Datastream の料金
概要
このページでは、Datastream の料金について説明します。他のプロダクトの料金を確認するには、料金のドキュメントをご覧ください。
米ドル以外の通貨でお支払いの場合は、Google Cloud SKU に記載されている該当通貨の料金が適用されます。
料金の概要
Datastream の料金は、処理されたギガバイト(GB)に基づいて計算されます。使用量はストリームごとにバイト単位で課金され、GB で記載されます(たとえば、500 MB は 0.5 GB です)。バイト数は、宛先に書き込まれた元(非圧縮)データに基づいてカウントされます。ストリームの実行には、データ処理以外の追加費用はかかりません。また、アイドル状態のストリームにも費用は発生しません。
変更データ キャプチャ(CDC)とバックフィル
Datastream は、次の 2 つの方法のいずれかにより、ソースから発信先にデータをストリーミングします。
- 変更データ キャプチャ(CDC): Datastream は、ソースからの進行中の変更をリアルタイムでキャプチャします。
- バックフィル: テーブル内にあるデータの履歴のスナップショットを Datastream に取り込みます。
各ストリーミング メソッドは、料金の詳細で説明されているように、異なるレートで課金されます。
料金の詳細
このセクションでは、Datastream の使用時に各ストリーミング メソッドに適用される料金を示します。
Datastream が利用可能なリージョンで Datastream を使用する場合にかかる料金を確認するには、以下のプルダウン メニューからリージョンを選択してください。
Datastream CDC の費用は階層化されており、使用量が増えるにつれて 1 GB あたりの料金が下がります。割引料金が適用されるのは、対象のティア内の使用量のみです(下位のティアで処理された GB は、そのティアの費用に基づいて引き続き請求されます)。バックフィルには定額料金が使用されますが、毎月 500 GB までは無料です。下記の詳細な例をご覧ください。
10 TB(CDC)を超える場合の料金については、営業担当者にお問い合わせください。
他の Google Cloud リソースの使用状況
Datastream によって処理されるデータの料金に加えて、データの転送、保存、処理に使用する次のようなリソースも課金対象になります。
料金の例
例として、次の特性を持つソースからのデータを処理するストリームについて考えてみます。
ソースに現在あるデータのバックフィル | 600 GB |
1 か月の変更量(CDC) | 3,000 GB |
目的地 | BigQuery |
リージョン | Iowa (us-central1) |
この Datastream ストリームは、既存のデータの 1 回限りのバックフィルを実行するとともに、ソースから進行中の変更をキャプチャします。データは BigQuery に直接書き込まれるため、BigQuery にデータを取り込む際に追加料金は発生しません。
Datastream の料金は次のとおりです。
Backfill charge = (backfill size - 500 GB) * backfill price = (600 - 500) * $0.40 = $40.00
CDC charge = (2,500 GB * $2.00/GB) + (500 GB * $1.50/GB) = $5,000.00 + $750.00 = $5,750.00
Total Datastream charge = Backfill charge + CDC charge = $40.00 + $5,750.00 = $5,790.00
次のステップ
- Datastream のドキュメントを読む。
- Datastream を使ってみる。
- 料金計算ツールを試す。
- Datastream のソリューションとユースケースについて学習する。