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Google Cloud

Google Cloud の 1 年を振り返る - 2025 年

2026年1月7日
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Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2025 年 12 月 20 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

AI の進化が著しい現在、1 年がまるで 10 年のように感じられます。そのため、先月の出来事を忘れてしまうのも無理はありません。ましてや 1 月のニュースとなれば、なおさらです。そこで、2025 年に多くの読者に注目された主要プロダクトや企業ニュースを振り返ってみましょう。さらに、今年話題となったソート リーダーシップの優れた事例やお客様の成功事例もあわせてご紹介します。全体として、注目を集めた記事は、Google の重大発表とほぼ一致していました。しかし、今年のランキングはそれだけにとどまらず、予想外の記事も少なからず名を連ねています。この 1 年を振り返り、まだご覧になっていない記事にも、ぜひお目通しいただければと思います。

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1 月

2025 年は、重要な新しい仮想マシンサービスや基盤となる AI ツール、Kubernetes やデータ プロフェッショナル向けのツールが次々とリリースされ、好調な幕開けとなりました。また、Google の内部システムやエンジニアリングの原則を解説する「How Google Does It」シリーズも開始され、最新の脅威検出パイプラインの運用方法を取り上げました。デベロッパー向けには、JAX の使用方法を紹介し、来年の AI 動向についても予測しました。読者は、L’Oréal が MLOps プラットフォームを構築した事例や、Deutsche Börse がクラウドネイティブの金融取引で先駆的な取り組みを行ったことに高い関心を示しました。

プロダクト ニュース

ソート リーダーシップ:

事例のご紹介


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2 月

AI 関連のリリースには、AI プロダクトと、既存プロダクトを AI によって強化したものがあります。2 月に特に注目を集めたデータベース向け生成 AI ツールボックスは、後者に分類されます。また、読者が積極的に学習に取り組んだ月でもあり、スキルアップやリソース、認定資格に関するブログ記事が上位を占めました。Anthropic とのパートナーシップの成果も、最も読まれた記事一覧に掲載されています。加えて、エンジニアリング リーダーによる、AI システムのエネルギー消費最適化に向けた Google の取り組みの解説も注目されました。エージェントが非構造化データ(企業の情報資産の 90% を占める)から分析情報を引き出す方法についてのオピニオン記事や、AI とサイバー犯罪に関する冷静なレポートは、経営幹部の間で好評を博しました。Mobile World Congress のイベントでは、Vodafone Italy や Amdocs などの通信業界のリーダーとの取り組みに大きな関心が寄せられました。

プロダクトと企業のニュース:

ソート リーダーシップ

事例のご紹介


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3 月

3 月には、発表当時、サイバーセキュリティ スタートアップ Wiz の買収意向を示しました。これは発表当時、Google にとって過去最大規模であり、この年を代表する大型テクノロジー取引となりました。あわせて、AI 保護のリリースを通じてセキュリティ分野での取り組みを一段と強化しました。また、新たに北欧リージョンを開設するとともに、Vertex AI では Gemma 3 のオープンモデルを発表しました。このほか、北朝鮮の IT ワーカーが雇用主にもたらすリスクについて解説し、Colossus ファイル システムの内部構造を紹介するとともに、25 年にわたるデータセンター構築で得られた教訓についても取り上げました。読者の関心は、Levi’s によるデータ活用の取り組みと、それを今後の AI 戦略にどのように生かしているかを紹介した事例にも集まりました。GDC Festival of Gaming では、Google AI を活用するパートナーが「生きたゲーム」に関する新たな視点を共有しました。

