クイックスタート: Cloud SDK スタートガイド

このクイックスタートでは、Cloud SDK のインストールと初期化に加え、使用を開始するための基本的な gcloud コマンドの実行について説明します。

Cloud SDK の最新バージョン(337.0.0)をインストールする

Linux
  1. Cloud SDK には Python が必要です。サポートされているバージョンは Python 3(3.5~3.8 を推奨)と Python 2(2.7.9 以降)です。

    python --version
    Python インタープリタの選択方法と構成方法については、gcloud topic startup をご覧ください。
  2. 次のいずれかをダウンロードします。
  3. プラットフォーム パッケージ サイズ SHA256 チェックサム
    Linux 64 ビット

    (x86_64)

    google-cloud-sdk-337.0.0-linux-x86_64.tar.gz 84.6 MB 04835064bd1b015ad1f6797f2df5f7d8c47522b3d47d7c283d0b8b46c970309d
    Linux 32 ビット

    (x86)

    google-cloud-sdk-337.0.0-linux-x86.tar.gz 82.0 MB f65981cf48a9d0993454d00b455b9d36a93ef6c45ba32dc228cff0645cb62cca

  4. コマンドラインから Linux 64 ビット アーカイブ ファイルをダウンロードするには、次のコマンドを実行します。

    curl -O https://dl.google.com/dl/cloudsdk/channels/rapid/downloads/google-cloud-sdk-337.0.0-linux-x86_64.tar.gz

    32 ビット アーカイブ ファイルの場合は、次のコマンドを実行します。

    curl -O https://dl.google.com/dl/cloudsdk/channels/rapid/downloads/google-cloud-sdk-337.0.0-linux-x86.tar.gz
  5. ファイル システム上の任意の場所にファイルの内容を展開します(ホーム ディレクトリを使用することをおすすめします)。既存のインストールを置き換える場合は、既存の google-cloud-sdk ディレクトリを削除し、同じ場所にアーカイブを展開します。
  6. 省略可。インストール スクリプトを実行して、Cloud SDK ツールを PATH に追加します。また、シェルと使用統計情報の収集では、コマンドの補完を利用できます。

    次のコマンドを使用して(前の手順で展開したフォルダのルートから)スクリプトを実行します。

    ./google-cloud-sdk/install.sh
    
    これは、インタラクティブではない方法(スクリプトを使用する場合など)や、フラグとして設定を渡す方法で行うこともできます。次のコマンドを実行すると、説明が表示されます。
    ./google-cloud-sdk/install.sh --help
    
    変更が反映されるように新しいターミナル ウィンドウを開きます。
  7. gcloud init を実行して SDK を初期化します。
  8. ./google-cloud-sdk/bin/gcloud init
    
  9. 省略可。コンポーネント マネージャを使用して追加コンポーネントをインストールします。
Debian/Ubuntu

パッケージの内容

Debian システムと Ubuntu システムにインストールする場合、Cloud SDK はパッケージ形式で利用できます。このパッケージに含まれているのは、gcloudgcloud alphagcloud betagsutilbq の各コマンドのみです。kubectl や、gcloud コマンドでアプリケーションをデプロイするために必要な App Engine 拡張機能は含まれていません。これらのコンポーネントが必要な場合は、個別にインストールする必要があります。詳細については、このセクションの後の部分をご覧ください。

前提条件

Cloud SDK をインストールする前に、お使いのオペレーティング システムが次のいずれかに該当することをご確認ください。

インストール
  1. Cloud SDK の配布 URI をパッケージ ソースとして追加します。
    echo "deb [signed-by=/usr/share/keyrings/cloud.google.gpg] https://packages.cloud.google.com/apt cloud-sdk main" | sudo tee -a /etc/apt/sources.list.d/google-cloud-sdk.list
    注: apt-transport-https がインストールされていることを確認してください。
    sudo apt-get install apt-transport-https ca-certificates gnupg
  2. Google Cloud の公開鍵をインポートします。
    curl https://packages.cloud.google.com/apt/doc/apt-key.gpg | sudo apt-key --keyring /usr/share/keyrings/cloud.google.gpg add -
  3. Cloud SDK を更新してインストールします。
    sudo apt-get update && sudo apt-get install google-cloud-sdk
    プロンプトの無効化やドライランなどの、追加の apt-get オプションについては、apt-get マニュアル ページをご覧ください。

