このドキュメントでは、AlloyDB for PostgreSQL でデータベースの現地のメジャー バージョンを実行する際に発生する可能性のあるエラーについて説明します。推奨される修正方法も提示されます。詳細については、メジャー バージョンのインプレース アップグレードのトラブルシューティングをご覧ください。
エラー: データベース: database_name。extension_violation: 非推奨、action_required: DELETE_EXTENSION
説明: AlloyDB が非推奨の拡張機能を検出します。エラーには、エラーの原因となった拡張機能が示されます。
Database:. extension_violation: INVALID_EXTENSION_VERSION, action_required: UPGRADE_EXTENSION."+ " Query format to upgrade the extensions: ALTER EXTENSION {extension_name} UPDATE TO {target_version};. Violation list: [ ]
推奨される修正方法: 拡張機能を削除します。拡張機能を削除するクエリの形式は DROP EXTENSION {extension_name}; です。
エラー: データベース: database_name。extension_violation: INVALID_VERSION、action_required: UPGRADE_EXTENSION
説明: AlloyDB で無効な拡張機能のバージョンが検出されます。
推奨される修正: 拡張機能をアップグレードします。拡張機能をアップグレードするクエリの形式は ALTER EXTENSION {extension_name} UPDATE TO {target_version}; です。
エラー: データベース: database_name に pg_largeobject が含まれています
説明: AlloyDB は pg_largeobject を検出します。
推奨される修正: AlloyDB クラスタをアップグレードする前に pg_largeobject を削除します。
ERROR: 共有メモリ不足
説明: インスタンスの共有メモリが不足している場合、このエラー メッセージが表示されることがあります。このエラーは、テーブル数が 10,000 個を超えると発生する可能性が高くなります。
推奨される修正: アップグレードを開始する前に、max_locks_per_transaction フラグの値をインスタンス内のテーブルの約 2 倍に設定します。このフラグの値を変更すると、インスタンスは再起動されます。
ERROR: Insufficient connections
説明: インスタンスの接続容量が不足している場合、このエラー メッセージが表示されることがあります。
推奨される修正: max_connections フラグの値は、インスタンス内のデータベースの数だけ増やすことをおすすめします。このフラグの値を変更すると、インスタンスは再起動されます。
アップグレード前のチェックが失敗する
説明: AlloyDB クラスタをアップグレードすると、アップグレード前のチェックが原因でアップグレードが失敗することがあります。違反の詳細は、logs_url の形式で API レスポンスに含まれます。ログが表示されている Google Cloud コンソール ページに移動します。
推奨される修正方法: 拡張機能を削除します。