Cloud SDK のインストール

このページでは、Google Cloud SDK をダウンロードしてインストールする手順について説明します。

システム要件

Cloud SDK は、Linux、Mac OS X、Windows で動作し、Python 2.7.x を必要とします。Cloud SDK にバンドルされている一部のツールには追加の要件があります。たとえば、Java tools for Google App Engine development には Java 1.7 以降が必要です。

インストール オプション

Cloud SDK をインストールするには次の方法があります。

  • 任意のリリース(以前のリリースを含む)のバージョニングされたアーカイブをダウンロードする
  • 対話型インストーラを実行して、最新のリリースをダウンロードしてインストールする
  • apt-get(Debian と Ubuntu のみ)を使用して、最新のリリースをダウンロードしてインストールする
  • yum(Red Hat と CentOS)を使用して、最新のリリースをダウンロードしてインストールする

これらのインストール方法では、Cloud SDK のデフォルトのコンポーネントがインストールされます(コマンドライン ツール gcloudgsutilbq など)。追加コンポーネントをインストールするには、gcloud components install コマンドを使用するか、必要な deb パッケージまたは RPM パッケージをインストールします。

バージョニングされたアーカイブ

Cloud SDK では、各リリースのバージョニングされたアーカイブをダウンロードできるようになっています。各バージョニング アーカイブには、Cloud SDK の自己完結型インストールが含まれています。これを、google-cloud-sdk というディレクトリからファイル システム上の任意の場所にコピーできます。

バージョニングされたアーカイブは、Cloud SDK の特定のバージョンを非対話型の方法でインストールできるようにすることを目的としています。次のような場合に便利です。

  • 特定のバージョンの Cloud SDK が必要な場合。たとえば、

    • gcloud または他のいずれかの Cloud SDK コンポーネントを使用してスクリプトを作成する際に、Cloud SDK の更新の結果としてスクリプトが壊れないようにする必要がある場合。
    • Cloud SDK を CI(継続的インテグレーション)プロセスや本番環境システムの一部として使用しており、システムのパーツ間の互換性を確保するために依存関係を制御する必要がある場合。
    • 互いに同期している必要がある多数のマシンに Cloud SDK を自動的にデプロイする場合。
    • プロキシまたはファイアウォールの背後にあり、インターネットにアクセスするために追加の設定が必要な場合。
  • 対話型のインストールを実行したくない場合。

バージョニングされたアーカイブから Cloud SDK の最新リリースをインストールする手順は次のとおりです。

  1. 次のいずれかをダウンロードします。

    プラットフォーム パッケージ サイズ SHA256 チェックサム
    Linux 64 ビット

    (x86_64)

    google-cloud-sdk-196.0.0-linux-x86_64.tar.gz 19.0 MB 4de5cc9b9e70cf08150cc7595a89a69efffee0f1e4c55dcb60c16601bfd5f0fc
    Linux 32 ビット

    (x86)

    google-cloud-sdk-196.0.0-linux-x86.tar.gz 18.6 MB 44f7bcc65e8e906307ff4d28b90492611d92f77e7fdb33bad71d16412b7fdfb9
    Mac OS X 64 ビット

    (x86_64)

    google-cloud-sdk-196.0.0-darwin-x86_64.tar.gz 15.1 MB 985ed75c67637041182425fe6669df66693de5ad89335d900903a7b8aa22bbe1
    Mac OS X 32 ビット

    (x86)

    google-cloud-sdk-196.0.0-darwin-x86.tar.gz 15.1 MB f90ea5d3b4f70961d3763ba1a9f96361ea370c31f650e8b5f5853c4cedcf4d17
    Windows 64 ビット

    (x86_64)

    google-cloud-sdk-196.0.0-windows-x86_64.zip 96.2 MB c23a13190d379ffdb7c56252bba22f2fcc7781080787339680d359edd2c4bda0
    Windows 64 ビット

    (x86_64)、Python バンドル

    google-cloud-sdk-196.0.0-windows-x86_64-bundled-python.zip 134.5 MB dc3fab3e05535e9b16cac4895f80e05a0add858f819163580e77f777a4347d22
    Windows 32 ビット

    (x86)

    google-cloud-sdk-196.0.0-windows-x86.zip 96.3 MB ff4907947bdd9606a58923f8ddff7644e80747759138ff4843ab34bf7f5c8f4f
    Windows 32 ビット

    (x86)、Python バンドル

    google-cloud-sdk-196.0.0-windows-x86-bundled-python.zip 130.7 MB 67dc25a82a1e658c0f774e7b0e6ff14357725978ff498b8cbd0dcb69c0085921

  2. ファイル システム上の任意の場所にファイルを抽出します。

  3. (省略可)インストール スクリプトを実行して、Cloud SDK ツールをパスに追加します。また、このスクリプトを実行すると、bash シェルでコマンド補完を有効にするための指示が生成され(Linux と Mac OS のみ)、使用状況レポートが有効になります。

    • Linux または Mac OS X の場合:

