クイックスタート: Cloud Run にシェルサービスをデプロイする

Cloud Run にシェルサービスをデプロイする

シンプルな Hello World アプリケーションを作成してコンテナ イメージにパッケージ化し、コンテナ イメージを Artifact Registry にアップロードして Cloud Run にデプロイする方法を学習します。ここで説明していない言語を使用することもできます。

始める前に

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  2. In the Google Cloud console, on the project selector page, select or create a Google Cloud project.

    Go to project selector

  3. Make sure that billing is enabled for your Google Cloud project.

  4. Install the Google Cloud CLI.
  5. To initialize the gcloud CLI, run the following command:

    gcloud init
  6. In the Google Cloud console, on the project selector page, select or create a Google Cloud project.

    Go to project selector

  7. Make sure that billing is enabled for your Google Cloud project.

  8. Install the Google Cloud CLI.
  9. To initialize the gcloud CLI, run the following command:

    gcloud init
  10. Cloud Run サービスのデフォルト プロジェクトを設定するには:
     gcloud config set project PROJECT_ID
    PROJECT_ID は、このクイックスタートで作成したプロジェクトの名前に置き換えます。
  11. ドメイン制限の組織のポリシーでプロジェクトの未認証呼び出しが制限されている場合は、プライベート サービスのテストの説明に従って、デプロイされたサービスにアクセスする必要があります。

サンプル アプリケーションを作成する

Shell アプリケーションを作成するには:

  1. helloworld-shell という名前の新しいディレクトリを作成し、そのディレクトリに移動します。

    mkdir helloworld-shell
    cd helloworld-shell
    
  2. go.mod ファイルを初期化して go モジュールを宣言します。

    module github.com/GoogleCloudPlatform/cloud-run-samples/helloworld-shell
    
    go 1.19
    

    前述の形式で go.mod ファイルを直接作成するか、次のようにプロジェクト ディレクトリから初期化できます。

    go mod init
    
  3. script.sh ファイルを作成し、次の内容を追加します。

    
    set -e
    echo "Hello ${NAME:-World}!"
    

    このシェル スクリプトをすべての受信リクエストに実行するために、このサンプルでは小規模な Go プログラムを使用して基本ウェブサーバーを起動し、PORT 環境変数で定義されたポートをリッスンします。

  4. invoke.go ファイルを作成し、次の内容を追加します。

    
    // Sample helloworld-shell is a Cloud Run shell-script-as-a-service.
    package main
    
    import (
    	"log"
    	"net/http"
    	"os"
    	"os/exec"
    )
    
    func main() {
    	http.HandleFunc("/", scriptHandler)
    
    	// Determine port for HTTP service.
    	port := os.Getenv("PORT")
    	if port == "" {
    		port = "8080"
    		log.Printf("Defaulting to port %s", port)
    	}
    
    	// Start HTTP server.
    	log.Printf("Listening on port %s", port)
    	if err := http.ListenAndServe(":"+port, nil); err != nil {
    		log.Fatal(err)
    	}
    }
    
    func scriptHandler(w http.ResponseWriter, r *http.Request) {
    	cmd := exec.CommandContext(r.Context(), "/bin/bash", "script.sh")
    	cmd.Stderr = os.Stderr
    	out, err := cmd.Output()
    	if err != nil {
    		w.WriteHeader(500)
    	}
    	w.Write(out)
    }
    
  5. ソースファイルと同じディレクトリに Dockerfile という名前の新しいファイルを作成します。

    
    # Use the offical golang image to create a binary.
    # This is based on Debian and sets the GOPATH to /go.
    # https://hub.docker.com/_/golang
    FROM golang:1.20-buster as builder
    
    # Create and change to the app directory.
    WORKDIR /app
    
    # Retrieve application dependencies.
    # This allows the container build to reuse cached dependencies.
    # Expecting to copy go.mod and if present go.sum.
    COPY go.* ./
    RUN go mod download
    
    # Copy local code to the container image.
    COPY invoke.go ./
    
    # Build the binary.
    RUN go build -mod=readonly -v -o server
    
    # Use the official Debian slim image for a lean production container.
    # https://hub.docker.com/_/debian
    # https://docs.docker.com/develop/develop-images/multistage-build/#use-multi-stage-builds
    FROM debian:buster-slim
    RUN set -x && apt-get update && DEBIAN_FRONTEND=noninteractive apt-get install -y \
        --no-install-recommends \
        ca-certificates && \
        rm -rf /var/lib/apt/lists/*
    
    # Create and change to the app directory.
    WORKDIR /
    
    # Copy the binary to the production image from the builder stage.
    COPY --from=builder /app/server /app/server
    COPY script.sh ./
    
    # Run the web service on container startup.
    CMD ["/app/server"]
    

これでアプリが完成し、デプロイできるようになりました。

ソースから Cloud Run にデプロイする

重要: 以下の説明では、このクイックスタートで使用するプロジェクトのオーナーロールまたは編集者ロールが付与されていることを前提としています。このロールが付与されていない場合は、Cloud Run のデプロイ権限Cloud Build の権限Artifact Registry の権限で必要な権限を確認してください。