    Docker のヒント: Docker イメージ内に Cloud SDK をインストールする場合は、1 回の RUN ステップを使用します。

    RUN echo "deb [signed-by=/usr/share/keyrings/cloud.google.gpg] http://packages.cloud.google.com/apt cloud-sdk main" | tee -a /etc/apt/sources.list.d/google-cloud-sdk.list && curl https://packages.cloud.google.com/apt/doc/apt-key.gpg | apt-key --keyring /usr/share/keyrings/cloud.google.gpg  add - && apt-get update -y && apt-get install google-cloud-sdk -y
          

  4. 必要に応じて、次の追加コンポーネントをインストールします。
    • google-cloud-sdk-app-engine-python
    • google-cloud-sdk-app-engine-python-extras
    • google-cloud-sdk-app-engine-java
    • google-cloud-sdk-app-engine-go
    • google-cloud-sdk-bigtable-emulator
    • google-cloud-sdk-cbt
    • google-cloud-sdk-cloud-build-local
    • google-cloud-sdk-datalab
    • google-cloud-sdk-datastore-emulator
    • google-cloud-sdk-firestore-emulator
    • google-cloud-sdk-pubsub-emulator
    • kubectl

    たとえば、google-cloud-sdk-app-engine-java コンポーネントは次のようにインストールできます。

    sudo apt-get install google-cloud-sdk-app-engine-java
  5. gcloud init を実行して開始します。
    gcloud init

Cloud SDK のバージョンのダウングレード

特定のバージョンの Cloud SDK に戻す場合(ここでは VERSION は「123.0.0」とします)、次のコマンドを実行します。 sudo apt-get update && sudo apt-get install google-cloud-sdk=123.0.0-0 常に最新の 10 個のリリースをリポジトリで使用できます。

Red Hat/Fedora/CentOS

パッケージの内容

Red Hat Enterprise Linux 7、Red Hat Enterprise Linux 8、Fedora 33、CentOS 7、CentOS 8 の各システムにインストールする場合、Cloud SDK はパッケージ形式で利用できます。このパッケージに含まれているのは、gcloudgcloud alphagcloud betagsutilbq の各コマンドのみです。kubectl は含まれていません。また、gcloud コマンドを使用してアプリケーションをデプロイするために必要な App Engine 拡張機能も含まれていません。このセクションの後半で説明するように、これらは個別にインストールできます。

インストール
  1. Cloud SDK リポジトリ情報で DNF を更新します。
    sudo tee -a /etc/yum.repos.d/google-cloud-sdk.repo << EOM
    [google-cloud-sdk]
    name=Google Cloud SDK
    baseurl=https://packages.cloud.google.com/yum/repos/cloud-sdk-el7-x86_64
    enabled=1
    gpgcheck=1
    repo_gpgcheck=0
    gpgkey=https://packages.cloud.google.com/yum/doc/yum-key.gpg
           https://packages.cloud.google.com/yum/doc/rpm-package-key.gpg
    EOM
    
  2. Cloud SDK をインストールします。
    sudo dnf install google-cloud-sdk
  3. 必要に応じて、次の追加コンポーネントをインストールします。
    • google-cloud-sdk-app-engine-python
    • google-cloud-sdk-app-engine-python-extras
    • google-cloud-sdk-app-engine-java
    • google-cloud-sdk-app-engine-go
    • google-cloud-sdk-bigtable-emulator
    • google-cloud-sdk-cbt
    • google-cloud-sdk-cloud-build-local
    • google-cloud-sdk-datalab
    • google-cloud-sdk-datastore-emulator
    • google-cloud-sdk-firestore-emulator
    • google-cloud-sdk-pubsub-emulator
    • kubectl

    たとえば、google-cloud-sdk-app-engine-java コンポーネントは次のようにインストールできます。

    sudo dnf install google-cloud-sdk-app-engine-java
  4. gcloud init を実行して開始します。
    gcloud init

Cloud SDK のバージョンのダウングレード

特定のバージョンの Cloud SDK に戻す場合(ここでは VERSION は「123.0.0」とします)、次のコマンドを実行します。 sudo dnf downgrade google-cloud-sdk-VERSION 常に最新の 10 個のリリースをリポジトリで使用できます。

macOS
  1. Cloud SDK には Python が必要です。サポートされているバージョンは Python 3(3.5~3.8 を推奨)と Python 2(2.7.9 以降)です。最近のバージョンの macOS には、Cloud SDK に必要な Python の適切なバージョンが含まれています。

    ただし、Cloud SDK を使用して Python 3 をインストールする場合は、バンドルされた Python インストールが付属している macOS 64 ビットを選択できます。

    現在の Python バージョンを確認するには、次のコマンドを実行します。

      python -V
      
    Python インタープリタの選択方法と構成方法については、gcloud topic startup をご覧ください。
  2. 次のいずれかをダウンロードします。
  3. プラットフォーム パッケージ サイズ SHA256 チェックサム
    macOS 64 ビット

