Application Integration でサポートされているコネクタをご覧ください。
Application Integration ダッシュボードを使用する
Application Integration の [モニタリング] ページには、Google Cloud プロジェクトでの統合の主なパフォーマンスと使用状況の指標を表示する事前定義されたモニタリング ダッシュボードがあります。事前定義されたダッシュボードに表示されるすべての指標は、Cloud Monitoring から取り込まれます。
[モニタリング] ページでは、次のことができます。
- 統合レベルとプロジェクト レベルの両方で、主要なパフォーマンスと使用状況の指標を表示してモニタリングする。
- 過去のパフォーマンスを分析する。
- 利用可能な属性に基づいて指標をフィルタする。
- 特定の期間の指標を表示する。
- カスタマイズされた指標ダッシュボードを作成する。
事前定義されたダッシュボードを使用する
事前定義されたダッシュボードには、統合のパフォーマンスとデータ使用量の全体像を把握するのに役立つ、厳選されたウィジェットとグラフのセットが含まれています。事前定義されたダッシュボードをカスタマイズする方法については、ダッシュボードをカスタマイズするをご覧ください。
事前定義されたダッシュボードを表示する手順は次のとおりです。
- Google Cloud コンソールで [Application Integration] ページに移動します。
- ナビゲーション メニューで、[モニタリング] をクリックします。
- [モニタリング] ページで、[ダッシュボード] プルダウン メニューをクリックして、[事前定義] を選択します。
事前定義されたグラフを表示する、事前定義されたダッシュボードが表示されます。
事前定義されたグラフ
事前定義のダッシュボードには、次のウィジェットとグラフが表示されます。
グラフのカテゴリ | グラフ名 | 説明 |
---|---|---|
統合のパフォーマンス | 成功した実行数(1 時間あたり) | 1 時間に成功した統合実行の数。 |
実行エラー(1 分あたり) | 1 分あたりの統合実行失敗の数。 | |
平均統合実行時間(1 時間あたり) | 統合の実行が完了するまでにかかったミリ秒(ms)単位の平均時間。実行レイテンシは分単位で計算されます。 | |
ステップ(トリガー / タスク)のパフォーマンス | 成功したステップ実行数(1 時間あたり) | 1 時間あたりの成功したステップ(タスク / トリガー)実行数。 |
タスク実行エラー(1 分あたり) | 1 分あたりの失敗したタスク実行数。 | |
タスクの平均実行時間(1 時間あたり) | タスクの実行が完了するまでにかかったミリ秒(ms)単位の平均時間。タスクの実行レイテンシは分単位で計算されます。 | |
処理されたデータ | 統合実行で処理されたデータ(1 時間あたり) | 統合の実行中に処理されるデータの量。 |
次の図は、事前定義されたダッシュボードの例を示しています。
カスタマイズされたダッシュボード
Application Integration でデフォルトの事前定義されたダッシュボードをカスタマイズするには、次の手順に従います。
- Google Cloud コンソールで、[Application Integration] > [モニタリング] ページに移動します。
- [ダッシュボードをカスタマイズ] をクリックします。
[Cloud Monitoring] > [ダッシュボード] ページにリダイレクトされます。このページには、Application Integration の事前定義されたウィジェットとグラフが事前に入力されています。
- [グラフ ライブラリ] で使用可能なグラフとウィジェットを使用してダッシュボードをカスタマイズします。
- [保存] をクリックします。
保存すると、カスタマイズされたダッシュボードが Application Integration にエクスポートされます。カスタマイズしたダッシュボードを表示するには、[Application Integration] > [Application Integration] > [モニタリング] ページに戻り、[ダッシュボード] プルダウン メニューをクリックして [カスタマイズ済み] を選択します。
Metrics Explorer で指標を表示する
Cloud Monitoring の Metric Explorer で指標グラフを表示するには、目的のグラフに移動し、 (アクション メニュー)をクリックして [Metrics Explorer で表示] を選択します。
Metrics Explorer を使用すると、一時的な指標グラフを作成して、Google Cloud プロジェクトで使用可能なリソース指標を可視化できます。必要に応じて、指標グラフを作成したら、カスタム モニタリング ダッシュボードに保存することもできます。
また、フィルタの選択、指標ラベルによるグループ化、集計の実行、Metrics Explorer を使用したグラフ表示オプションの選択もできます。詳細については、Metrics Explorer でグラフを作成するをご覧ください。
フィルタと期間
[モニタリング] ページでは、次の 1 つ以上の属性に基づいて指標をフィルタリングできます。
- リージョン: 統合のリージョン。
- 統合名: 統合の名前。
- 統合バージョン: 統合のバージョン。
ダッシュボードに、特定の期間の指標を表示するように構成できます。 たとえば、過去数時間、数日、またはカスタムした期間で収集した指標を表示できます。
期間を構成するには、[過去 30 分]、[過去 1 時間]、[過去 6 時間] などの特定の期間を選択するか、[カスタム] プルダウンをクリックして必要な時間の値を選択し、[適用] をクリックします。
考慮事項
- モニタリング指標は、公開された統合に対してのみ生成されます。
- 統合の実行中にスキップされたタスクのステップ実行回数の指標は計算されません。
- モニタリング ダッシュボードで表示されるパフォーマンス指標データはすべて、情報提供のみを目的としています。集計されたパフォーマンス指標データが 100% 正確であるとは限りません。
- Cloud Monitoring の指標値は、課金費用の計算には使用しないでください。