Dataproc クラスタを作成する際には、オプション コンポーネント機能を使用して、Zeppelin などの追加コンポーネントをインストールできます。このページでは Zeppelin コンポーネントについて説明します。
Zeppelin ノートブック コンポーネントは、インタラクティブなデータ分析を行うためのウェブベースのノートブックです。Zeppelin のウェブ UI は、クラスタの最初のマスターノードのポート 8080
で使用できます。
デフォルトでは、ノートブックは Dataproc ステージング バケット内の Cloud Storage に保存されます。保存先バケットは、クラスタの作成時にユーザーが指定するか、指定がなければ自動作成されます。この場所は、クラスタの作成時に zeppelin:zeppelin.notebook.gcs.dir
プロパティを使用して変更できます。
コンポーネントをインストールする
Dataproc クラスタの作成時にコンポーネントをインストールします。 Dataproc バージョン 1.3 以降で作成されたクラスタには、コンポーネントを追加できます。
Dataproc イメージの各リリースに含まれるコンポーネント バージョンについては、サポートされる Dataproc バージョンをご覧ください。
gcloud コマンド
Zeppelin コンポーネントを含む Dataproc クラスタを作成するには、--optional-components
フラグを指定した gcloud dataproc clusters create cluster-nameコマンドを使用します。
gcloud dataproc clusters create cluster-name \ --optional-components=ZEPPELIN \ --region=region \ --enable-component-gateway \ ... other flags
REST API
Zeppelin コンポーネントは、clusters.create リクエストの一部として SoftwareConfig.Component を使用して Dataproc API で指定できます。Console
- コンポーネントとコンポーネント ゲートウェイを有効にします。
- Google Cloud コンソールで、Dataproc の [クラスタの作成] ページを開きます。[クラスターを設定] パネルが選択されています。
- [コンポーネント] セクションで次の設定を行います。
- [オプション コンポーネント] で、クラスタにインストールする Zeppelin や、他のオプション コンポーネントを選択します。
- [コンポーネント ゲートウェイ] で [コンポーネント ゲートウェイを有効にする] を選択します(コンポーネント ゲートウェイの URL を表示してアクセスするをご覧ください)。
Zeppelin ノートブックを開く
コンポーネント ゲートウェイの URL を表示してアクセスするを参照し、Google Cloud コンソールでコンポーネント ゲートウェイ リンクをクリックします。これにより、クラスタのマスターノードで実行されている Zeppelin ノートブックの UI がローカル ブラウザ内に開きます。