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自主的製品アクセシビリティ テンプレート(VPAT - WCAG、米国リハビリテーション法第 508 条、欧州規格 EN 301 549)

1973 年に改正されたリハビリテーション法では、電子および情報技術を障がい者に利用可能にすることを米国連邦政府機関に義務付けています。同法の第 508 条において、連邦政府機関は、障がいを持つ従業員および一般市民に対し、情報へのアクセスを他の人と同等レベルで提供しなければならないと定めています。第 508 条は、すべての連邦政府機関による電子および情報技術の開発、調達、維持、使用に対して適用されます。さらに、多くの州でユーザー補助に関する法律が成立しており、第 508 条の要件を満たすことが多くの州と地方自治体にとっての重要課題になっています。

欧州規格 EN 301 549 は、欧州における ICT(情報通信技術)製品およびサービスの一般供給に適切とされるユーザー補助要件を定める規格です。欧州規格 EN 301 549 は、欧州委員会からの要請(Mandate 376)を受けて、2014 年に 3 つの欧州標準化団体 CEN、CENELEC、ETSI によって制定されました。

世界中のユーザーが Google のプロダクトやサービスを分け隔てなく利用できるようにすることは、Google の中核をなす価値観であり、使命です。世界には、なんらかの障がいを持った方が 10 億人以上います。Google は、使いやすく、インクルーシブでアクセスしやすいプロダクトを作る責任があります。

Google Cloud と、その主要なユーザー エクスペリエンスを提供する Cloud Console も例外ではありません。Google は、すべてのお客様にとって、よりアクセスしやすく、よりインクルーシブなサービスの開発に日々取り組んでいます。

Google Cloud の VPAT をリクエストする

自主的製品アクセシビリティ テンプレート(VPAT)は、Web Content Accessibility Guidelines(WCAG)の要件に基づき、情報通信技術がユーザー補助に関する米国リハビリテーション法第 508 条および欧州規格 EN 301 549 をどのように満たしているかを記載したドキュメントです。公的機関は購入を検討する際、VPAT を使用することでユーザー補助の技術を評価できます。

Google Cloud コマンドライン インターフェース(CLI)の VPATgcloud コマンドライン ツール)をご確認ください。これは、Google Cloud プロダクトの使用時に想定されるすべてのユースケースに対応しています。この VPAT は、WCAG 2.0(レベル A と AA)、WCAG 2.1(レベル A と AA)、米国リハビリテーション法第 508 条、欧州規格 EN 301 549、およびすべてのウェブのユーザー補助に関する法律とポリシーに準拠しています。

他の Google Cloud プロダクトの VPAT については、Cloud セールスチームにお問い合わせください

Google Cloud のユーザー補助機能の使用方法については、Cloud Accessibility ドキュメントをご覧ください。