    (x86_64)

    google-cloud-sdk-337.0.0-darwin-x86_64.tar.gz 85.1 MB f9828404af0f166afbaf4d9f00e8c1fab0d3a54b5a7f7cda0e0402712508e522
    macOS 64 ビット

    (arm64)

    google-cloud-sdk-337.0.0-darwin-arm.tar.gz 85.0 MB 54bb70d2eca27ac550a431abc10e9030f2a748703cfca18f86510f9bc7849d0c
    Python がバンドルされた macOS 64 ビット

    (x86_64)

    google-cloud-sdk-337.0.0-darwin-x86_64-bundled-python.tar.gz 127.0 MB e6c0c8c7f360be118c9416e7d990d0c92c73a2894cb75219e73bd703b73812d1
    macOS 32 ビット

    (x86)

    google-cloud-sdk-337.0.0-darwin-x86.tar.gz 88.9 MB ae70b48ed51c4a025f606842213e7aaa7f40ada9d17df5578f8a7cb2383806a2

    1. アーカイブをファイル システム上の任意の場所に展開します。ホーム ディレクトリを使用することをおすすめします。macOS では、ダウンロードした .tar.gz アーカイブ ファイルを任意の場所で開くことでこれを実現できます。

      既存のインストールを置き換える場合は、既存の google-cloud-sdk ディレクトリを削除し、同じ場所にアーカイブを展開します。

    2. 省略可。インストール スクリプトを実行して、Cloud SDK ツールを PATH に追加します。また、シェルと使用統計情報の収集では、コマンドの補完を利用できます。

      次のコマンドを使用して(前の手順で展開したフォルダのルートから)スクリプトを実行します。

      ./google-cloud-sdk/install.sh
      
      これは、インタラクティブではない方法(スクリプトを使用する場合など)や、フラグとして設定を渡す方法で行うこともできます。次のコマンドを実行すると、説明が表示されます。
      ./google-cloud-sdk/install.sh --help
      
      スクリーン リーダー モードを有効にしてインストール スクリプトを実行する場合:
      ./google-cloud-sdk/install.sh --screen-reader=true
      
      変更が反映されるように新しいターミナル ウィンドウを開きます。
    3. gcloud init を実行して SDK を初期化します。
    4. ./google-cloud-sdk/bin/gcloud init
      
    5. 省略可。コンポーネント マネージャを使用して追加コンポーネントをインストールします。
Windows
  1. Cloud SDK のインストーラをダウンロードします。

    または、PowerShell ターミナルを開き、以下の PowerShell コマンドを実行します。

    (New-Object Net.WebClient).DownloadFile("https://dl.google.com/dl/cloudsdk/channels/rapid/GoogleCloudSDKInstaller.exe", "$env:Temp\GoogleCloudSDKInstaller.exe")
    
    & $env:Temp\GoogleCloudSDKInstaller.exe
          

  2. インストーラを起動して、画面の指示に沿って操作します。インストーラには Google LLC による署名が付いています。

    スクリーン リーダー モードを有効にする場合、[Turn on screen reader mode] オプションを選択すると、スクリーン リーダーの利便性が向上します。Cloud SDK のスクリーン リーダーの利用については、ユーザー補助機能のガイドをご覧ください。

    スクリーン リーダー モードを有効にするためのチェックボックスが表示された、Windows 用の Google Cloud SDK セットアップ開始時のダイアログ

  3. Cloud SDK には Python が必要です。サポートされているバージョンは Python 3(3.5~3.8 を推奨)と Python 2(2.7.9 以降)です。

    インストーラにより、必要な Python バージョンを含むすべての必須依存関係がインストールされます。Cloud SDK では現時点で Python 3 をデフォルトで使用していますが、必要に応じて既存の Python インストール環境を使用する場合は、バンドル版 Python をインストールするためのオプションをオフにすることができます

  4. インストールが完了すると、いくつかのオプションが表示されます。

    Windows インストーラのプロンプト

    次のオプションが選択されていることを確認してください。

    • Start Google Cloud SDK Shell
    • Run gcloud init

    これにより、ターミナル ウィンドウが開いて gcloud init コマンドが実行されます。

  5. デフォルトのインストールには、gcloud コマンドでアプリケーションをデプロイするために必要な App Engine 拡張機能は含まれていません。これらのコンポーネントは、Cloud SDK コンポーネント マネージャーを使用してインストールできます。
トラブルシューティングのヒント:
  • バージョン 274.0.0 のインストール後に Cloud SDK を実行できない場合は、こちらの追跡バグで最新の回避策をご覧ください。
  • find コマンドが認識されないことが原因でインストールが失敗する場合は、find が格納されているフォルダが PATH 環境変数に含まれていることを確認してください。通常、これは C:\WINDOWS\system32; です。
  • Cloud SDK をアンインストールしたばかりの場合は、Cloud SDK を再度インストールする前にシステムを再起動する必要があります。

