インド準備銀行(RBI)は、インドの中央銀行であり、インドの金融部門の管理に責任を負っています。
インドの金融機関に対する Google Cloud の契約は、アウトソーシングに関する RBI ガイドラインの要件に対応しています。Google Cloud では、RBI の要件を満たすためにどのようなサポートが提供されるかをお客様が把握し、Google Cloud をアウトソーシング サービス プロバイダとして評価しやすくなるよう、Google Cloud と Google Workspace の両方に関するドキュメントを用意しました。Google Cloud は、金融機関による Google Cloud サービスの利用形態を問わず、このような要件への対応に全力で取り組んでいます。
また、RBI のガイドラインに沿って支払いデータとデジタル融資のデータ ローカリゼーションを行う際の Google Cloud の対応をまとめたホワイトペーパーも用意しました。
RBI が定めた主な法律、規制、ガイドラインについてご確認いただけます。
RBI の「情報技術サービスのアウトソーシングに関する Master Direction 2023」の詳細
Master Direction は、以下による情報技術サービスのアウトソーシングに対する RBI の要望に対処するものです。
- 銀行
- ノンバンク金融機関
- 主要な信用組合銀行
- 輸出入銀行
- 全国農業農村開発銀行
- 金融インフラと開発のための国立銀行
- National Housing Bank
- 小規模産業開発銀行クレジット情報会社など(総称して「RE」)。
Master Direction は、サービス プロバイダの評価とエンゲージメント、アウトソーシング契約、リスク管理、アウトソーシング アクティビティのモニタリングと管理、国境を越えたアウトソーシング、出口戦略、クラウド コンピューティング サービスの使用に関する具体的なガイダンスを提供します。
Google Cloud では、Google Cloud と Google Workspace の両方の Master Direction へのマッピングを作成することで、Master Direction の要件を満たすためにどのようなサポートが提供されるかをお客様が把握し、Google Cloud をアウトソーシング サービス プロバイダとして評価しやすくしています。
アウトソーシングに関する RBI のガイドラインに加えて、Google が RBI のコンプライアンスへの取り組みにどのように役立つかを紹介しています。
銀行による金融サービスのアウトソーシングにおけるリスク管理と行動規範に関するガイドラインでは、RBI が求めるアウトソーシングにおける銀行のリスク管理を示しています。RBI ガイドラインでは、アウトソーシングする金融サービスと金融サービスのオフショア アウトソーシングのためのリスク管理プラクティスについての具体的なガイダンスを提供しています。
Google Cloud では、Google Cloud と Google Workspace の両方のガイドラインへのマッピングを作成することで、RBI の銀行に対するアウトソーシング要件を満たすためにどのようなサポートが提供されるかをお客様が把握し、Google Cloud をアウトソーシング サービス プロバイダとして評価しやすくしています。
協同組合銀行による金融サービスのアウトソーシングにおけるリスク管理に関する RBI ガイドラインの詳細
協同組合銀行による金融サービスのアウトソーシングにおけるリスク管理に関するガイドラインは、RBI が求めるアウトソーシングにおける協同組合銀行のリスク管理を示しています。RBI ガイドラインでは、サービス プロバイダの能力の評価、アウトソーシング契約、機密性保持とセキュリティ、ビジネスの継続性と障害復旧計画の管理、およびアウトソーシング アクティビティのモニタリングとコントロールに関する具体的なガイダンスを提供します。
Google Cloud では、Google Cloud と Google Workspace の両方のガイドラインへのマッピングを作成することで、協同組合銀行に対する RBI のアウトソーシングの要件を満たすためにどのようなサポートが提供されるかをお客様が把握し、Google Cloud をアウトソーシング サービス プロバイダとして評価しやすくしています。