Ruby ランタイム
概要
Cloud Run 関数は、オペレーティング システムのバージョンに加えて、アドオン パッケージ、言語サポート、お使いの関数をサポートして呼び出す Functions Framework ライブラリで構成される環境で実行されます。この環境は言語バージョンで識別され、ランタイムとして知られています。
ランタイムに関する一般的な情報と、各 Ruby ランタイムが使用する Ubuntu のバージョンについては、Cloud Run functions 実行環境をご覧ください。
ランタイムを選択する
Cloud Run functions は、ランタイム サポートのページに記載されている複数のバージョンの Ruby をサポートしています。関数の優先 Ruby ランタイムは、デプロイ時に選択できます。
gcloud
Google Cloud CLI を使用している場合は、--runtime
パラメータを使用してランタイムを指定します。NAME には、関数名を指定します。例:
gcloud functions deploy NAME --runtime ruby33 --trigger-http FLAGS...
FLAGS...
は関数の最初のデプロイ時に渡される引数です。必須の引数と省略可能な引数の詳細については、Google Cloud CLI を使用してデプロイするをご覧ください。
コンソール
Google Cloud コンソールを使用している場合は、Google Cloud コンソール クイックスタートで詳しい手順をご覧ください。
ソースコードの構造
Cloud Run functions が関数の定義を見つけるには、ソースコードが特定の構造に従っている必要があります。詳細については、Cloud Run functions の作成をご覧ください。
関数の準備
関数は、Google Cloud コンソールから直接準備することも、ローカルマシンで作成してアップロードすることもできます。Ruby 開発用にローカルマシンを準備するには、Ruby 開発環境の設定をご覧ください。関数を呼び出すライブラリは Ruby Functions Framework です。
依存関係の指定
関数の依存関係は、プロジェクト ファイルに追加することで指定できます。詳細については、Ruby での依存関係の指定をご覧ください。