleapis.com/v1beta1/projects/PROJECT_ID/locations/LOCATION/cachedContents/CACHE_ID"

PowerShell

次のコマンドを実行します。

$cred = gcloud auth print-access-token
$headers = @{ "Authorization" = "Bearer $cred" }

Invoke-WebRequest `
-Method GET `
-Headers $headers `
-Uri "https://LOCATION-aiplatform.googleapis.com/v1beta1/projects/PROJECT_ID/locations/LOCATION/cachedContents/CACHE_ID" | Select-Object -Expand Content

次のような JSON レスポンスが返されます。

curl コマンドの例

LOCATION="us-central1"
PROJECT_ID="PROJECT_ID"
CACHE_ID="CACHE_ID"

curl \
-X GET \
-H "Authorization: Bearer $(gcloud auth print-access-token)" \
https://${LOCATION}-aiplatform.googleapis.com/v1/projects/${PROJECT_ID}/locations/${LOCATION}/${CACHE_ID}