Spanner の料金
このドキュメントでは、Spanner の料金の詳細について説明します。
また、Google Cloud Platform 料金計算ツールを使用して 費用を節約できます
米ドル以外の通貨でお支払いの場合は、Cloud Platform SKU に記載されている該当通貨の料金が適用されます。
Spanner の料金の概要
Spanner を使用すると、以下に対して課金されます。
インスタンスのコンピューティング容量。
Spanner は、コンピューティング容量（処理 単位やノードなど）です。ノード数に時間単位のレートを掛けた金額が課金されます。
インスタンスのコンピューティング容量は 1 ノード（1,000 処理ユニット）未満であるため、この数は小数点以下になる場合があります。たとえば、コンピューティング容量が 200 処理ユニットで実行時間が 6 時間のインスタンスは、1.2 ノード時間として課金されます（200 処理ユニット × 6 時間 ÷ ノードあたり 1,000 処理ユニット）。
プロビジョニングしたコンピューティング容量に対して、最低でも 1 時間分の料金が課金されます。たとえば、インスタンスを 30 分間だけ一時的にスケールアップした場合でも、1 時間分の金額が課金されます。
1 時間経過した後は、コンピューティング容量の金額は比例配分されます。たとえば、午後 1 時に 5 ノードのインスタンスをプロビジョニングし、その午後 2 時 1 分（1 時間以上後）に 1 つのノードを削除した場合、5 番目のノードは 61 分間で課金されます。
データベースで使用しているストレージ量。
Cloud Spanner では、 Spanner データベース（テーブル、セカンダリ インデックス、 月額料金を乗算して算出されます
バックアップで使用しているストレージ量。
Spanner は、使用している平均ストレージ量に対して請求 1 か月間の Spanner バックアップ数 × 1 か月 。
使用されたネットワーク帯域幅の量。
送信データ転送トラフィックのタイプによっては、アプリケーションの読み取りや Spanner データベースは、次に示すように帯域幅課金の対象になります。 Spanner のレプリケーションまたはインバウンドの帯域幅は課金されません。 トラフィックを転送します
すべてのベース インスタンス構成（固定されたインスタンス構成 リージョン、レプリケーション トポロジなど）、コンピューティング容量、データベース ストレージ 料金には、Cloud Storage に対して Spanner が実行するすべてのreplicasが含まれます。 作成します。
カスタム インスタンス構成を作成し、オプションの read-only ベース インスタンス構成にレプリカを追加すると、Spanner は ベース インスタンスによって使用されるコンピューティング容量とデータベース ストレージの量 追加された各オプションの読み取り専用レプリカごとに 課金されます
コンピューティング容量の料金には、複製に使用するネットワークが含まれる インスタンス構成内のすべてのレプリカに書き込みます。
ベース インスタンス構成とカスタム インスタンスの両方 すべてのレプリカがバックアップ ストレージ料金に含まれるため、 バックアップを保存します。
プロジェクトのストレージと帯域幅の使用量はギガバイト（GB）単位で計算されます（1 GB は 230 バイト）。
プロジェクトのストレージと帯域幅の使用量の課金は日単位で発生します。未請求のデータを いつでも Google Cloud コンソールで表示できます。
次の表に、Spanner の各コンポーネントの料金を示します。
コンピューティング容量
次の表は、1 年あたりの従量制と 3 年間の確約利用割引があります読み取り: Spanner 確約利用割引のドキュメントをご覧ください。
以下の表のプルダウンからリージョン構成を選択します以下の表のプルダウンからデュアルリージョン構成を選択します
以下の表のプルダウンからマルチリージョン構成を選択してください
<ph type="x-smartling-placeholder">
カスタム インスタンス構成を作成し、オプションの読み取り専用レプリカをベース リージョン インスタンスまたはマルチリージョン インスタンス構成に追加できます。カスタム デュアルリージョン インスタンス構成は作成できません。Spanner は、ベース インスタンス構成のコンピューティング容量に加えて、これらの読み取り専用レプリカのコンピューティング容量に対しても課金されます。
たとえば、カスタム インスタンス構成を作成して、
読み取り専用レプリカ us-east1 をベース マルチリージョン インスタンス構成 nam7 へ
このカスタム インスタンス構成にノードを 2 つプロビジョニングすると、
コンピューティング容量のコストは次のとおりです
基本インスタンス構成
nam7: $3/時間 × 2 ノード = $6/時間追加の読み取り専用レプリカ
us-east1: 1 ノード 1 時間あたり $1 × 2 ノード = $2 時間
カスタム インスタンス構成のコンピューティング容量のコストの合計は次のとおりです。 1 時間あたり $8。
コンピューティング容量の料金には、複製に使用するネットワークが含まれる インスタンス構成内のすべてのレプリカに書き込みます。
ストレージ
データベース ストレージ
ストレージ料金は、テーブル、セカンダリ インデックス、それらのインデックスのオーバーヘッドを含め、使用したストレージに対してのみ発生します。
以下の表のプルダウンからリージョン構成を選択します以下の表のプルダウンからデュアルリージョン構成を選択します
以下の表のプルダウンからマルチリージョン構成を選択してください
<ph type="x-smartling-placeholder">