      ./google-cloud-sdk/install.sh
      

      Cloud SDK コマンド ライン ツールを PATH に追加するには、プロファイルの中で /your/gcloud/filepath/path.bash.inc をソースにする必要があります。さらに、プロファイルの中で /your/gcloud/filepath/completion.bash.inc をソースとして、gcloud のシェル コマンド補完を有効にします。

    • Windows の場合:

      .\google-cloud-sdk\install.bat
      

    このスクリプトに渡すことのできるフラグの一覧を確認するには、install.sh --help または install.bat --help を実行します。

  4. gcloud init を実行して SDK を初期化します。

    ./google-cloud-sdk/bin/gcloud init
    

以前のバージョン

以前のバージョンの Cloud SDK は、Google Cloud Storage のダウンロード アーカイブにあります。https://storage.googleapis.com/cloud-sdk-release/<archive_name> から直接アクセスできます。

対話型インストーラ

Cloud SDK には、サポートされている各プラットフォーム用の対話型インストーラも用意されています。これにより、Cloud SDK の最新バージョンのダウンロード、インストール、設定を、対話モードですばやく行うことができます。インストーラを実行すると、Cloud SDK のコンポーネントがダウンロードされて、ローカル システムにインストールされます。また、Cloud SDK コンポーネントを PATH に追加する、シェルでのコマンド補完を有効にする、などの追加の設定も行われます。

Linux
  1. コマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。
    curl https://sdk.cloud.google.com | bash
  2. シェルを再起動します。
    exec -l $SHELL
  3. gcloud init を実行して gcloud 環境を初期化します。
    gcloud init
Mac OS X
  1. コマンド プロンプトで次のコマンドを入力します。
    curl https://sdk.cloud.google.com | bash
  2. シェルを再起動します。
    exec -l $SHELL
  3. gcloud init を実行して gcloud 環境を初期化します。
    gcloud init
Windows
  1. Cloud SDK のインストーラをダウンロードします。インストーラには Google Inc. による署名が付いています。

  2. インストーラを起動して、画面の指示に沿って操作します。Python 2.7.9 以降のリリース バージョンの Python 2 がシステムにインストールされていない場合は、Bundled Python をインストールするオプションがオンになっていることを確認します。現在のところ、Cloud SDK では Python 3 はサポートされていません。

  3. インストールが完了したら、次のオプションを受け入れます。

    • Start Cloud SDK Shell
    • gcloud init を実行する

  4. これにより、ターミナル ウィンドウが開いて gcloud init コマンドが実行されます。

  5. デフォルトのインストールには、gcloud コマンドを使ったアプリケーションのデプロイに必要な App Engine 拡張機能は含まれていません。これらのコンポーネントは、Cloud SDK コンポーネント マネージャを使用してインストールできます。

注: Windows Server を実行している Google Compute Engine インスタンスでは、Internet Explorer のセキュリティ強化の構成が設定されています。この構成が設定されていると、上記のインストーラを実行できません。先にセキュリティ強化の構成を無効にして、Internet Explorer を再起動してから、インストーラを実行してください。Windows Server インスタンスでセキュリティ強化の構成を無効にする方法については、Windows のヘルプとサポートを開いて「IE ESC」を検索してください。

また、.zip ファイルをダウンロードして最新バージョンをインストールすることもできます。

  1. google-cloud-sdk.zip をダウンロードしてその内容を抽出します(ダウンロードしたファイルを右クリックして [すべて展開] を選択します)。

  2. google-cloud-sdk\install.bat スクリプトを起動して、インストールの指示に沿って操作します。

  3. インストールが完了したら、コマンド プロンプト(cmd.exe)を再起動します。

  4. gcloud init を実行します。

    C:\> gcloud init

非対話型(サイレント)デプロイ

Cloud SDK のデプロイ時にプロンプトが表示されないようにするには、インストーラにフラグを渡します。これにより、Cloud SDK のインストールを自動化できます。

Linux の場合:

  • --disable-prompts - プロンプトを無効にします。

  • --install-dir=DIRECTORY - インストールのルート ディレクトリを DIRECTORY に設定します。Cloud SDK は DIRECTORY/google-cloud-sdk にインストールされます。デフォルトは $HOME です。

Windows の場合:

  • /S - サイレント インストールを実行します。インストーラのページは表示されません。インストール設定を変更するにはフラグを使用します。
  • /D - デフォルトのインストール ディレクトリを設定します。コマンドラインの最後のパラメータとして、パスにスペースが含まれていても引用符を使わずに指定する必要があります。サポートされているのは絶対パスのみです(例: /D=C:\CloudSDK)。
  • /allusers - すべてのユーザー用にインストールします。
  • /singleuser - 現在のユーザー用にインストールします(デフォルト)。
  • /noreporting - 使用状況レポートを無効にします(デフォルトでは使用状況レポートが送信されます)。
  • /nostartmenu - [スタート] メニューのショートカットを作成しません(デフォルトでは作成されます)。
  • /nodesktop - デスクトップのショートカットを作成しません(デフォルトでは作成されます)。

インストールの管理

前述のいずれかの方法で Cloud SDK をインストールした後は、gcloud components コマンド グループのコマンドを使用してインストール環境を管理できます。インストールされているコンポーネントの確認、コンポーネントの追加と削除、新しいバージョンの Cloud SDK へのアップグレードなどを行うことができます。