ソースからのデプロイでは、ソースコードからコンテナ イメージが自動的にビルドされて、デプロイされます。

ソースからデプロイするには:

  1. ソースコード ディレクトリで、次のコマンドを使用してソースからデプロイします。

    gcloud run deploy

    API を有効にするように求められたら、「y」と入力して有効にします。

    1. ソースコードの場所を求められたら、Enter キーを押して現在のフォルダにデプロイします。

    2. サービス名の入力を求められたら、Enter キーを押して、デフォルトの名前(helloworld など)を受け入れます。

    3. Artifact Registry API を有効にするか、Artifact Registry リポジトリの作成を許可するように求められたら、y キーを押して応答します。

    4. リージョンの入力を求められたら、任意のリージョンus-central1 など)を選択します。

    5. 未認証の呼び出しを許可するように求められます。「y」と入力します。

    デプロイが完了するまで少しお待ちください。正常に完了すると、コマンドラインにサービス URL が表示されます。

  2. このサービス URL をウェブブラウザで開き、デプロイしたコンテナにアクセスします。

Cloud Run のロケーション

Cloud Run はリージョナルです。つまり、Cloud Run サービスを実行するインフラストラクチャは特定のリージョンに配置され、そのリージョン内のすべてのゾーンで冗長的に利用できるように Google によって管理されます。

レイテンシ、可用性、耐久性の要件を満たしていることが、Cloud Run サービスを実行するリージョンを選択する際の主な判断材料になります。一般的には、ユーザーに最も近いリージョンを選択できますが、Cloud Run サービスで使用されている他の Google Cloud サービスのロケーションも考慮する必要があります。使用する Google Cloud サービスが複数のロケーションにまたがっていると、サービスの料金だけでなくレイテンシにも影響することがあります。

Cloud Run は、次のリージョンで利用できます。

ティア 1 料金を適用

  • asia-east1(台湾)
  • asia-northeast1(東京)
  • asia-northeast2(大阪)
  • europe-north1(フィンランド) リーフアイコン 低 CO2
  • europe-southwest1(マドリッド)
  • europe-west1(ベルギー) リーフアイコン 低 CO2
  • europe-west4(オランダ)
  • europe-west8(ミラノ)
  • europe-west9(パリ) リーフアイコン 低 CO2
  • me-west1(テルアビブ)
  • us-central1(アイオワ) リーフアイコン 低 CO2
  • us-east1(サウスカロライナ)
  • us-east4(北バージニア)
  • us-east5(コロンバス)
  • us-south1(ダラス)
  • us-west1(オレゴン) リーフアイコン 低 CO2

ティア 2 料金を適用

  • asia-east2(香港)
  • asia-northeast3(ソウル、韓国)
  • asia-southeast1(シンガポール)
  • asia-southeast2 (ジャカルタ)
  • asia-south1(ムンバイ、インド)
  • asia-south2(デリー、インド)
  • australia-southeast1(シドニー)
  • australia-southeast2(メルボルン)
  • europe-central2(ワルシャワ、ポーランド)
  • europe-west10(ベルリン)
  • europe-west12(トリノ)
  • europe-west2(ロンドン、イギリス) リーフアイコン 低 CO2
  • europe-west3(フランクフルト、ドイツ) リーフアイコン 低 CO2
  • europe-west6(チューリッヒ、スイス) リーフアイコン 低 CO2
  • me-central1(ドーハ)
  • me-central2(ダンマーム)
  • northamerica-northeast1(モントリオール) リーフアイコン 低 CO2
  • northamerica-northeast2(トロント) リーフアイコン 低 CO2
  • southamerica-east1(サンパウロ、ブラジル) リーフアイコン 低 CO2
  • southamerica-west1(サンティアゴ、チリ) リーフアイコン 低 CO2
  • us-west2(ロサンゼルス)
  • us-west3(ソルトレイクシティ)
  • us-west4(ラスベガス)

Cloud Run サービスをすでに作成している場合は、Google Cloud コンソールの Cloud Run ダッシュボードにリージョンが表示されます。

これで完了です。ソースコードから Cloud Run にコンテナ イメージをデプロイしました。Cloud Run は、受信したリクエストを処理するためにコンテナ イメージを自動的に水平方向にスケールアウトし、リクエスト数が減少するとスケールインします。料金は、リクエストの処理中に使用した CPU、メモリ、ネットワークに対してのみ発生します。

クリーンアップ

テスト プロジェクトを削除する

サービスが使用されていない場合、Cloud Run の料金は発生しませんが、コンテナ イメージを Artifact Registry に保存すると課金される場合があります。コンテナ イメージを削除するか、Google Cloud プロジェクトを削除してこのような料金が発生しないようにできます。Google Cloud プロジェクトを削除すると、そのプロジェクト内で使用されているすべてのリソースに対する課金が停止します。

  1. In the Google Cloud console, go to the Manage resources page.

    Go to Manage resources

  2. In the project list, select the project that you want to delete, and then click Delete.
  3. In the dialog, type the project ID, and then click Shut down to delete the project.

次のステップ

コードソースからコンテナをビルドし、リポジトリに push する方法については、以下をご覧ください。