オプションの読み取り専用レプリカを追加するためのデータベース ストレージの料金
カスタム インスタンス構成を作成し、オプションの読み取り専用レプリカをベース リージョン インスタンスまたはマルチリージョン インスタンス構成に追加できます。カスタム デュアルリージョン インスタンス構成は作成できません。Spanner では、ベース インスタンス構成で使用されているデータベース ストレージに加えて、読み取り専用レプリカで使用されるデータベース ストレージに対して料金が発生します。
<ph type="x-smartling-placeholder">たとえば、1, 000 GB の容量を持つカスタム インスタンス構成を
ストレージに加え、1 つの読み取り専用レプリカ us-east1 をベース マルチリージョン インスタンスに追加します。
構成 nam7 の場合、データベース ストレージの合計費用は次のようになります。
基本構成
nam7: $0.00068/GB/時間 × 1,000 GB = $0.68/時間追加の読み取り専用レプリカ
us-east1: $0.00014/GB/時間 × 1,000 GB = 1 時間あたり $0.14
カスタム インスタンス構成のデータベース ストレージ費用の合計 1 時間あたり $0.82。
バックアップ ストレージ
ストレージの料金は、使用したストレージに対してのみ発生します。バックアップには、作成が完了してから削除するまでの料金が発生します。作成が完了したバックアップには、削除までの時間にかかわらず、（1 日未満の場合）最低でも 24 時間分の料金が発生します。
<ph type="x-smartling-placeholder">ネットワーク
| インバウンド データ転送 | 無料 |
| 同一リージョン内のデータ転送 | 無料 |
| 同じ大陸内のリージョン間のデータ転送（GB あたり） | $0.01 |
| 大陸間のデータ転送 | インターネットのデータ転送速度 |
次の機能を使用すると、ネットワーク料金が発生する場合があります。
アウトバウンド インターネット データ転送の速度
リージョン構成のインスタンスの場合、インターネット データ転送速度は次のようになります。 表示されます。
デュアルリージョンまたはマルチリージョン構成のインスタンスの場合、インターネット データ転送が課金されます。 次のとおりです。
- 読み取り / クエリで構成される読み取り / 書き込みトランザクションからのデータ転送 読み取り / 書き込みトランザクションでは、常に Google Cloud からのデータ転送費用に基づいて デフォルトのリーダー リージョン。
他の読み取りからのデータ転送は、最も近い読み取りのデータ転送費用に基づいて課金されます。 リージョンに配置されます。たとえば、マルチリージョン構成
nam-eur-asia1を使用している場合は以下のようになります。us-central1のクライアントの場合、このリージョンが一部であるため、データ転送は無料です。 マルチリージョン構成の デフォルトオプションを使用しますus-west1のクライアントの場合、データ転送はus-central1から課金されます。 最も近いリージョンに配置されます。asia-south1のクライアントの場合、データ転送はasia-east1から課金されます。 マルチリージョン構成で最も近いリージョンになります。
Spanner Data Boost の料金
Spanner Data Boost は、オンデマンドの分離されたコンピューティング リソースを既存の Spanner インスタンスです。これを使用して、Google BigQuery（BQ）からの連携クエリなどのワークロードを処理できます。 Dataflow を使用したデータのエクスポートや、基幹業務アプリケーションからのバッチクエリなどです。 ワークロードを実行します管理者は、必要な IAM 権限を付与して構成することで、これを有効にします。 使用する必要がありますSpanner のクエリは、サービス アカウントと同じリージョン内の Data Boost リソースに自動的に接続されます。 デフォルトでアクティブな Spanner インスタンスになります。
Spanner Data Boost は、サーバーレス プロセッシング ユニット（SPU）の使用量を 1 分単位で秒単位で測定します。 。SPU は、クエリへの対応に必要なコンピューティング リソースを表します。CPU、メモリ、ローカルデータ できます。管理するリソースも固定費用もありません。料金は実際の SPU 使用量に対してのみ発生します次のドキュメントをご覧ください: 詳しく説明します
データベースのエクスポートとインポートの料金
エクスポートやエクスポートの使用に対して Spanner から追加料金が インポート ツール次の場合は、データ ストレージの標準料金が請求されます。 データベースをインポートできますただし、データベースのインポートとエクスポートに関連して以下の料金がかかる場合があります。
エクスポート ジョブまたはインポート ジョブを実行すると Dataflow バッチワーカーの標準料金が課金されます。合計請求額は、インポートまたはエクスポートされるデータ量とパフォーマンス要因によって異なります。たとえば、Spanner インスタンスの負荷がすでに高まっている場合、 インポート ジョブとエクスポート ジョブに時間がかかり、全体的な料金が高くなる可能性がある 使用されます
リージョンと重複しないリージョンでインポート ジョブを実行すると、 Cloud Storage バケットの構成では、Cloud Storage の 標準レートで転送します。料金を最小限に抑えるには、バケットの構成と重複するリージョンをインポート ジョブに選択してください。詳細については、インポート リージョンの選択をご覧ください。
