Memcached インスタンスのモニタリング

このページでは、Memorystore for Memcached インスタンスのパフォーマンスをモニタリングする方法について説明します。

モニタリングではインスタンスにチェックインして、インスタンスが目的どおりに動作していることを確認できます。このガイドでは、Memcached インスタンスをモニタリングする基本的な例をいくつか取り上げます。Memorystore for Memcached はオープンソースの Memcached と互換性があるため、ここで取り上げるモニタリングの種類だけでなく、Compute Engine VM の既存のモニタリング ツールを使用してインスタンスをモニタリングすることもできます。

Google Cloud Console でのインスタンスのモニタリング

インスタンスの中心的な統計情報を表示するには:

  1. Google Cloud Console の [Memorystore for Memcached] ページに移動します。
    Memorystore for Memcached
  2. 表示するインスタンスのインスタンス ID をクリックします。

Google Cloud Console でインスタンスの [インスタンスの詳細] ページにアクセスすると、いくつかの統計情報をモニタリングできます。デフォルトでは、インスタンスの現在のメモリ使用量と最大容量がグラフに表示されます。Cloud Console では、アクティブな接続、メモリ使用量、CPU 使用時間、ヒット率、アイテム、エビクション数、オペレーション数、受信バイト数、送信バイト数、稼働時間、未使用メモリ、Get オペレーション、Set オペレーション、Delete オペレーションなどの指標が使用できます。

グラフに表示される統計情報を変更するには、左上隅のプルダウンを使用します。時間枠を変更するには、グラフの右上隅で別の期間を選択します。

Cloud Monitoring の使用

Cloud Monitoring は、Memcached インスタンスの稼働時間などの指標を表示できるモニタリング サービスです。Cloud Monitoring から利用できるすべての Memorystore for Memcached の統計情報の詳細については、Monitoring のリファレンス ドキュメントをご覧ください。

Cloud Monitoring に登録する

モニタリング コンソールにアクセスするには、Cloud Console のナビゲーション ペインで [Monitoring] をクリックします。

Cloud Console に移動

Google Cloud プロジェクトの Monitoring に初めてアクセスする場合は、Monitoring でワークスペースを作成する必要があります。通常、このプロセスはトランスペアレントで、数分で完了します。[Add your project to a Workspace] ダイアログが表示されたら、[New Workspace] を選択して [Add] をクリックします。

料金について詳しくは、Cloud Monitoring の料金をご覧ください。

インスタンスの稼働時間、再起動、フェイルオーバーに関する情報を Monitoring で確認する

インスタンスの稼働時間に関する情報を表示するには、Metrics Explorer を使用します。

  1. Google Cloud Console にアクセスし、Memcached インスタンスがあるプロジェクトに移動します。

    Cloud Console に移動

  2. 左側のナビゲーション メニューから [モニタリング] を選択します。

  3. [モニタリング] で、ナビゲーション ペインが展開されていない場合は、[展開] をクリックします。このボタンはコンソールの左下にあります。

  4. ナビゲーション パネルに Metrics Explorer が表示されている場合は、[Metrics Explorer] をクリックします。それ以外の場合は、[Resources] を選択して [Metrics Explorer] を選択します。

  5. [Find resource type and metric] フィールドに「memcache.googleapis.com/node/uptime」と入力します。

グラフは次のように表示されます。

インスタンス稼働時間のグラフ

  • 各ラインが単一のインスタンスを示します。
  • Memcached が稼働状態であった場合は、グラフが右上に伸びていきます。
  • 下落している箇所は再起動を示します。
  • データが欠落している箇所は使用不可能であったことを示します。
  • どのラインがどのインスタンスに対応しているのかは、グラフの下の色分けされたキーで示されます。キーの上にマウスカーソルを置くと、グラフの対応するラインが強調表示されます。