最新の Google Cloud クライアント ライブラリをインストールする(省略可)

サポートされている言語の Cloud クライアント ライブラリをダウンロードできます。

Cloud SDK の初期化

gcloud init コマンドを使用して、一般的な SDK セットアップ タスクをいくつか実行します。この手順では、現在のユーザー アカウントの認証情報を使用して Google Cloud にアクセスできるように Cloud SDK ツールを承認し、デフォルトの構成をセットアップします。

Cloud SDK を初期化するには、次のようにします。

  1. コマンド プロンプトで次のコマンドを実行します。

    gcloud init
    

  2. Google ユーザー アカウントを使用してログインするための次のオプションを受け入れます。

    To continue, you must log in. Would you like to log in (Y/n)? Y
    
  3. ブラウザにメッセージが表示されたら Google ユーザー アカウントでログインし、[許可する] をクリックして Google Cloud リソースにアクセスする権限を付与します。

  4. コマンド プロンプトで、オーナー編集者閲覧者のいずれかの権限が付与されている Google Cloud プロジェクトのリストからプロジェクトを選択します。

    Pick cloud project to use:
     [1] [my-project-1]
     [2] [my-project-2]
     ...
     Please enter your numeric choice:
    

    プロジェクトが 1 つしかない場合は、そのプロジェクトが gcloud init によって自動的に選択されます。

    200 を超えるプロジェクトにアクセスする場合は、プロジェクト ID の入力、新規プロジェクトの作成、プロジェクトの一覧表示を求めるプロンプトが表示されます。

    This account has a lot of projects! Listing them all can take a while.
     [1] Enter a project ID
     [2] Create a new project
     [3] List projects
    Please enter your numeric choice:
    
  5. Google Compute Engine API を有効にしている場合は、gcloud init によってデフォルトの Compute Engine のゾーンを選択できます。

    Which compute zone would you like to use as project default?
     [1] [asia-east1-a]
     [2] [asia-east1-b]
     ...
     [14] Do not use default zone
     Please enter your numeric choice:
    

    gcloud init によって、設定手順が完了したことが確認されます。

    gcloud has now been configured!
    You can use [gcloud config] to change more gcloud settings.
    
    Your active configuration is: [default]
    
  6. (省略可)スクリーン リーダーの利便性を向上させるために、gcloud コマンドライン ツールには accessibility/screen_reader プロパティが付属しています。

    このプロパティを有効にするには、次を実行します。

    gcloud config set accessibility/screen_reader true
    

    gcloud コマンドライン ツールに付属のユーザー補助機能の詳細については、ユーザー補助機能の有効化ガイドをご覧ください。

主要なコマンドの実行

次の gcloud コマンドを実行して、Cloud SDK 環境に関する情報を表示します。

  1. 認証情報がローカル システムに保存されているアカウントのリストを表示するには、次のコマンドを実行します。

    gcloud auth list
    

    gcloud は、認証されたアカウントのリストを表示します。

           Credentialed Accounts
    ACTIVE             ACCOUNT
    *                  example-user-1@gmail.com
                       example-user-2@gmail.com
    
  2. 有効な Cloud SDK 構成のプロパティのリストを表示するには、次のコマンドを実行します。

    gcloud config list
    

    gcloud は、プロパティのリストを表示します。

    [core]
    account = example-user-1@gmail.com
    disable_usage_reporting = False
    project = example-project
    
  3. 現在の Cloud SDK インストールと有効な構成に関する情報を表示するには、次のコマンドを実行します。

    gcloud info
    

    gcloud は、現在の Cloud SDK 環境の概要を表示します。これには、現在のシステム、インストールされているコンポーネント、有効なユーザー アカウントと現在のプロジェクト、有効な構成のプロパティなどに関する情報が含まれます。

  4. gcloud コマンドやその他のトピックに関する情報を表示するには、コマンドラインから次のコマンドを実行します。

    gcloud help
    

    たとえば gcloud compute instances create のヘルプを表示するには、次のようにします。

    gcloud help compute instances create
    

    gcloud によって、コマンドの説明、コマンドフラグと引数のリスト、使用例などを含むヘルプトピックが表示されます。

次のステップ

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