割り当てと上限

このドキュメントでは、Cloud Translation API の使用に関する現在の API 制限事項と使用量の割り当てについて説明します。これらの制限事項と使用量の割り当てに変更があった場合は、このページにもそれが反映されます。

これらの割り当ては、Cloud Translation API の各デベロッパー プロジェクトとユーザーに適用され、そのデベロッパー プロジェクトによって使用されるすべてのアプリケーションと API バージョンで共有されます。

割り当てを編集して最大値まで引き上げるには、Google Cloud Console を使用します。最大値以上の割り当てが必要な場合は、Google Cloud Console ページからリクエストを送信します。

コンテンツの割り当て

Cloud Translation API で提供されるコンテンツは、テキストの文字列です。料金と使用量上限はいずれも文字数に基づきます。Cloud Translation API に送信されるすべての文字(空白文字を含む)が、この割り当てに数えられます。

Cloud Translation API は、短いリクエストの翻訳向けに最適化されています。リクエストの長さの推奨上限は、1 リクエストあたり 2,000 コードポイントです。利用可能な割り当てにかかわらず、非常に長いリクエストは Cloud Translation API によって拒否され、400 INVALID_ARGUMENT エラーが発生します。

文字ベースの割り当ては translateText メソッドと detectLanguage メソッドに適用されます。リクエストのハードリミットは 30,000 Unicode 文字(コードポイント)です。

コンテンツの割り当て デフォルト 期間 適用先
v2 と v3 の 1 日あたりの一般モデル文字数(ベータ版) 無制限 プロジェクト
v2 と v3 の 1 プロジェクト、1 分あたりの一般モデル文字数(ベータ版) 6,000,000 文字 60 秒 プロジェクト
v2 と v3 の 1 プロジェクト、ユーザーごとの 1 分あたりの一般モデル文字数(ベータ版) 6,000,000 文字 60 秒 プロジェクトとユーザー

ユーザーごとの割り当ては、エンドユーザーがクライアント アプリケーションを使って 1 分あたりに送信できるリクエスト数の上限です。サービス アカウントを使用する場合、サービス アカウントの ID が割り当ての対象となるユーザーです。API キーを使うリクエストの場合、この上限を適用するために Cloud Translation API でクライアントの IP アドレスが使用されます。

割り当てを超過すると、Cloud Translation API から 403 エラーが返されます。 1 日の割り当てを超えた場合は、Daily Limit Exceeded というエラー メッセージが返され、分単位の割り当てを超えた場合は、User Rate Limit Exceeded というエラー メッセージが返されます。

1 日あたりの割り当ては午前 0 時(太平洋時間)にリセットされます。そのため、新しい割り当てが有効になるまでに最大 24 時間かかることがあります。

プロジェクトの使用量上限を確認して変更する手順、または割り当ての増加をリクエストする手順は次のとおりです。

  1. プロジェクトの請求先アカウントをまだ持っていない場合は、1 つ作成します。
  2. Cloud Console で API ライブラリの [有効な API] ページに移動し、リストから API を選択します。
  3. 割り当て関連の設定を表示および変更するには、[割り当て] を選択します。使用統計情報を表示するには、[使用量] を選択します。

リクエストの割り当て

上記のコンテンツの割り当てに加えて、Cloud Translation では API の使用量に対して割り当てが適用されます。

サポート対象言語のリクエストについて

Cloud Translation Basic と Advanced では、サポート対象の翻訳言語リストをリクエストできる頻度に上限があります。 この割り当ては、翻訳対象として送信されるテキストには適用されません。サポート対象の言語リストのリクエストにのみ適用されます。

割り当て デフォルト 期間 適用先
サポート対象の言語リストの v2 と v3 のリクエスト(ベータ版) 600 リクエスト 60 秒 プロジェクト

Advanced

Cloud Translation では、送信できるリクエスト数に上限があります。この割り当ては、translateTextdetectLanguagegetSupportedLanguages を除くすべての Cloud Translation のメソッドの呼び出しに適用されます。

  • translateText は、一般モデル(上記参照)では一般モデル文字に分類されます。AutoML カスタムモデルでは、1 分あたりの AutoML モデル文字に分類されます。

  • detectLanguage は、一般モデル文字に対する割り当ての対象です(上記参照)。

  • getSupportedLanguages は、サポート対象の言語リストのリクエストに対する割り当ての対象です(上記参照)。

batchTranslationText は、一般モデルでは 1 プロジェクトあたりの一般モデルを使用した一括翻訳文字に分類されます。AutoML カスタムモデル(上記参照)では、プロジェクトあたりの AutoML カスタムモデルを使用する一括翻訳文字に分類されます。この 2 つの割り当ては、デフォルトで無制限に設定され、午前 0 時(太平洋時間)にリセットされます。

この割り当ては、Cloud Translation - Basic に送信されるリクエストには適用されません

作業内容 デフォルトの割り当て 期間 適用先
1 プロジェクトあたりの v3 デフォルト リクエスト 6,000 60 秒 プロジェクト
1 ユーザー、1 プロジェクトあたりの v3 デフォルト リクエスト 無制限 60 秒 プロジェクトとユーザー
1 プロジェクトあたりの AutoML モデル文字数 100,000 60 秒 プロジェクト
1 ユーザー、1 プロジェクトあたりの AutoML モデル文字数 無制限 60 秒 プロジェクトとユーザー
1 プロジェクトあたりの一般モデルを使用した一括翻訳文字数 無制限 1 日 プロジェクト
1 プロジェクトあたりの AutoML カスタムモデルを使用した一括翻訳文字数 無制限 1 日 プロジェクト

モデル(Advanced のみ)

カスタムモデルまたは一般モデルが使用される場合、コンテンツの割り当ては、モデルに関連付けられているプロジェクト ID に対してチェックされます。リクエストの割り当てはリクエストに関連付けられているプロジェクトに対してチェックされます。

たとえば、次のテキストの翻訳をリクエストするとします。

POST https://translation.googleapis.com/v3/projects/project-id-1/locations/us-central1:translateText
{
"Model":"projects/project-id-2/locations/us-central1/models/model-id",
    "sourceLanguageCode": "en",
    "targetLanguageCode": "ru",
    "contents": ["Dr. Watson, please discard your trash."]
}

リクエストの割り当ては project-id-1 に照らして検査されますが、コンテンツの割り当ては project-id-2 に照らして検査されます。