以下のいずれかの方法(apt-get または yum)で Cloud SDK をインストールする場合、gcloud components によるコンポーネントの更新と削除は無効になります。

apt-get(Debian と Ubuntu のみ)

Debian システムと Ubuntu システムにインストールする場合、Cloud SDK はパッケージ形式で利用できます。このパッケージに含まれているのは、gcloudgcloud alphagcloud betagsutilbq コマンドだけです。gcloud コマンドを使ったアプリケーションのデプロイに必要な App Engine 拡張機能や kubectl は含まれていません。これらのコンポーネントが必要な場合は、個別にインストールする必要があります。詳細については、このセクションの後半をご覧ください。

サポート終了になっていないすべての公式 Ubuntu のリリースや、Wheezy 以降の Debian の安定版リリースの場合、Debian パッケージまたは Ubuntu パッケージから Cloud SDK をインストールできます。

注: Google Compute Engine のインスタンスを使用している場合、Cloud SDK がデフォルトでインストールされています。次のように、Cloud SDK を手動でインストールすることもできます。

  1. 正しく配布されるように、環境変数を作成します。
    export CLOUD_SDK_REPO="cloud-sdk-$(lsb_release -c -s)"
  2. Cloud SDK の配布 URI をパッケージ ソースとして追加します。
    echo "deb http://packages.cloud.google.com/apt $CLOUD_SDK_REPO main" | sudo tee -a /etc/apt/sources.list.d/google-cloud-sdk.list
    注: apt-transport-https がインストールされている場合は、ここで http ではなく https を使用できます。
  3. Google Cloud の公開鍵をインポートします。
    curl https://packages.cloud.google.com/apt/doc/apt-key.gpg | sudo apt-key add -
    トラブルシューティングのヒント: 鍵が期限切れで最新の更新を取得できない場合は、最新の apt-get.gpg 鍵ファイルを取得してください。
  4. Cloud SDK を更新してインストールします。
    sudo apt-get update && sudo apt-get install google-cloud-sdk
    注: プロンプトやドライランなど、apt-get の追加オプションについては、apt-get のマニュアル ページをご覧ください。
  5. 必要であれば、次の追加コンポーネントをインストールします。
    • google-cloud-sdk-app-engine-python
    • google-cloud-sdk-app-engine-python-extras
    • google-cloud-sdk-app-engine-java
    • google-cloud-sdk-app-engine-go
    • google-cloud-sdk-datalab
    • google-cloud-sdk-datastore-emulator
    • google-cloud-sdk-pubsub-emulator
    • google-cloud-sdk-cbt
    • google-cloud-sdk-bigtable-emulator
    • kubectl

    たとえば、google-cloud-sdk-app-engine-java コンポーネントをインストールするには、次のコマンドを実行します。

    sudo apt-get install google-cloud-sdk-app-engine-java
  6. gcloud init を実行して開始します。
    gcloud init

yum(Red Hat と CentOS)

Red Hat Enterprise Linux 7 または CentOS 7 システムにインストールする場合、Cloud SDK はパッケージ形式で利用できます。このパッケージに含まれているのは、gcloudgcloud alphagcloud betagsutilbq コマンドだけです。kubectl や、gcloud コマンドを使ったアプリケーションのデプロイに必要な App Engine 拡張機能は含まれていません。これらは別途インストールできます。

注: Google Compute Engine のインスタンスを使用している場合、Cloud SDK がデフォルトでインストールされています。

  1. Cloud SDK レポジトリ情報で YUM を更新します。
    sudo tee -a /etc/yum.repos.d/google-cloud-sdk.repo << EOM
    [google-cloud-sdk]
    name=Google Cloud SDK
    baseurl=https://packages.cloud.google.com/yum/repos/cloud-sdk-el7-x86_64
    enabled=1
    gpgcheck=1
    repo_gpgcheck=1
    gpgkey=https://packages.cloud.google.com/yum/doc/yum-key.gpg
           https://packages.cloud.google.com/yum/doc/rpm-package-key.gpg
    EOM
    

    重要: gpgkey の 2 行目には上の例のようなインデントが必要です。

  2. Cloud SDK をインストールします。
    yum install google-cloud-sdk
    注: プロンプトやドライランなど、yum の追加オプションについては、yum のマニュアル ページをご覧ください。
  3. 必要であれば、次の追加コンポーネントをインストールします。
    • google-cloud-sdk-app-engine-python
    • google-cloud-sdk-app-engine-python-extras
    • google-cloud-sdk-app-engine-java
    • google-cloud-sdk-app-engine-go
    • google-cloud-sdk-bigtable-emulator
    • google-cloud-sdk-datalab
    • google-cloud-sdk-datastore-emulator
    • google-cloud-sdk-cbt
    • google-cloud-sdk-pubsub-emulator
    • kubectl

    たとえば、google-cloud-sdk-app-engine-java コンポーネントをインストールするには、次のコマンドを実行します。

    yum install google-cloud-sdk-app-engine-java
  4. gcloud init を実行して開始します。
    gcloud init
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