Cloud Run にデプロイするには、コンテナ イメージを提供する必要があります。コンテナ イメージには、コード、そのパッケージ、必要なバイナリ依存関係、使用するオペレーティング システム、サービスの実行に必要なものがすべて含まれています。
Dockerfile
Dockerfile というファイルは、コンテナ イメージのビルド方法を宣言するために使用されています。一般的な言語の Dockerfile の例については、ビルドとデプロイのクイックスタートをご覧ください。
多くの場合、Dockerfile はベースイメージから始まります(例: FROM golang:1.11
)。OS や言語の作成者によって管理されているベースイメージは Docker Hub で確認できます。Cloud Build は、Docker Hub から pull する前にキャッシュ内のイメージを確認します。サードパーティのビルドツールを使用する場合は、同じキャッシュ内のイメージを確認するように Docker デーモンを構成できます。Google が管理しているベースイメージは Google Cloud Marketplace にあります。
独自のバイナリを使用する場合は、Linux ABI x86_64 用にコンパイルする必要があります。
これらのリソースは Dockerfile の詳細を提供します。
- 構文の詳細については Dockerfile リファレンスをご覧ください。また、ヒントについては Docker ファイルを作成するためのベスト プラクティスをご覧ください。
- さらに詳しい情報については、コンテナをビルドするためのベスト プラクティスをご覧ください。
Buildpacks
Google Cloud の Buildpacks を使用すると、Dockerfile を必要とせずに、サポートされている一連の言語からソースコードをコンテナ イメージにビルドできます。
次のステップ
コードをコンテナ化したら、コンテナ イメージをビルドして、ローカルテストを繰り返します。