エクスポート ジョブを実行するリージョンが Spanner インスタンスの構成では、 標準レートで転送されます。料金を最小限に抑えるには、インスタンスの構成と重複するリージョンをエクスポート ジョブに選択してください。詳細については、エクスポート リージョンの選択をご覧ください。
Spanner の無料トライアル インスタンス
Spanner の無料トライアル インスタンスでは、Spanner の機能を学び、探索できます 90 日間無料でご利用いただけます90 日間の無料試用期間中は、 無料トライアルインスタンスに 10GB のデータを格納できます詳しくは、 Spanner の無料トライアル インスタンス。Google Cloud を初めて利用する場合 のお客様には、90 日間の Google Cloud 無料トライアルもご利用いただけます。 では、Spanner を含む Google Cloud プロダクトで使用できる $300 のクレジットが提供されます。 Spanner の無料トライアル インスタンスは $300 に追加される Google Cloud の無料トライアルで 提供されるクレジットです
無料トライアル インスタンスから有料インスタンスにアップグレードして、引き続き使用することができます 90 日間の無料試用期間を超えてインスタンスを作成し、 インスタンスの使用量上限をご覧ください。無料トライアルのインスタンスを 有料インスタンスの場合は、このページの料金に沿って課金されます。
インスタンスを別の構成に移行した場合の料金
Spanner インスタンスは移行できます。 任意のリージョンまたはマルチリージョンのインスタンス構成から またはマルチリージョンインスタンス構成で 構成する必要があります
移行元の両方のコンピューティング容量とストレージ使用量に対して課金されます。 および移行先インスタンスの構成をモニタリングできます。1 回 移動が完了すると、コンピューティング容量とストレージに対して課金されます。 宛先インスタンス構成でのみ指定できます。コンピューティング容量とデータベースに関するページをご覧ください。 ストレージ それぞれの料金のセクションをご確認ください。
次の容量に基づいて、ネットワークの使用に対して 1 回限りの費用が請求されます。 移行元インスタンスと移行先インスタンスの構成の間で移動するデータを保護します。詳しくは、 ネットワーク セクション ご覧ください移行元インスタンスと移行先インスタンスの構成が 異なるリージョンで構成されている場合、 移行先インスタンスの構成の「読み取り / 書き込み」リージョンと「読み取り専用」リージョン ソース インスタンス構成のリージョンと重複しない複数の IP アドレスが必要です。マイページ ウィットネス リージョンに移動されたデータには課金されません。
ネットワークの使用コストをわかりやすく説明するために、例としてインスタンスを移動するには 移行元インスタンス構成から移行先インスタンスへ 1,000 GB のデータ できます。「同じリージョン内のリージョン間のデータ転送」に対するネットワーク レート 1 GB あたり $0.01 です。「同一リージョン内のインバウンド」と「アウトバウンド」は 無料です。さまざまなサンプル シナリオで、合計ネットワーク費用を見てみましょう。
移行元インスタンスの構成が us-central1 で、移行先が
インスタンスの構成は us-east1 です。ネットワーク使用の費用の合計は 1, 000 GB です
× $0.01/GB × 1 = $10。（このシナリオでは、移行先インスタンスは
ソース内のどのリージョンとも重複しない 1 つのリージョンが
構成する必要があります）。
移行元インスタンスの構成が us-central1 で、移行先が
インスタンス構成は nam8 です（このリージョンには
us-west2 と us-west1）、1 回限りのネットワークの使用料金は 1,000 GB × $0.01 です
（GB あたり × 2 = $20）（このシナリオでは、移行先インスタンスの構成に
ソース インスタンスのどのリージョンとも重複しない 2 つのリージョン
configuration.)
移行元インスタンスの構成が nam7（読み取り / 書き込みを含む）の場合
us-central1 と us-east4 のリージョン）と移行先インスタンス
構成が us-central1 の場合、1 回限りのネットワーク使用料金は 1, 000 GB です *
$0.01/GB × 0 = $0（このシナリオでは、移行先インスタンスの構成は
ソース インスタンスのリージョンと重複しないリージョンがゼロである
configuration.)
移行元インスタンスの構成が nam7（読み取り / 書き込みを含む）の場合
us-central1 と us-east4 のリージョン）と移行先インスタンス
構成は eur5 です（これには europe-west2 と
europe-west1）、1 回限りのネットワークの使用料金は、1,000 GB × 1 GB あたり $0.12 × 1
+ 1,000 GB × 1 GB あたり $0.01 × 1 = $130（このシナリオでは、移行先インスタンスは
構成に、ソースのリージョンと重複しない 2 つのリージョンがあります
構成されます。「大陸間のデータ転送」のネットワーク料金（1 回あたり $0.12
GB（月間使用量が 0 ～ 1 TB）が 1 回適用され、「リージョン内のリージョン間のデータ転送」が
（1 GB あたり $0.01）が 1 回適用されます）
次のステップ
- Spanner ドキュメントを読む。
- Spanner を使ってみる。
- 料金計算ツールを試す。
- Spanner のソリューションとユースケースについて学習する。