プロダクトと企業のニュース

ソート リーダーシップ

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4 月

4 月には、Google のフラッグシップ年次カンファレンスである Google Cloud Next が開催されました。Firebase Studio、Ironwood TPU、Google Agentspace をはじめ、Vertex AI、Cloud WAN、Gemini 2.5 など、重要な発表が相次ぎ、記事を絞るのも難しいほどでした(すべての発表については、イベントのまとめをご覧ください)。技術面では、システムチームがデータセンター インフラストラクチャにおける熱設計を最適化するためのイノベーションについて解説しました。また、RSA Conference では、将来に向けたエージェント セキュリティ オペレーション センターのビジョンを発表しました。お客様に関連する話題としては、Google Cloud Next で注目を集めたスタートアップ企業を紹介したほか、Sphere で上映された『オズの魔法使い』の演出を支える技術の舞台裏も取り上げました。

プロダクトと企業のニュース

ソート リーダーシップ

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5 月

学校はまもなく夏休みを迎える時期でしたが、読者は Generative AI Leader 認定資格の取得に向けて、改めて学習に取り組みました。また、新たに提供が開始された Vertex AI の新しい生成 AI メディアモデルや、Anthropic の Claude Opus 4、Claude Sonnet 4 にも高い関心が寄せられました。さらに、AI を使用した SQL コードの生成や、AI アプリの実行基盤として Cloud Run を活用する方法にも注目が集まりました。そのほか、明確なデータ戦略を構築する手順や、AI を活用して政府機関のセキュリティ ポスチャーを改善する実践的な方法についても解説しました。お客様向けに、「お客様の優れた成果」のまとめを公開し、フォーミュラ E や MLB の事例を紹介しました。

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6 月

これまで生成 AI の可能性は主にテキストやコードの領域で語られてきましたが、Veo 3 の登場によって状況は大きく変わりました。デベロッパーは Cloud Run で GPU を活用した AI アプリを開発およびデプロイできるようになり、Google も Gemini 2.5 Flash と Flash-Lite を通じて、この進展を支えるイノベーションを着実に推進しています。また、AI エージェントのセキュリティ確保に関する Google の考え方についても共有しました。このようなエージェントを実際に構築する方法を学ぶため、読者は Box、英国の不動産会社 Schroders、そしてフランスの高級ブランド LVMH(ルイ・ヴィトン、シャネル、Sephora などを傘下に持つ)に関する事例記事にも注目しました。

ソート リーダーシップ

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7 月

読者の視線は AI に関する記事からいったん離れ、ネットワーク インフラストラクチャ、特に新しい Sol 大西洋横断ケーブルの話題に向かいました。その後、Vertex の新しい動画生成モデルや、ステートフルでコンテキストを認識するエージェント構築に不可欠な主要コンポーネント、さらに BigQuery データを Agent Development Kit(ADK)やマルチクラウド プロトコル(MCP)環境に接続する新しいツールセットの発表を受け、再び AI 関連の記事が関心を集めました。デベロッパーは Cloud Run と Docker Compose の統合を歓迎し、経営幹部層も AI エージェントの実例をまとめたリスト記事に目を通していました。

セキュリティ面では、この 7 月、基本に立ち返りクラウド セキュリティに依然として課題が残ることを改めて指摘しました。その後、Google は Big Sleep エージェントについて紹介しました。読者は、HCA Healthcare における AI を活用した看護師の記録管理の軽減、Ulta Beauty のデータ ウェアハウジングおよびモバイル記録管理の取り組み、さらに SmarterX の Snowflake から BigQuery への移行事例にも関心を示しました。

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8 月

AI は大量のコンピューティング リソースとエネルギーを消費します。最近の技術論文では、Google AI インフラストラクチャにおける電力消費の具体的な数値が公開されました。一方、Vertex AI の Gemini 2.5 Flash Image(通称 [nano] bananas)が大きな話題となり、デベロッパーは豊富な技術設計図をもとに AI プロジェクトを迅速に立ち上げています。夏の低迷期にもかかわらず、Google のセキュリティ専門家はサイバー空間を利用した不正行為という深刻な課題に取り組んでいます。さらに、Wells Fargo の従業員を支援する具体的なエージェント ツールや、Keeta が Spanner を活用して 1 秒あたり 1,100 万件のブロックチェーン トランザクションを処理する方法も紹介しました。