右上で時間範囲を変更したり、フィルタを追加して特定のリージョン、プロジェクト、インスタンス、ノードに表示する情報を調整したりできます。

1 秒あたりのオペレーション数を表示する

インスタンスの 1 秒あたりのオペレーション数を表示するには、Metrics Explorer を使用します。

  1. Google Cloud Console にアクセスし、Memcached インスタンスがあるプロジェクトに移動します。

    Cloud Console に移動

  2. 左側のナビゲーション メニューから [モニタリング] を選択します。

  3. [モニタリング] で、ナビゲーション ペインが展開されていない場合は、[展開] をクリックします。このボタンはコンソールの左下にあります。

  4. ナビゲーション パネルに Metrics Explorer が表示されている場合は、[Metrics Explorer] をクリックします。それ以外の場合は、[Resources] を選択して [Metrics Explorer] を選択します。

  5. リソースタイプとして [Memcached インスタンス] を選択します。

  6. [Find resource type and metric] フィールドに「memcache.googleapis.com/node/operation_count」と入力します。

  7. 集計のプルダウン メニューから [Sum] を選択します。

Memcached のメモリ使用量をモニタリングするダッシュボードの作成

  1. Google Cloud Console で [モニタリング] を選択するか、次のボタンを使用します。

    [モニタリング] に移動

  2. [ダッシュボード] > [ダッシュボードを作成] を選択します。

  3. ダッシュボードの名前(「Memcached Dashboard」など)を入力し、[確認] をクリックします。

  4. [グラフを追加] をクリックします。

    1. [Chart Title] を入力します。たとえば、「Memcached Memory Usage」とします。

    2. [Find resource type and metric] という検索ボックスで、「Memorystore Memcached Node」を検索して指標を選択します。

      1. 指標タイプとして「Cache memory」と入力します。
        1. フィルタ ボックスで、instance_id にフィルタを追加し、モニタリングするインスタンスを選択します。
        2. プロジェクト内のすべての Memorystore インスタンスの使用状況をモニタリングする場合は、Group by を使用して instance_id を選択します。
  5. [保存] をクリックします。Monitoring UI の [ダッシュボード] タブからこのダッシュボードにアクセスできます。

指標のモニタリング アラートの設定

このセクションでは、Monitoring で個々の指標のアラートを設定する方法について説明します。

指標のアラートを作成するには:

  1. Google Cloud Console で [モニタリング] を選択するか、次のボタンを使用します。

    [モニタリング] に移動

  2. 左側のナビゲーション メニューから [アラート] をクリックします。

  3. [ポリシーを作成] ボタンをクリックします。

  4. ポリシー名を入力します。

  5. [条件を追加] をクリックします。

    1. 条件の名前を指定します(たとえば、「Memory Usage Alert」)。
    2. [ターゲット] で Memorystore Memcached Node インスタンスのリソースタイプを選択します。
      1. 目的の指標を選択します。たとえば、「Memory Usage」を選択します。
    3. [構成] で、目的の条件を選択します。
      1. たとえば、「Memory Usage」に対して [時系列違反の発生時] を選択できます。
    4. [トリガーの発生条件]、[しきい値]、[期間] の値を選択します。
      1. たとえば、[条件]、[指定値より上のとき] を使用して、[しきい値] をインスタンス サイズの 80% のバイト数に設定します。使用パターンを把握するため、最初は [期間] を 1 分に設定します。
    5. [追加] をクリックします。
  6. 通知チャネルを設定します。

    1. [通知チャネルの追加] ボタンをクリックします。
      • オプション 1)[通知チャネルのタイプ] メニューから [メール] を選択します。
        • アラートを送信するメールアドレスを入力します。
      • オプション 2)他の種類の通知チャネルを設定する手順については、チャネルの作成をご覧ください。
  7. [保存] ボタンをクリックします。

Memcached ログの表示

Memcached は Cloud Logging がキャプチャするログを生成します。

監査ログの表示

  1. Cloud Console の [ログビューア] ページに移動します。

    ログ閲覧者

  2. 監査ログを表示するには、次のように、[リソース] プルダウンで [Audited Resource]、[memcached.googleapis.com] と順に選択します。

    ログビューアのスクリーン ショット

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