Google Cloud 上の SQL Server
Compute Engine に Microsoft SQL Server を移行して実行することも、マネージド型の Cloud SQL for SQL Server を利用することもできます
- 既存の SQL Server ライセンスを Compute Engine に移行して実行
- ライセンスを含む SQL Server VM イメージを Compute Engine で実行
- フルマネージドの Cloud SQL for SQL Server を使用すれば、運用オーバーヘッドを削減
- 完全な互換性とカスタマイズ可能な VM 構成により、費用を最適化
利点
依存度を軽減
BYOL(お客様所有ライセンスの使用)も可能な従量課金制により、サーバーの利用効率が向上します。また、可用性が高く、アップデートやレプリケーションが含まれたマネージド データベース サービスを利用することで、本来のビジネスに集中できます。
グローバル インフラストラクチャ
業界屈指の VM 性能により、Windows の起動時間が大幅に短縮されます。また、データベースは Google のグローバル ファイバー ネットワークで実行されます。 そのため、アプリケーションのレイテンシは極めて短くなります。
きめ細かい管理
カスタム マシンタイプを使用することで、管理者は仮想マシンにプロビジョニングする vCPU、RAM、ストレージの量をきめ細かく管理でき、企業アプリケーションに最適なコスト パフォーマンスの実現が容易になります。
主な機能
主な機能
SQL Server のリフト&シフト
既存のワークロードを Cloud SQL または Compute Engine で実行している SQL Server に、完全な互換性を確保しながら移行できます。Google Cloud で実行している SQL Server は、SSMS や Visual Studio などの使い慣れたすべてのツールで動作します。既存のワークロードを、Google Cloud が提供する最適な環境に接続できます。
運用オーバーヘッドの削減
Cloud SQL for SQL Server は、SLA で 99.95% の可用性が保証されたフルマネージド データベース サービスです。フルマネージドのサービスには、アップグレード、パッチ適用、メンテナンス、バックアップ、チューニングなどが含まれます。リージョン単位の可用性と、あらゆるワークロード用にさまざまな VM 構成(メモリは 3.75~416 GB、ストレージは最大 30 TB)が可能なことから、スケーリングを柔軟に行えるため、開始前の事前プロビジョニングや容量計画は必要ありません。
基盤となる VM のライブ マイグレーション
Compute Engine で SQL Server を実行する場合は、仮想マシンをホストシステム間でライブ マイグレーションできます。再起動は必要ありません。これにより、ホストシステムのメンテナンスが必要な場合でも、アプリケーションを実行し続けることができます。
ドキュメント
ドキュメント
Compute Engine 上の SQL Server
既存のライセンスまたは事前構成したイメージを使用して、Compute Engine で SQL Server を実行します。
SQL Server 可用性グループの構成
Windows Server Failover Clustering と SQL Server AlwaysOn 可用性グループを使用するようにインスタンスを構成します。
SQL Server のベスト プラクティス
Microsoft SQL Server を実行する Compute Engine インスタンスを最適化するためのベスト プラクティス。
SQL Server 2008 を Cloud SQL for SQL Server に移行する
SQL Server 2008 のデータを Cloud SQL for SQL Server 2017 Enterprise に移行します。
料金
料金
Google Cloud での SQL Server の料金は実行場所によって異なります。Compute Engine の仮想マシン内での SQL の実行は、選択した仮想マシンタイプ、永続ディスク、その他のリソースの 1 秒あたりの使用量に基づいて計算されます。また、独自の料金モデルがある Cloud SQL for SQL Server で実行することもできます。