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9 月

AI は優れたテクノロジーですが、どのように収益化するかという課題は依然として残ります。その答えの一つが、Agent Payment Protocol(AP2)です。AI 導入の準備を進めるにあたり、デベロッパーやデータ サイエンティストは、新しいデータクラウド サービスや 2025 年の DORA レポート、新しいトレーニングを紹介するブログに注目しました。経営幹部は、エージェント型データ戦略の構築に関する Google の見解に耳を傾け、AI の使用開始に役立つプロンプトを確認しました。また、あらゆる職種が AI 時代の影響を受ける中で、ビジネス リーダーにとっても、AI とセキュリティの両方に精通する「バイリンガル」であることの重要性も解説しました。その後開催された Google AI Builders Forum では、スタートアップ企業が Google AI やインフラストラクチャ、サービスを活用して成長を支える様子が紹介され、Target や Mr. Cooper などの企業も、AI を使用した取り組みを披露しました。

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10 月

Gemini Enterprise の時代が到来しました。大規模組織向けに、セキュリティの強化やデータ管理、高度なエージェント機能の提供が始まりました。その導入準備を支援するため、Google のラーニング プラットフォームの各種機能を強化して再リリースし、新たにコマース プログラムとセキュリティ プログラムを追加しました。デベロッパーが Veo プロンプトの細部にまで理解を深める一方で、Google は AI サプライ チェーンの保護、サイバーセキュリティおよび防御向け AI エージェントの構築、経済的脅威モデリングに関する新たなビジョンについて議論を進めています。さらに、Google は PayPal と提携して AI チャットを通じた商取引を可能にしました。ドイツのマックス プランク研究所は、AI が高度な科学的専門知識の共有にどのように貢献できるかを示しました。DZ Bank も、ブロックチェーン ベースの金融の信頼性を高める先駆的な手法を開発しました。

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11 月

11 月は、Gemini 3、Nana Banana Pro、第 7 世代の Ironwood TPU など、Google の最新かつ最先端の AI テクノロジーすべてを企業のお客様向けに提供開始しました。また、過去最大規模となる 130,000 ノードの Kubernetes クラスタの構築方法を詳述し、クラウド間接続の向上を目的とした AWS との新たなコラボレーションを発表しました。

一方、脅威アクターによる AI の敵対的な不正使用や、セキュリティにおける AI の費用対効果に関する調査結果も更新されました。また、バイブ コーディングに関する記事は、経営幹部の共感を呼びました。その後、ホリデー シーズンを控え、AI ツールで玩具を刷新する Mattel の取り組みや、Memorystore を活用して繁忙期の交通課題に対応した Waze の事例も紹介しました。

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12 月

今年も残りわずかとなりましたが、まだお伝えしたいことがたくさんあります。初期のフィードバックでは、React2Shell の脆弱性を軽減する方法、Google サービス全体での MCP のサポート、AlphaEvolve の早期アクセス リリースの 3 つのトピックに関心が寄せられていることがわかりました。さらに、Gemini 3 Flash は、高度な推論、驚異的なスピード、柔軟な費用対効果により、大きな注目を集めています。

この AI 時代のテクノロジー革新は、社会や産業、そして私たちの未来にどのような変化をもたらすのでしょうか。特に AI の文脈を踏まえて、最新の技術動向を捉えることがますます重要になっています。たとえば、DORA チームは高パフォーマンスなプラットフォーム チームが AI 機能をワークフローに統合するためのガイドを作成しました。また、AI を活用できる人材のあり方についての議論が進み、CISO オフィスでは 2026 年のサイバーセキュリティ予測を発表しています。一方、スポーツの世界でも AI は活用されています。ゴールデンステイト ウォリアーズの Stephen Curry 選手は、Gemini を使って試合を分析し、来シーズンに向けて準備を進めています。クリスマス当日には、Gemini のアドバイスで Stephen 選手がどのようなプレーを見せるのか、楽しみに見守りましょう。

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2025 年はこれで締めくくります。お読みいただきありがとうございました。来年もどうぞお楽しみに。

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