このページでは、エージェントで Cloud Trace を有効にしてトレースを確認し、クエリ レスポンス時間と実行されたオペレーションを分析する方法について説明します。
LangchainAgent
のトレースを有効にする
LangchainAgent
のトレースを有効にするには、エージェントを開発するときに enable_tracing=True
を指定します。次に例を示します。
agent = agent_engines.LangchainAgent(
model=model, # Required.
tools=[get_exchange_rate], # Optional.
enable_tracing=True, # [New] Optional.
)
デプロイされたエージェントを更新して、トレースを有効にすることもできます。次に例を示します。
agent_engines.update(
resource_name=RESOURCE_NAME,
agent_engine=agent_engines.LangchainAgent(
model=model,
tools=[get_exchange_rate],
enable_tracing=True, # New, if it wasn't in the deployed agent with resource_name
),
)
これにより、Google Cloud プロジェクトを設定するのプロジェクトの Cloud Trace にトレースが出力されます。
カスタム エージェントのトレースを有効にする
カスタム エージェントのトレース機能を有効にするには、Open Telemetry Google Cloud インテグレーションと、OpenInference や OpenLLMetry などの計測化フレームワークを組み合わせて使用します。
トレースを表示
有効にすると、Trace エクスプローラでトレースを確認できます。
次のガントチャートは、Langchain エージェントからのサンプル トレースを示しています。
ガントチャートの最初の行はトレース用です。トレースはスパンで構成されています。これは、単一の関数またはサブオペレーションの記録です。
詳細については、Trace エクスプローラのドキュメントをご覧ください。
割り当てと上限
一部の属性値は、割り当て上限に達すると切り捨てられることがあります。詳細については、Cloud Trace の割り当てをご覧ください。
料金
Cloud Trace には無料枠があります。詳細については、Cloud Trace の料金をご覧ください。